自分の属する異界には一切関与させない、というところが重要です。
鬼嫁には自分だけにしかわからない、安定した場所に身を置いているのです。
これこそ正しく鬼の住処、異界に他なりません。
旦那さんがビクビクするような怖い嫁
中国では、抗日ドラマに出てくる日本の軍人のことを「日本鬼子」と呼びます。
死霊というより日本の鬼に近い感覚です。
今でも悪い日本人という場合、メディアでも口語でも、普通に使われています。
そんな日本鬼子よりはるかにすまじいのが、中国人鬼嫁たちです。
参考までに、少し紹介させて下さい。
筆者の中国人妻は、四人兄弟の上から二番目、姉1人と弟2人がいます。
その中から、最も鬼嫁にふさわしい、姉一家の事情をお話ししましょう。
姉の一家は、完全に鬼嫁の支配に服しています。
稼ぎは夫妻ともほとんど同じです。
そして衆目の一致するところ、姉の方が頭脳明晰で、いわゆる優秀なのです。
その姉は、ほとんどやりたい放題をやっているように見えます。
あるとき夫が酔っぱらって帰ってきて、買ったばかりのテレビを壊してしまったそうです。
頭に血が上った姉は、一カ月以上、夫と口をききませんでした。
その間一族の食事会に現れた彼らは、普通に振舞おうとしていましたが、ギクシャクしているのは、一目瞭然でした。
母親や兄弟たちにたしなめられてもがんとして受け付けません。
夫はこの間、生きた心地がしなかったでしょう。
それ以前にも、一族の前で、ボロボロになるまでやりこめられる姿を何度も見ています。
筆者なら100%、逃げ出しています。
自分の奥さんが鬼嫁という現実
理屈をすべて否定されてしまうと、男性には戦う手段が尽きてしまいます。
それが女性側の作戦なのかもしれません。
その土俵では戦わない、と。
それ以降は、迫力で圧倒されて口を挟むことすらできなくなります。
こうなるともう力関係は永久に変わらなくなってしまいます。
最低限、ちゃんとしたかみ合う話ができる関係を作り、それを保持するように努力しましょう。
できれば結婚前に知りたかった…
結婚前の女性は、猫をかぶっているのが当たり前なのです。
あまり恋愛経験のない男性は、あっさりだまされてしまうことが多々あります。
よく注意しておきましょう。
筆者は36歳の女性が自身の年齢を巧みに隠し通し、首尾よく30歳の男性を手に入れる姿を見ています。
当時、これは騙し討ちによる人さらいではないのか、と思ったものです。
もちろん当人たちが幸せなら、何も文句を言う筋ではありません。
しかし一応は何事もしっかりチェックしておくべきでしょう。
これから結婚を迎える人は鬼嫁化に注意
結婚を考えている男性は、先輩既婚者の話をできるだけ取材することが大切です。
与太話や愚痴を排し、真剣に内容を吟味してください。