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役職名によくある17個の名前(続き5)

副社長

社長と同様に有名な役職の一つとして知られているのが副社長という役職です。

社長という役職がかなり知名度が存在しているので、その次に偉い人間として副社長という言葉がよく使われており、若い年齢層からしてみればそのグループのナンバー2の実力を持っていると考えられたりする場合が多いです。

副社長のポジションに関しては、同じような役職として専務取締役、常務取締役、役員、取締役などが存在している場合が多いです。

社長と違って大きく違うのは会社の代表権を持っていないという点です。

しかしながら、代表権は持っていないにしても企業を運営するための責任者権限については持っています。

なので、相当大きな影響力を持っている人間であると考えることが出来ます。

しかしながら、副社長に関しては社長と同様に会社の定款により設置することができると会社法で認められているものにすぎないので、取締役会で選ばれるような取締役としてのランクの意味合いなども含まれています。

つまり、法律で義務付けられているわけではないという事を理解しておいてください。

そして、あまり知られていないのですが、必ずしも代表権を持つことができるのは社長だけではありません。

場合によっては会長が持ったりする場合もありますし、副社長が持ったりする場合もあるのです。

そうなった時には、代表取締役会長、代表取締役副社長という肩書に変更になったりする場合もありますので、相手の役職に関しては良く観察しておくようにしてください。

執行役員

一般的な企業の役職の中には執行役員という役職も存在しています。

執行役員という役職に関しては、その名前の通り会社の業務執行を担当している役員に与えられる役職として知られています。

なので、一般的には取締役の下に位置する場合がかなり多いので、取締役の指示に従って動くような場合が多いです。

ちなみに勘違いされる場合が多いのですが、執行役員の場合は語尾に役員という言葉がつくので役員として考えられがちなのですが、先ほどご説明したように、役員待遇の幹部従業員に対して命令される立場に存在していますので、そもそも役員よりも下の立場に位置しているため、役員ではありません。

なので執行役員を役員と思わないようにしてください。

なので、考え方としては、役員ではないにしても、一般社員の中でも相当高い地位に存在している現場の長のような印象を持っていただければわかりやすいはずです。

実際に現場に指示をしているという事もあり、現場の事をよく理解している人間でもありますので、その名前の通り執行役員という役職は伊達ではありません。

場合によっては取締役の兼任したりする場合まったりしますので、その場合は一般的な執行役員とは格が違うという認識を持つようにしてください。

部長

役員のクラスではないにしても、相当な役職として認められている言葉として部長という役職が存在しています。

部長役職に関しては、様々な呼び方が存在しており、近い役職としては本部長、副部長、ゼネラルマネージャー、支店長、工場長、シニアマネージャーなどが存在しています。

いずれにしてもその企業の中の課やグループなどの組織を束ねて管理しているポジションとして知られています。

分かりやすく例えて言えば、どんな会社にも営業部などの部署が存在すると思いますが、それぞれの部署を束ねているトップの人間と言えば分かりやすいと思います。

その部署の一番偉い人間ですから、やはり相当な実力が認められていないとなることはできない立場です。

ちなみに、国家機関において考えてみると、ノンキャリアの職員がたどり着くことができる一番最高位の役職としても知られています。

一般企業においてはこの限りではありませんが、一般企業においてもそれなりの立場である事に変わりはありませんので、相当実力を持っている人間と考えるようにしてください。

課長

一般的な役職として知られているもののうち、課長という言葉も存在しています。

課長はよく役職において使われる言葉として有名で、組織の中堅的な立場として認められている役職です。

課長と似ている役職としては、室長、課長代理、マネージャー、課長補佐などが該当する場合が多いです。

課長に関しては部長、次長に次ぐ実力を持っている人間としても認められていますので、実力が当然存在している人間でなければなれませんが、場合によっては年功序列などで昇進してしまったりするような場合もあります。

しかし、小さい企業ならまだしも、大企業で課長職となるとそれだけで相当な立場として認められる場合もありますので、会社規模によってその社会的立場も大きく変わると考えられます。

係長

役職の中でも比較的低い役職に該当するのは係長です。

係長に関しては、班長、リーダーなどとも呼ばれたりする場合がある役職であり、最小単位の係を管理したりする人間の事を意味している役職でもあります。

つまり、最もその部署で小さいグループの管理者と考えてみればわかりやすいと思います。

しかし、それでも大企業であればそれなりの立場でもありますので、やはり課長と同様にその企業の規模によってまったく印象はが変化する役職だと認識した方がわかりやすいはずです。