自分へのメリットだけを考えて打算的に行動しようとするのも、いつかは見破られてしまい、信用を失う結果になってしまいます。
どんな人に対しても、いつでも丁寧に、親切で温かく接することを心がけましょう。
そのためには、自分自身が気持ちの余裕を持った生活を送ることも大切です。
自分がストレスをたくさん抱え込んでいたり、時間に追われるような毎日を送っていると、他の人に目を向けたり、温かい気持ちで接するのが、難しく感じてしまうに違いありません。
さらに、誰に対しても温かく接するためには、人の良いところに注目して、長所に目を向けることも大切なことです。
そうすることで、苦手意識を持つタイプの人に対しても、良いところやできていることを誉めたり、ポジティブな感情を持つことができるようになります。
相手の事を考えて行動する
誰かと会話をしている時、相手の表情や仕草、声の調子などにもよく気を配ってみましょう。
そうすることで、その人が必要としていることや、求めていることが見えてくる場合があります。
相手のことをよく考えていれば、その人のニーズに応えてあげることができます。
つまり、気配り上手な人になれるということです。
相手のニーズを先取りして、前もって予想した上での行動を取れるようになると、「空気の読める人」または「気配り上手な人」と見てもらえるようになります。
そして誰かのために何かをしようとする時には、人に注目されようとしてそれをアピールしたり、わざとらしく見せつけるようなことをしないことも大切です。
あくまでも目立たず、さり気なく、自然に行動できることが、他の人からの信頼や好感を得るためには重要なのです。
自分や他人を卑下しない
「卑下する」とは、あるものを劣ったものとみなして、見下すことを言います。
よく、自分ができないことをアピールして価値を下げようとしたり、卑下する発言ばかりする人がいます。
一見すると謙虚な人に見えますが、そういう卑下した発言はむしろ、自分のことを良く見せたい願望の表れです。
「そんなことないよ」「大丈夫だよ」と言ってもらうことで、他人から認めてもらいたいとか、好かれたいという感情が隠されているとみなされてしまうのです。
他の人を見下す発言も同じです。
そうすることで、自分を良く見せようという気持ちを表していることになります。
自分を卑下することも、誰か他の人を見下すような発言も、どちらもネガティブな感情から沸き起こるもので、人を爽やかにしたり、好印象を感じさせるものとはならないので、注意するようにしましょう☆
仕事でもプライベートでも愛想が良い人は得をする
愛想が良い人は、誰からも好かれますし、可愛がられます。
それは、愛想の良い人と一緒にいると、こちらも楽しかったり、明るい気持ちにさせられるからです。
また、コミュニケーション能力にも優れているので、仕事においても信頼を得やすいですし、プライベートにおいても、どんな人とでも良い距離感で接することができます。
愛想が良いというのは、損をすることはほとんどありません。
人に嫌われることもありませんし、不愉快な感情を抱かせることもありません。
むしろ、信頼や好感を得られるので、得をすることばかりと言えるでしょう。
生まれ持った性格を急に変えることはできませんが、意識して見方を調整するだけで、いつしかそれが自分自身を形作っていけるようになります。
いま自分ができることから始めてみて、愛想が良い人になれるように努力してみるのはいかがでしょうか。