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最期を迎える時に後悔する10個のこ...(続き4)

ここからは、後悔ではなく、「やってよかった」と最期のときに思えるようなことについてご紹介していきます。

「何をすれば最期のときに後悔しないか」が分からないという人は、ぜひ以下を参考にしてみて下さい。

終活

人が最も最期のときに後悔しやすいのは、「自分の人生の終わりをまったく想定していなかった状態での最期を迎えるとき」です。

要するに、全く人生の最期を予期せずに、何の準備もしていなかった状態で不慮の死を迎えるとき、人は大きな後悔をしやすいのです。

もちろんだからといって、毎日「もしかしたら自分が死ぬかもしれない」などと物騒なことを考えながら生活を送るのは精神的に疲れてしまいますよね。

しかし、現実に死というものはいつ訪れるのかも分からないものです。

ですから、毎日自分の最期について考えていなくても、「万一自分に何かあったら」という時のことを想定して、予め終活を行っておく必要はあるかもしれません。

終活と聞くと高齢者を想像する人が大半ですが、若い人でも突然の不幸は訪れるものです。

ですから、年齢に関係なく終活は行っておいた方がいいでしょう。

人生の終わりのための活動

終活とは、人生の終わりのための活動のことです。

死という言葉を聞くとネガティブな想像をしてしまいがちですが、死そのものは誰にでも訪れる当たり前のことであり、生命の必然です。

そのため、人生の最期を後悔で終えることなく、前向きに周りの人たちにも見送ってもらえるためにも、終活はしておくべきことなのです。

しかし終活といっても、どのようなことを行っておけばいいのでしょうか?終活を行う上で必要なことを以下にご紹介します。

物の整理

亡くなった後で故人のものを整理することを遺品整理といいますが、終活の場合には予め身の回りのものを自分自身で整理しておきましょう。

不要なものは処分しておき、今必要なものは自分が亡くなった後でどう処分するかをメモに残しておくと、いざ最期を迎えた後で家族が整理しやすくなります。

例えば思い入れがあり、葬儀の際には一緒に棺に入れて欲しいものがあればそれをメモに残し、また形見分けにしたいものや、リサイクルショップで処分してもいいものなども整理しておくと安心です。

また、他人に見られたくないもの(例えば日記やパソコン・スマホ内のデータなど)はどう処分してもらいたいかということもメモしておきましょう。

物の整理は終活に関係なく、年に一度はしておくと身の回りがスッキリするのでおすすめです。

人間関係の整理

終活をするにあたり、人間関係の整理もしておくことが重要です。

今も連絡を取っている人や全く取っていない人、とくに親しくないけれどアドレス帳には載っている人や、本当に親しい人などは、当人でなければ分かりません。

もしごちゃごちゃとたくさんのアドレスが残してあったら、万一不幸があった時に家族が誰に知らせればいいのかが分からずに困惑してしまいます。

そのため、人間関係も出来るだけ分かりやすく整理しておきましょう。

スマホにまとめておくのも良いですし、データやメモ書きで残しておくのも良いでしょう。

会社の関係者や友人など、いざ自分に何かあった時に連絡をして欲しい人たちの連絡先を残しておきましょう。

さらには、もう何年も連絡を取っていない人については、いっそ連絡先を削除してしまっても良いでしょう。

本当に縁がある人であれば、例えこちらが連絡先を削除してしまったとしても、向こうから連絡をしてくるものです。

「断捨離」の気持ちで人間関係を整理しましょう。

葬儀や埋葬取り決め

まだ若い人であれば、自分に何かあった時には両親や兄弟、親戚が葬儀を執り仕切ってくれるのでそこまで深く考えなくてもいいでしょう。

しかし、ある程度年齢を経た人の場合は、葬儀や埋葬についてどのようにしてもらいたいか、細かく希望する場合もあります。

その場合には、自分に何かあった時にはどの葬儀会社に依頼したいか、葬儀の内容や埋葬の取り決めに関することなどを出来るだけ具体的にメモを残しておきましょう。

よほどのことがない限りは、亡くなった後の葬儀は故人の遺志が尊重されます。

どうしても不安だという人は、遺言状という形で残しておくと良いでしょう。

遺産の取り決め

よくテレビのドラマなどで、遺産相続で揉めるシーンを目にすることがありますよね。

故人が遺言状を残す、残さないに関わらず、ドラマの中では遺族による熾烈な遺産相続争いが起こっています。