悲しいことですが、自殺してしまう子どもたちは年々増加傾向になっています。
そんな、不登校のお子さんの駆け込み寺として「図書館」はあります。
特に若い世代のお子さんに、おすすめなのが市にある中央図書館です。
本の種類も豊富ですし、興味を持つ本もきっとあるはず。
「平日に未成年の子がいても注意しないの?」と、思うかもしれませんが、職員の方も温かく見守ってくれています。
不登校のお子さんの駆け込み寺として、一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
新しい自分見つけができるかもしれませんし、きっかけになることもあります。
学校に行けない子の居場所となる
学年が変わり始めての長期休み(夏休み)に入ると、休み明けに教室に入れなくなってしまう子がいます。
特に何か合った訳ではないのかも知れませんが、頭痛や腹痛を訴え行けなくなってしまいます。
昼からはすごく元気な姿に思わず怒ってしまったなどの話も聞きますが、本人にとっては防御反応なのでしょう。
そんな、急に学校に行けなくなってしまったお子さんにも、図書館は有効です。
学校は行けなくなったが「勉強が嫌いになった訳ではない!勉強はしたい」と、いう子が多いの事実です。
親からしたら「学校で勉強すれば」と、なると思いますが、ここは一歩引いて「図書館に行ってみれば」と快く送りだしてみてはいかがでしょうか。
親が何かを理解してくれていると子どもに伝われば心を開いて相談してくれるのではないでしょうか。
図書館の自由に関する宣言
日本図書館協会では、図書館の自由に関する宣言というものを設けています。
『図書館の自由に関する宣言』
第1:図書館は資料収集の自由を有する
第2:図書館は資料提供の自由を有する
第3:図書館は利用者の秘密を守る
第4:図書館はすべての検問に反対する
図書館の自由が何者かによって侵されるとき、我々は団結して自由を守る
図書館には、このような宣言があります。
これは、職員のためではなく「図書館利用者のための自由」宣言とされています。
図書館職員の方々は、この宣言を知っていますので、不登校の子たちが平日昼間に来ていても大丈夫な「駆け込み寺」となっています。
法的な宣言ではありませんが、暗黙の了解になっているのも事実なので安心して居場所として活用できます。
5.坊主バー
坊主バーは、大阪市平野区にある浄土真宗大谷派の瑞興寺の住職が「ひらの聞思洞」という集まりが発端でできました。
当初は、檀家が集まり酒などを飲みながら、一人が15分ほど悩みなどを相談する会だったそうです。
そこから始まり、今では大人気のお坊さんが経営するバーとして各地に出来始めています。
「坊主バー」の名前の由来は、英語の「originalvows=(阿弥陀仏)本願」のvows(意味:誓う)と「ぼうず」の音が似ているからだそうです。
坊主バーは、本物のお坊さんが相談にのってくれる場所として若い女性客も多いそうです。
かと思わば、取締役などをしている会社役員の方なども居て面白いバーになっています。
お坊さんがいるだけあって、読経の時間や説法があったりとイベント盛りだくさんです。
老若男女、肩書など関係なくありがたい話が聞けると人気です。
お寺だと緊張しこんな話をしても良いのだろうか?と思う内容でもバーでなら気軽に相談できます。
一度、近くの坊主バーを覗かれてみてはいかがでしょうか?きっと、楽しい時間が過ごせること間違いありません。
もちろん、人生相談もしっかりアドバイスくださいます。
ありがたいお話が聞ける
坊主バーの人気の一つに、お寺以外で読経が聞けるというところです。