自分自身のことをかわいそうだと思ったりし始めたという人は自己憐憫になっている可能性が高いです。
ネガティブな考えを常にしていたりするとその様な考えにもなってしまい、他の人と比べたりして更に自分を責めるというようなこともあるので負の連鎖が続くのです。
ですがこの性格というのも原因があるからこそなるのでそれを取り除くことができれば、ポジティブさを持って生活をすることができるようになるでしょう。
自分をあわれんで気持ちを沈めること
自分をあわれんで気持ちを沈めることも自己憐憫と言います。
自分のことを他人のように感じてしまいその環境を見て気持ちを沈めたりするというようなことです。
よく「どうせ自分は…」とネガティブな考えをして気持ちを沈めたりするような人がいますよね?自己憐憫の場合はその頻度がとても多いということになります。
どんな事があっても自分をあわれんでしまい、他人のように自分を見てしまうということにもなるので注意をするようにしましょう。
自己憐憫の原因
自己憐憫になるというのには必ず原因というものがあります。
例えば人というのはいろいろな人と接することが多く、その時の嫌な出来事や辛い出来事をずっと引きずったり、思い出したりするようなことが多いです。
例えば両親が厳しく育てたというのであれば、両親の愛情というものがあまり解らなくなり、反抗期になったり、落ち込んだりしまいがちになったりするという人もいるでしょう。
また人にだまされた経験もあるという人は特にダメージがでかいと思います。
こちからして見る相手を信用していたのにも関わらず相手が嘘を言った、だましていたとなればとても落ち込みますよね?必ず自己憐憫になる際にはこの様な原因というものがあるのです。
ではどの様な形の原因があるのか、もっと詳しく見てみたいと思います。
1.両親が厳しく育てた
両親が厳しく育てたというパターンもあります。
例えば日頃の生活の態度やマナー、しきたりというものは一般的な常識でありますが、それを過度に受けていたという子供もたくさんいると思うのです。
例えばどんな事があっても泣かないということや、直ぐに何か失敗することがあったら酷く怒られたりとしたりした人もいるのではないでしょうか?その様な環境の中にいると自分を責めてしまうというのも解りますよね?
いざ自分自身がその様になってしまった時に誰にも助けることができず、ただ自分を責めてはかわいそうと思い込んでしまうのも無理はありません。
親がどの様な人だったのかにより、厳しく育ててたくましい子になるのではなく、その逆になってしまうという可能性もあるのです。
その頻度が多かったり厳しすぎるということになると今度は虐待ということになり、事件にもなりえます。
両親の影響というのは子供は最も受けやすいので、仮に厳しく育てたということであれば、その時のことを引きずって自己憐憫になっている可能性が高いということになるでしょう。
2.褒められた経験があまりない
褒められた経験というものがあまりないという人も実は自己憐憫になりやすいです。
例えば学校の先生や、親から褒められることが少なく、当たり前というようなことをしていると思われ何も言われないという人もいますよね?
テストで100点を取ったりしたとなった時に褒められるのが普通ですが、当たり前と思われたら少しガッカリしますよね?
折角頑張ったのにどうして褒めてもらえないのだろう、自分だけがこんなにも苦労をしているのにどうして誰も何も見てくれないのだろうというような褒められた経験があまりないという人も自己憐憫になる可能性が高いのです。
この時に一番に考えることは自分だけではないということを考えるのが一番です。
例えば褒められた経験が少ないとなっても他の人は褒められているという考えではなく、他の人も自分と同じなのではないかと考えることが大切になります。
今の現代社会でも、人を褒める上司というのは少ないですよね?
なのでその時は自分以外もこの様な態度をしているのだと割り切ることも大切になります。
3.人にだまされた経験がある
人にだまされた経験があるという人も自己憐憫になりやすい傾向があります。
これは相手のことを凄く信用していて接したりしていたのにだまされて違うことをされたというような経験があると自己憐憫になりやすい可能性があるのです。
過去の出来事というのは特に嫌な思いではずっと残っていたりしますよね?
人にだまされた経験があるというのは、信頼におけることであり、その人のことをもう二度と信用できなくなるくらいのことになるのではないかと思います。
それがキッカケで友人を失ったりするという人もいるのではないでしょうか?その時に自分のことをかわいそうな子だと思ってしまう人もいます。
自分のことを他人のように思っていては自己憐憫になっていく一方です。
仮にだまされたりしたとしても自分のことを他人のように思わないことが大切です。