セレブリティ…それはなんとも優雅な響きで
一般的に知られているのは「お金持ちで優雅な暮らしをしている人」ですよね。
芸能人や有名人などがとてもリッチな海外旅行をしているところやパーティーしている番組や写真などを見ると「セレブだなぁ」と感じますよね。
一般人にはそう日常ではないようなことをしているセレブリティな人を見ると、「羨ましい」「面白い」「妬ましい」など色んな感情が入り混じるものです。
ですが、今ではセレブリティな人の印象は「お金持ち」というものになっていますが、昔は単純に「お金をたくさん持っている人」という意味ではなかったのです。
元々は違う意味だったセレブリティが何故だか今はお金持ちのイメージですよね。
今回は、そんな謎に溢れて、一般人には程遠いセレブリティな世界の人についてをまとめました!
️セレブリティな人を知る
セレブリティな人とは一般人からしたら雲の上の人で知らないことがたくさんですよね。
テレビや雑誌などでその華麗なる経歴や武勇伝などを知っては驚かされてばかりのはずです。
知れば知るほど興味が尽きないセレブリティな人、一体どんな人なのでしょうか?
️セレブリティとは?
セレブリティな人を知るために、まずはセレブリティという言葉のルーツや元々の意味を理解するところから始めたいと思います。
なんと、昔のセレブリティは今私たちが持っている「お金持ち」というイメージとは違うものだったのです…!
ラテン語のcelebrātus
セレブリティという言葉はラテン語の「celebrātus」という言葉が語源になっています。
「celebrātus」には、日本語では「祝賀」「賛美」などの意味があります。
この「celebrātus」が9世紀から14世紀にフランスで使われていた古フランス語を介して、中世の英語に取り込まれることによって「celebrity」へと変化したものだと伝えられています。
「celebrity」には「繁華」「名声」「群衆」などの意味があり、今の日本でよく使われている「お金持ち」という意味ではなかったのです。
英語のcelebrity
前の章でもお伝えしましたが、英語の「celebrity」という言葉は、古フランス語を介して中世の英語に取り込まれた14世紀ころには既にあったと言われています。
でもこの頃は「名声」などという意味合いが強く、まだ今のように「お金持ち」「裕福な人」という意味では使われていません。
では具体的にどのようなときにセレブリティという言葉が使われていたのかということをここでは少しご紹介していこうと思いますよ。
名声
何かを成し遂げたり、誰かを救ったりして人々から評価を得ることを「名声を得る」と言いますよね。
そんな名声を得た人々のことをセレブリティと呼んでいました。
有名人
著名人や有名人、名士など、誰しもが知っているような有名人もセレブリティと呼びました。
著名人とはいい意味で名前が人々に知られている人の事をいい、人気小説家なとがセレブリティな人に挙げられます。
また、名士とは地主や地元でとても頼られるお医者様などのこといい、こちらもセレブリティの呼ばれます。
ただ、有名人はちょっと毛色が違い、いい意味で有名な人だけでなく悪い意味で有名な人のことも含みます(犯罪者など)。
著名人や名士は「人々から人気がある、尊敬される」という意味があるのですが、悪い意味での有名人もセレブリティに含まれるなんて、ちょっと違和感ですよね。
貧乏でも有名であればセレブリティ
名声を得ている人や有名人のことをセレブリティと呼び、これらの人がお金持ちであることをセレブリティの条件としていませんでした。
どれだけお金がなくて貧乏でも、名声があり有名人であれば誰だってセレブリティな人になるのです。
日本のセレブリティ
日本でセレブリティな人と言えば、世界中のイケメンや有名人に愛される叶姉妹や今やセレブママとして活躍する神田うのさん、インドネシアの元大統領婦人であるデヴィ夫人などを思い浮かべる人が多いと思います。
実際に彼女たちはその豪華な暮らしっぷりや華麗なる生い立ち、経歴などは一般人であるとは言えません。
そんな彼女たちはどんな生活をしているの、みんな興味津々です。