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早急とはどういう意味?どれくらい早...(続き4)

仕事なんて、こっちだけが助けるばかりなら「もういつものことかよ。もうやだよ。」とそっぽを向かれてしまいますが、やってくれた分、後でその分を返してくれる人には、多くの人が悪いことはしないものなのです。

早急にとお願いしたことは、上司も把握している、そう理解すると彼の対応は早くなるはずです。

4.もし間に合わなかった場合の対処法を考える

「早急な対応」が必要になった場合、できる人なら、遅れが発生しそうな時点で、もし間に合わなかった場合の対処法を考えているはずです。

案件に問題が起きることも、ある程度遅れることも、何度もやっていれば慣れて来るので、「これくらいの遅れは大丈夫」とか「これ以上遅れたらまずい」という風に感覚で判断できるようになって来ます。

できる人なら、案件が少し遅れ始めていることにいち早く気が付いて、途中でなんとか巻き返して遅れを取り戻そうとチャンスを狙うはずです。

でも「あ~今回はだめだなコレ」と判断する時は、もし間に合わなかった場合の対処法を考えてあるはずです。

もしそのことを考えずに、遅れてしまったとしたら、さぁ大変です。

どうやって遅れていて、期日に間に合わない案件を終わらせようというのですか。

まずは上司に状況を報告しなければなりませんが、そこで怒られることはまず間違いありません。

遅れたことで、どういう影響が誰に対して発生するのか、そしてその連絡を受けた人たちがどれくらいの影響を受けるのか・・・考えなければなりません。

でも結局何をしても遅れてしまうような状況にあるならば、もう腹をくくるしかありません。

そしてメールを1通送らなければならないのです。

「大変申し訳ございませんが、本件は遅れが生じることが確実な状況となっております。つきましては、各チームにおいてどのような影響があるのかをお知らせください。」と。

まぁこんなメールを送れば、各部署から爆笑されてしまうのがおちみたいなもので、廊下などですれ違う度に「大変ですな~(笑)」なんて声を掛けられてしまうのです。

こういう時になんとか心の助けとなってくれるのが、社内の人脈になります。

普段から色んな人と人脈を作っておくこと、どうしようもない時にどれだけ助けてもらえるかどうかは、本当に大切なことなのです。

5.ひとりで出来なさそうならヘルプを要請する

「早急に」と指示された時、1番危ないのが「たった一人でどうにかすること」しか頭にない人のタイプです。

上司から「◯◯さん、あの件、まだ手、つけてないの?早急にやっておいてね。」と言われてしまっただけなのに、ネガティブなことを言われ慣れていない性格から、「早急に」を「大事」と捉えてしまって、

「期日までに終わらせないと私はクビになるかもしれない」とか「このことが誰かにばれてしまえば、自分は仕事ができない人間だと思われてしまう」なんて風に考え始めてしまうのです。

でも、ちょっと待って下さい。

そんな風に考える新人なんて、ほとんどの人が「あの子はまだ無理」とか「頑張ってるんだから誰かが見ててあげなきゃダメな時期」なんて思っているはずです。

「もう社会人だしお金をもらって仕事をしているんだから自分一人でなんとかしなくちゃ」なんて思っているのは本人だけかもしれないのです。

そういう子が焦り始めてしまうと、たいていのケースで失敗してしまいます。

それもそのはず、だってそういう子はまだ「成功する方法」・・・つまり「成功例」を経験したことがないので、大体の仕事の流れ、どこまでやればいいのかなどの感覚さえも良く理解できていないのです。

ここでフォローしなければならないのがチームの先輩、つまり「早急に」という言葉を使用した人間です。

口で「早急に」というのは簡単です。

部下を怒るだけの仕事なら簡単なもんですよね。

もし自分にはいい上司やチームリーダーがいないと思っているのであれば、是非「ひとりで出来なさそうならヘルプを要請する」ということを思い出して下さい。

これは早ければ早い程いいはずです。

あまりに早く要請を求めてしまうと、「できるところが自分でやらないと」と言われてしまうかもしれませんが、そう言われたとすれば、「そうですか、ではもう少し一人でやってみます」と言っておけばいいのです。

あまり完璧にやろうとし過ぎずに、自分からかまをかけながら、そして様子をみながら状況を探りながら仕事を進めていくのも大切なのかもしれません。

早急に物事を行うメリットとデメリット

「早急に」と言われて、その言葉を鵜呑みにあとは何も考えずに頑張ってしまう人がいますが、実はこの行動にはメリットとデメリットがあるんです。

メリットは、「いざという時に助かる」「あいつがいれば大変になった時でもどうにかなる」と重宝されることですが、デメリットは「早急」な案件があると、いつもその人のところにお願いされてしまうということです。

日本地図を作り上げた井伊直弼のように、会社から重宝されることで、のし上がっていく行く場合もあります。

色んな案件を知っていることで、自分以外の人間には対応できないことができてくれば、会社をクビになることもなくなりますし、会社の中である程度のアドバンテージを持って毎日過ごせることほど、ストレスフリーで、居心地の良い場所はありません。

でも、難しい案件は本当にストレスが溜まることが多いですし、失敗する確率も上がるはずです。

業種や仕事の種類によっても状況にかなり違いがあると思いますので、引き受けて安泰しそうであれば引き受ける、その逆で使われるだけ使われてあとはサヨウナラ・・・くらいにした扱われていないのであれば、