なので、つながりがない文章は全体を見たとしても物事のつながりが分かりにくい分、物事の全体像が把握しにくくなります。
それは文章においても全く同じであると考えることが出来ます。
なので、必ず相手に何かを伝える際には文章のつながりを意識した上で説明をするようにしないと相手は話の内容がわかりにくくなってしまいやすくなります。
そして、一貫した意見を主張しないのもまた同様です。
話度に自分の意見が変わるような話をされたところで、脈絡がなく、どの話を信じて良いのかわからなくなります。
なので、物事のつながりという意味を持った「脈絡」を話をする際には意識しなければいけないのです。
血管や脈のこと
脈絡という言葉の意味として「①血管」という意味が存在しています。
これは文章の話をする際にはあまり関係ない意味合いになってしまいますが、単純に私たちの体に流れている血管を指し示している言葉だと判断することが出来ます。
例えば手のひらを自分に向けた時に手の付け根には脈がありますよね。
小学生の時にこの脈を図る授業などがあったと思います。
運動をすれば、心臓の鼓動が早くなり、血液の流れるスピードが速くなるため、この手の付け根にある脈の鼓動がどんどん速くなることを確かめたと思います。
このような血管や脈のことを「脈絡」という言葉で表現することが出来るのです。
脈絡のない話をする人の9個の原因とは?
人は誰しもが相手に対して話をする時に伝わりやすい言葉で話をするように心がけていると思います。
相手に対して伝わりにくい言葉を使って話をしているとすれば、単純に自分にとって都合が悪い話なのか、それとも相手に対して意地悪をしたいかのどちらかである場合が多いです。
なので、一般的な場合を考えると相手に対してわざわざ伝わらないように話をするわけがありませんよね。
これを踏まえて考えてみると、相手に対して伝わりにくい言葉で話をしてしまう人は脈絡を意識していないで話をしている可能性がとても高いです。
人によって知識が違ったりスキルが違ったりするので、トーク力に関しても差があるのはしょうがないことです。
しかし、一般的な知識がなかったり、スキルがなくても話をするくらいであれば本来問題無いのです。
学歴が低い方でもきちんと話をすることが出来ていますし、人によっては優秀な学歴を持った人間よりも話し方が上手な人間は腐るほど存在しています。
なので話をする時には知識やスキルなどは大きく関係するものではないのです。
ではなぜ、話をするのが下手なのかと考えると先ほどお伝えしたように、話の脈絡を考えていないからです。
これが出来ていない人は話を上手に伝えたり、まとめたりすることが出来ません。
だからこそ脈絡があるような話し方をする工夫が求められますが、それには脈絡がなくなってしまう原因を知る必要性があります。
だからこそ、ここからは脈絡のない話をしてしまう人の原因を詳しくご紹介していきます。
脈絡のない話をついしてしまいがちな人間はこれからご紹介する原因を自分自身の特徴と照らし合わせて考えてみてください。
そして、そこから脈絡がある話を行う事が出来るようになるためのヒントとして利用してください。
1.マイペースすぎる
脈絡のない話をする人の原因を考えた時に、マイペースすぎるということがひとつの理由に該当します。
なぜマイペースな人間は脈絡のない話をしがちなのかと考えた時に、マイペース過ぎる人間は様々なことに関して自分のペースを持っています。
それは何かの作業を行ったりする時も同じですし、会話を行うときも同じです。
一般的にマイペースはテンポが速いよりも、遅い人に対して使われる言葉です。
なので、会話が一般的な人間よりも遅いという事になります。
相手と会話をする時に大切なのはテンポです。
相手とテンポよく会話をすることによって相手と波長が合うようになり、相手と波長が合えば合うほど気があるようになり、違和感を感じなくなり、信頼感も増していきます。
しかし相手と会話をする上でテンポよく会話をすることが出来なければ、相手は自分と波長が合わない人間だと認識するようになり、最終的に信頼感もそこまで必要以上に感じなくなってしまいやすいです。
そして会話を続けていくためにはテンポよく相手とたくさんの会話を広げていく必要性があります。
しかし、相手がマイペースな返答を行えば会話が広がっていくチャンスも失われてしまいます。
会話が遅くなれば遅くなるほど内容も相手に伝わりにくくなってしまい、人によっては脈絡のないような話をする人間だと印象づけられてしまいます。