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芸術家な人の8個の特徴(続き4)

芸術家たるものはやっぱりエキセントリックな部分を持って欲しいというか、普通であって欲しくないのです。

ひとたび演技に入れば豹変してしまうような集中力とエキセントリックな部分を持ち合わせている人、岡田准一さんなんかは、役に相当のめり込んでしまうそうなので、その内俳優を超えて芸術家的な俳優になってしまうんだろうなと思ってしまいます。

俳優と芸術家の狭間にいる人といえば、森山未來さんなんかが頭に思い浮かびます。

彼のダンスといえば、素晴らしく芸術的で、ファッションショーなんかに参加しては度々そのダンスを披露されていると言います。

踊っている時の森山未來さんはまさに鬼気迫るものがあって、声を掛けにくい人と言えるのかもしれません。

5.独特な言動をする

芸術家は普段独特な行動をとってしまう人がほとんどだと言われています。

例えばどんな行動に出るのかというと、ある人は自分がオーダーした食べ物を「ひと口頂戴?」と言われても絶対に自分以外の人にあげることができないと言うんです。

自分の目の前に運ばれて来た1人前の料理は全て自分が食べるべきもの、だから他人に一口でもあげてしまうと調子が狂ってしまうので、食べ終わった時に満足感がないというか、すっきりしない気持ちになってしまうそうなんです。

私はたった一口くらいあげたってどうってことないのに・・・一緒にワイワイしながら食べる方が楽しいのになんて思ってしまいます。

でも、ダメな人からすれば、その一口が多いに影響してしまうのだとか・・・。

その相手が例え彼氏や彼女、旦那や奥さんだったとしてもダメなんだそうです。

実は私の親戚にもこのタイプの人間が1人いますが、実の娘であっても、一口もあげることができないというのです。

私の母は一度に色んな種類のものを食べるのが好きなので、私のプレートのものを食べたり、妹のプレートのものを食べたりして、時にはお皿ごと、テーブルの上で交換っこが始まったりしてしまいます。

従妹はそれを見ていつも「いいなぁ」と愚痴をこぼしているのです。

誰にも一口もあげることができない叔母は、さらなる衝撃的な行動に出たことがありました。

それはポテトチップスを食べていた時のことだったのです。

従妹が「頂戴!」というと叔母は「無理」と答えたのです。

その場にいた母と妹と私は茫然、「まさかポテトチップスまであげることができないの?」と聞くと、平然と「そうだよ」と答えていたのです。

これを見ていた母は「昔貧乏だったからこうなっちゃったんだろうか・・・」と首を傾げていましたが、多分そのせいではないような気がするんです。

きっと彼女の中で何かがあった・・・だから一口もあげることができないのです。

私の叔母はもしかしたら、何かの心の病があるのかもしれません。

過去に無理し過ぎたことがあったのか、それとも心がおかしくなる程追い詰められたことがあったのか・・・だからこうな風になってしまったんだと思うのです。

行動は一緒でも、それを誘発する原因は芸術家とはまた別の理由があるように思えてなりません。

芸術家は元々生まれ持った要素で、独特な言動をするのに対し、叔母はきっと後天的な要素でそうなってしまったんです。

芸術家は作品の制作に没頭し始めると、つい時間を忘れて、寝るのも、食べるのも忘れてしまう人がいるんだそうです。

寝るのも、食べるのも忘れて没頭することがある、それって考えようには「これ程幸福なことはない」といえるのかもしれません。

だって寝るのも、食べるのも忘れる程、やりたいことがあるのですから、その人にとって作品を制作する>食べることよりも幸せなことと感じているということになりますよね。

でも、芸術家たちは口を揃えたように、「作品を制作する時は決して楽に楽しんでいるばかりではない」と言います。

「苦しんで苦しんで作品を制作する、だからいいものができる」のだそうです。

これにはやや叔母と共通するようなところがあるように思えます。

苦しくても、何かを守る為に生きる・・・だから時に独特な言動をする・・・こういう性質を持った人は、手放したくない才能とか、幸せな家族がいるとか、失いたくない幸せがあるからこそ、独特な言動をしてしまうのかもしれません。

6.物事へのこだわりが人一倍ある

芸術家の中には大雑把なタイプもいるようですが、人によっては物事へのこだわりが人一倍ある人も多いそうです。

過去に草間彌生さんが、テレビの企画で誰かとコラボして欲しいと頼まれた時、その相手に選んだのが嵐の大野智さんだったことがありました。

草間彌生さんが彼を選んだ理由は「芸術的な才能があるから」だそうです。

草間彌生さんとコラボしたい人はたくさんいます。

でも彼女から選ばれたのはたった1人大野智さんだけだったのです。

嵐の大野智さんはこの申し出を照れ臭そうに、そして嬉しそうに引き受けていました。

誰とでも作品を作りたいわけではない、できた作品全てを「これが自分の作品だ」と認めることをしない、芸術家には物事へのこだわりが人一倍あるのです。