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内示とはどういう意味?使い方や用例...(続き3)

しかしながら、辞令が出されてしまうとどうしようもありませんが、内示の時点ではそれなりに認められるような理由であればまだ変更などは効きます。

辞令は絶対、内示はまだ場合によっては変更可能という存在になりますので、その点を理解した上で、状況によって自分自身の対応などを変えるようにすると、なるべく自分の理想通りの未来を歩めるようになるはずです。

もしも本当に嫌なことを会社から提案されるのであれば、必ず早い段階でそれを断るようにしておかなければいけません。

基本的に会社から何の相談もなく理不尽な命令を出されたりするようなことはありませんし、それなりに前もって相談してくれる場合がほとんどであり、その時点であいまいな返答をすると内示が出ますので、その部分を必ず気を付けるようにしておいてください。

内示の使い方や用例

内示という言葉と、辞令という言葉の使い分けなどができるようになったところで、ここからは内示という言葉を実際に話し言葉や会話の中で用いる場合には、どのように用いるべきなのかということについてご紹介していきたいと思います。

ビジネスの経験が長い方はある程度使い慣れていたり、これまで過去に話し言葉として会話の中で内示という言葉を用いたりしたことがある方がたくさんだと思うのですが、内示という言葉を知らない方はどのように使えばいいのかということや、用例などがわからなかったりする可能性などがあると思います。

意味を正しく知っているだけでは、正しい言葉遣いができるとは言えませんので、ここからはさらに内示という言葉をマスターしていただくために、正しい使い方をご紹介していきますので、参考にしてください。

内示を受けたときはショックだった

まずはじめにご紹介する内示という言葉を用いた例文は「内示を受けたときはショックだった。」です。

この例文はどのような意味を持っているのかと考えた時に、内示を受けた際の心境を表している例文であると考えることができます。

内示の言葉の意味を正しく理解することができていれば、そこまで難しい使い方や意味にはならないと思いますが、内示は先ほどもお伝えした通り会社からの命令になりますので、基本的に内示の内容に関しては従わなければいけません。

なので、時には自分自身が望んでいないようなことであったり、あまり受け入れたくないようなことを命令されたりするようなことがよくあります。

例えば、会社によっては急に呼び出されて海外に行ってもらう必要性があると言われたりするような場合もあります。

一般的に考えて日本に住み慣れている方が海外に長期出張したりするようなことは大きな負担が伴いますし、もしもその時交際相手がいるのであれば離れ離れになってしまったり、単純に住み慣れた環境という意味でも大きなストレスを抱えてしまう可能性があることになります。

なので、様々な細い点を考えてみると、基本的には内示はあまりうれしいものではない場合が多いのです。

なので、今回ご紹介した例文が内示という言葉を使った例文の中で比較的よく用いられる可能性がある例文であるといえます。

内示書の作成を頼まれた

次にご紹介する内示という言葉を用いた例文は「内示書の作成を頼まれた。」です。

これはどのような意味を持っている例文なのかと考えた時に、内示に関する書類の作成を頼まれたという意味なので、内示に関する書類の作成を会社から命じられた場合に用いられる例文です。

ちなみに、内示書がどのような書類なのかわかっていない方がいるかもしれませんので、簡単に意味をご紹介すると、内示に関する内容が書かれた書類であると考えてください。

つまり、人事異動に関する内示書だった場合は、どこの部署に異動になるのかということなどが記載されているような書類になるということです。

あまり人に口外してはいけない内容だったとしても、当然ながら社長自らがその内示書をすべて作成するわけにはいきませんので、当然内示書を作成する人間が存在していると考えることができます。

なので、内示書の作成を頼まれるということなどは実際に事務で働いている経験をしている人ならば存在するので、このような内示という言葉を用いた例文が存在すると考えられます。

取引先と内示の契約をした

次にご紹介する内示という言葉を用いた例文は「取引先と内示の契約をした。」です。

これはどういうことかと言いますと、取引先と公式には発表されていないような内々な契約を行ったという意味として解釈することができます。

先ほどもお伝えした通りですが、世の中の物事に関しては全て公式に発表する必要があるかと言われるとそうではありません。

中には水面下であまり大々的にならないようにしながら話を進めたりしていく必要性がある物事なども多く存在しています。

それを踏まえて考えてみると、会社同士の取引などに関しても公式に発表せずに内示で契約をするほうが圧倒的に良い場合などはありますので、そのような場合に用いられるべき例文であると考えることができます。

内示が出たらすること

内示というものは基本的にあまりうれしいものではない場合が多いとお伝えいたしました。

なぜならば、基本的には会社の命令になりますので、正当な理由がなければ覆すことができないということを踏まえて考えてみると、自分自身に決定権がないことでありながらなおかつ一方的に命令をされるような形になりますので、あまり嬉しいものでもありません。

また、基本的にそれなりに大きな内容である場合多かったりするので、昔から慣れ親しんだ場所から異動しなければいけなくなってしまったということであったり、海外に出張しなければいけなくなったということなど、大掛かりな内容を命令されるような場合などが多かったりします。

それを踏まえると、残念ながらあまりうれしいものにはなり得にくい存在になります。

なので、内示が出た場合多くの方は嫌な気持ちが増幅してしまったり、不意に会社から言われたりして気が動転してしまいやすくなってしまいます。

そこで、ここからはもしも会社から内示が出た場合に、あなた自身が何をするべきなのかということについて詳しくご紹介していきたいと思います。

まだこれまでの社会人経験の中で会社から内示が出された経験がないという方であったり、内示という存在を知らなかった方は、必ず内示が出た場合にどのようにしなければいけないのかということを理解しておいてください。

ここで判断や行動などを誤ってしまいますと、結果的に後から後悔してしまう可能性がありますので、注意してください。

冷静になろう

もしも会社から内示が出た場合、あなたは何をするべきなのかということを考えたときにまず一番大切なのは冷静になることです。