神のみぞ知る世界」があります。
神は一人一人の哀しみをみて判断をくだされるそうです。
なかには、面白い経歴の持ち主の牧師もおられます。
元ヤクザから牧師になられた鈴木哲之(すずきてつゆき)氏です。
シロアムキリスト教会の牧師をしながら、札幌ススキのに「平成の駆け込み寺シロアムクリストチャーチ」を設立されました。
また、NPO法人「人生やり直し道場」の理事もされています。
生死の極限まで追い詰められていた、自分の人生を改めてくれたキリスト教との出会いで、自分自身が変われたとおっしゃっています。
「誰でも変わることができる」と励ましてくれた牧師の言葉に感銘を受け、弱い自分と決別し今に至っているそうです。
自分の人生経験を活かし、困っている方のためになればと「人生やり直し道場」で、悩みを聞いています。
ちょっと余談ですが『どこの教会でも話を聞いてくれるのか?』と疑問に思いますよね。
軽く解説したいと思います。
教会は、大きく「プロテスタントとカトリック」に分かれています。
キリスト信者さんでないのなら、プロテスタント系の教会に相談に行かれると良いでしょう。
カトリック信者は日本では、まだ少数で信者以外の方には少しきつく物を言ってしまうことがあるようです。
日曜ミサなら礼拝があるので牧師が在住しているので、相談しやすいかもしれません。
平日だと留守にしていることもあります。
相談に行く前に確認しておくと良いでしょう。
神は心を見て裁かれる
聖書の「サムエル16章2節」に「人はうわべに見るが主は心を見る」という言葉があります。
神は人の心を見て裁くとされています。
どんなに、きれいごとを言っても、それは偽善で神は全てお見通しであるという意味になります。
教会で懺悔を受け相談にのってもらう時は、嘘偽りない気持ちで訪れるようにしましょう。
牧師には守秘義務があり他人へ内容を話すことは一切ありません。
安心して心のなかの悩みを打ち明けることができます。
心が洗い流される
キリスト教を信仰していなくても、牧師にゆっくり悩みを聞いて頂き、自分の行いを懺悔していくうちに心が軽くなっていきます。
信仰心がなくても神を心に受け入れた方は、心が満たされ悲しみや不安が洗い流され、気持ち新たに帰宅できるそうです。
大きな解決策を与えるより、話を聞き心の重荷を取り除いてくれるのが教会の重要な役割です。
4.図書館
現代の特に若者の駆け込み寺の一つに「図書館」があります。
図書館って本を借りるところなのでは?と思われがちですが、もう一つの顔がありました。
学校に行けなくなってしまった「不登校」のお子さんや「学校になぜ行く必要があるの?」と、学校に行くこと自体に疑問を感じているお子さんたちの『逃げ場所・考える場所』で、居場所になっています。
学校へ行きたくない理由は、お子さんによって違いますが、心に深く思うことや悩みがあるのは事実です。
自分の可愛いわが子だからこそ、親は心配し無理にでも行かそうとしてしまいがちです。
しかし、無理矢理に行かせて解決するものでもありません。
さらに大きな傷をおって何も話さなくなってしまうこともあります。
そうなる前に、図書館に誘ってみてはいかがでしょうか。
不登校の子どもの駆け込み寺になっている
不登校のお子さんは、心に深く傷をおっている子が多いです。
自殺予備軍とも呼ばれるようになりつつあります。