そのため、いざ晒しに遭った時に落ち着いて対処出来るように、今の内に以下のことを予習しておきましょう。
通報する
自分の投稿やアカウントが晒されて被害に遭った場合、自分がやっているSNSの運営に対して通報をします。
「自分がこんな風に晒しの被害に遭っている」と詳細を説明し、自分のアカウントと晒している側のアカウントなどの情報を運営に提出します。
すると運営が事実確認の調査をしてくれ、悪質だと判断された場合には、晒しを行った当人のアカウントを凍結させたり、晒されている投稿を消してくれたりします。
運営に通報するのが最もスムーズに事が運びますが、あまり通報回数が頻繁になると相手にされ難くなり、または晒されている投稿の削除や晒した側のアカウントの凍結までに時間がかかることもあります。
無視する
晒された内容がたいしたことではない場合には、無視するのが最も効果的な方法です。
とはいえ、やはり不快なものは不快ですし、どの程度拡散してしまっているのか気になりますよね。
ちょっと馬鹿にされただけの場合には、暫く沈黙を保ち、時間を置いてから通常通りの投稿をしてみて下さい。
何度も執拗に投稿内容を晒すなど、粘着質な場合には運営に通報しましょう。
消してもらうように要求する
自分の投稿内容が晒されたら、誰でも不快になります。
物怖じしない人は、晒しを行った張本人のアカウントに晒した内容を削除するように要求しましょう。
この際に、感情的にメッセージを送りつけては逆効果です。
相手は面白がって、「削除依頼キターww」などと、自分とあなたとのやり取りまでさらに載せる可能性もあります。
そのため、万一載せられてもいいように、あくまでも冷静なメッセージ内容で削除要求をしましょう。
それでもダメなら通報します。
ひどい場合は警察に
運営に何度通報しても収まらない場合には、酷ければ警察に訴える方法もあります。
やり方によっては多少費用がかかってしまうこともありますが、精神的な苦痛と比較すれば警察に直接捜査を依頼した方が良いでしょう。
大抵の人は警察にまで行く前にさっさとSNSを退会してしまいますが、それで気持ちが収まる人などそうはいませんよね。
やるなら徹底的に晒しを懲らしめたい!という人は、運営へ訴えても効果が得られない場合には、警察にも連絡してみましょう。
晒し返し
こちらの投稿に全く晒されるいわれがない場合には、堂々と被害者として晒しに対し、晒し返すという方法があります。
特に相手が自分とのメッセージのやり取りを、いいように加工して自分に都合の良い内容だけを投稿しているような場合には、元々のメッセージを載せて、堂々と「自分は晒しの被害に遭っています」と世間の目に晒しましょう。
そうすることで、周囲は余計に面白がるかもしれませんが、少なくとも晒しの内容が誤解なのだと気付く人はいます。
黙っていられないという人は、強気で晒し返す方法を試してみても良いかもしれません。
ただし、散々炎上した際の責任は、半分は自分がきちんと持つ覚悟をしておきましょう。
相手と同じ土俵に上がってしまうのですから、ある程度のリスクを背負う覚悟は必要です。
とりあえずSNSは消す
自分の投稿内容が晒された場合に、もっともよく取られる方法が、自分のSNSを消すことです。
アカウントを削除してしまえば、少なくとも晒された内容以外の投稿は誰にも見ることは出来ませんし、また上手くいけば晒されていた内容も一緒に削除出来る可能性もあります。
自分は悪くないのにアカウントの削除を余儀なくされるのは辛いでしょうが、それ以上被害を広めないためには賢明な方法と言えるでしょう。
こうなることも・・・
投稿したものが不特定多数の目にわざと晒されるのはとても嫌な気持ちになりますよね。
誰しも自分が晒されて気持ち良いと感じる人はいません。
しかし、晒しをする側の人間は晒すということに快感を覚えてしまっていることがあります。
その場合、何度も同じアカウントの投稿を執拗に晒し、またちょっと気に入らないと感じた投稿を直ぐに拡散させて晒すことが多いです。
さらに、晒し行為は基本的には悪意のある行為ですが、中にはこんな風に利用されることもあります。