2018年から史上、稀にみる好景気に沸いています。
アベノミクスの影響か、世間は戦後最大級の景気に我が世の春を謳歌しているかの如くのあり様です。
この好景気の恩恵に授かっているのが、かつて就職氷河期と呼ばれていた「就活生」たちです。
ほんの数年前まで就活は極度に難しいものでした。
皆、どれほど内定を取るのに苦労したことか。
それが今では企業側が頭を下げて我が社に来てください、という状況に一変しました。
しかし、入る前と後で「こんなはずじゃなかった!」と思うのは今も昔も変わりません。
いくら職場環境を改善してもそれになじめない新人は後を絶たないのです。
新人側の問題なのか、それとも会社側の根本的な問題が解消されないからか。
とにかく入社して半年もたたないうちに辞めてしまう新人が後を絶ちません。
それでは今回は、人事の採用官にとっては耳の痛くなる話しを紹介して参りましょう。
何故、新人がすぐに辞めてしまうのか。
始めましょう。
新人がすぐに辞めてしまう職場って?
今も昔も、新人がすぐに辞めてしまう職場。
必ずや存在します。
時代は一昔前とは大きく様変わりしました。
もはや昭和の頃の常識は平成生まれ、平成育ちの人には全く理解されない風物詩と化しています。
なのに、相変わらず旧態依然とした会社はゴロゴロしています。
では果たして新人がすぐに辞めてしまう職場って、いったいどのような職場なのでしょうか?
新人がすぐに辞めるには原因が必ずある
新人がすぐに辞めてしまうからには、必ずや何らかの理由・原因があるはずです。
それを探っていくことにしたいと思います。
果たして新人から毛嫌いされるのはかつての昭和の頃のブラック甚だしい会社だけが原因なのでしょうか?
それとも現在の人々の視点が大きく変わったからでしょうか?
これらの点についてじっくりみていく必要がありそうですね。
新人がすぐに辞めてしまう11個の特徴
それでは新人がすぐに辞めてしまう特徴についてみていきたいと思います。
全部で11個のご紹介となります。
1.新人の相手をする人がいない
新人がすぐに辞めてしまう特徴の最初の1つ目は「新人の相手をする人がいない」です。
これは会社側の問題点といえるでしょう。
求人広告は派手に大きな事を大々的にアピールしておいて、いざ会社に入ってみたら面接官が言っていた事と全く異なっていた、という典型的なパターンです。
新人というものは即戦力ではありません。
それならば新卒を採用するのではなく転職者にターゲットを絞って採用するべきなのです。
それならばその新人に労する時間も費用も大きく削減する事が出来るでしょう。
新人を教育するのは片手間では出来ない事です。
なのに新人の相手をする人間を用意できないというのは会社側の決定的な「悪意」とも思われかねない落ち度といえるでしょう。