そういう人が突然行動に移し、納得できないことに対して意見を言うということはほぼ不可能です。
なので、常に「行動しよう」というアクションを求める前に、性格に積極性というものを植え付けなければいけません。
少しずつで構わないので、「積極的に考える癖」をつけるところから始めましょう。
2.困難にも立ち向かっていくこと
誰でも目の前に困難があれば、腰が引けてしまうものです。
それは、すでにイメージがあるからですね。
これに立ち向かったらかなりきつい、というのが事前に分かっていまるならば、どんなに積極性を持っている人でも多少は怖気づくものです。
それでもぶつかっていく覚悟、それが行動力の源です。
もしかしたら相当厳しい戦いになるかもしれない、でもあの栄光を得る為にはそれも仕方ない、ならやるしかない、行動に移すということはすなわち多大な覚悟を持つという意味でもあります。
3.思い留まらないこと
そして厳しい戦いが始まり、自分はどんどん疲弊していきます。
ダイエット二週間目といったところでしょうか。
一度は思うでしょう。
「もうきついから止めようかな…」と。
それを思い留めるには固い意志が必要ですよね。
行動力とはこの三つによって形成されています。
「積極性、覚悟、意志」です。
どれか一つでも欠けてはいけません。
どんな些細なことでも行動する時にはこの三つが必須になります。
その場をしのぐだけの一過性の行動であれば、特に考えなく誰でもできますが、それを継続するとなると、話は大きく変わってきます。
考えるよりまず行動、とよく言いますがこれは考えると足が鈍りやすくなるから、あまり考えない方がいいのでは?という意味です。
考えなしに行動だけすればいい、という意味では決してありません。
行動力があることのメリットとは?
最終的には「人生が豊かになる」ということですが、具体的に考えてみましょう。
何をもって「豊か」と言えるのでしょうか?
もちろん人それぞれですよね?
行動力がない人が豊かにはなれないということではありません。
行動しなくても幸福でいる人はたくさんいます。
ただしこの人達は「行動しないこと」を前向きに捉えているからです。
決して欲を満たすことを諦めているわけではありません。
このままでいいと率直に現状を受け止めているからこそ、行動しなくても豊かでいられるのですね。
「行動しないで維持すること」が「欲を満たすイメージ」なのですね。
「行動しないこと」がもし「諦めた結果」の場合は話は別です。
こういった人達は、行動したメリットを充分前向きにイメージした方が良いでしょう。
よく言われることですが、問題はできるかできないかではありません。
やるかやらないか、です。
確かに行動に移すことはとてつもないエネルギーを必要としますが、最もエネルギーが必要なのは初めの一歩目です。
踏み出した後ももちろん多大なエネルギーは使いますが、それは後々の自分に任せましょう。
まずは一歩目です。
その一歩目は使ったエネルギー以上に大きなメリットを含んでいますよ。