それが理解できないために、信用を取り返すことも難しくなってしまいます。
行き当たりばったりさんは人生を甘く見ているところがありますし、自分自身に甘いという面もあるのです。
想像力がない
そもそも想像力がないので、トラブルが起きるかもしれないなどの危険予測ができません。
この行動を起こすことによってどんなことが起きるか、ということを考えないので、それが原因になって悪い事態を呼び込んでしまったり、リスクがあるかもしれない行動であると考えたりということができません。
だからこそリスク回避も苦手です。
予定をダブルブッキングさせてしまう失敗も、実は「そんなことをしたらどうなるか」という想像力が無いからやってしまうというケースもあります。
自分が同時に予定をこなすことができない、そうなったら相手に迷惑がかかる、といった想像ができないのです。
自分ひとりで生活している範囲の中でならそこまで問題にはなりませんが、家庭や職場でやってしまうと大問題に発展することもあります。
行き当たりばったりどころか、「仕事ができない人」「何度言っても話を聞いてない人」「使えない」のような評価を受けてしまうこともあるでしょう。
️行き当たりばったりでも周りが安心できる人の特徴
では逆に、行き当たりばったりでも周りの人がイライラすることなく、むしろ安心できるような雰囲気が作れる人というのは、一体どのような特徴があるのでしょうか。
どっしり構えている
楽天家で深くおちこんだりすることがない行き当たりばったりさん。
何か起きても「きっとなんとかなる」と考えているので、たとえば大切な試合の前、大きな発表会の前などでも、あたふたしたり緊張してしまったりということがあまりありません。
どっしり構えているので、自然と周りにいる人もそれにつられてしまいます。
「なんとかなるかも」と引っ張られて、無駄に緊張せず、リラックスして力を抜いて事に臨むことができます。
融通がきく
事前にきちきちと計画を立てているタイプではないので、突然予定変更が起きても行き当たりばったりさんは別に気にしません。
しっかり予定を立てる段取り派の人は、予定通りに事が進まないといらいらしがち。
たとえば数人での旅行で「やっぱりわたし、今日はこっちの美術館に行きたい」と変更を申し出ると、「それじゃ予定が狂ってしまうじゃないの」と不機嫌になってしまうかもしれません。
それに引き換え、行き当たりばったりさんは「そうなんだ。
じゃあ美術館にする?」だったり、「なら美術館行っておいでよ。
わたしは予定どおり映画見に行ってくるから、終わったら夕方にここのカフェで待ち合わせよう」と提案してきたりするでしょう。
段取り派さんは融通がきかないという局面でも、行き当たりばったりさんは融通がきくので言いやすい、ということはありますよね。
基本的な能力がある
いつでも前向きで、自分から思い切って動く。
行動力があります。
失敗しても落ち込まず、すぐ次に進みます。
この行き当たりばったりさんの性格は、良い方に転べばこれほど頼りがいがあることはありません。
行き当たりばったりだからこそ、勢いで動きます。
身長になりすぎて初動のチャンスを逃すという人も多い中、怖がったり悩みすぎたりしないですぐに動くことができてしまうのです。
人の気持ちを考えている
なにごとにも前向きな行き当たりばったりさん。
ネガティブな空気になるとなにも良い方に進まないということがわかっているので、あえて自分からポジティブな空気を出したり発言をしたりして、みんなを落ち込ませないようにします。
仲間内のムードメーカーになることもあるかもしれません。
人の気持ちを考えて、みんなを楽しませて明るく良い雰囲気で事に臨もうとします。
ポジティブ
無駄な心配事にとらわれたり、変に緊張したりということがありません。
ポジティブなので、リラックスした前向きな状態でいられます。