「子供が嫌い」とか「自分の為」など、理由によってははぐらかされてしまう可能性がありますが、2人の今後の人生に大きく関わる事なので、ここはしっかり聞き出して下さい。
ただし、「なんで?」「どうして?」と質問攻めにしたり、「私はあなたとの子供が欲しいんだけど、あなたは違うの…?」といったプレッシャーを与える言葉をかけるのは絶対にNGです。
話しにくい事や本音を引き出すには、いくつかコツがあります。
まず、質問の仕方ですが、「なんで?」「どうして?」という曖昧な言葉より、もう少し相手が答えやすい質問を投げかけてあげるべきです。
話の最初はYESがNOで答えられる質問から始めて、徐々に具体的な質問に切り替えていくのがいいでしょう。
なかなか話したがらない場合は、こちらから思い当たる理由をいくつか挙げてみましょう。
その中に答えがあるかもしれません。
ただ、それだと嘘を吐かれてしまう可能性もあるので、聞き方に気を付けて慎重に探る必要があります。
それから、お酒の力を借りて本音を引き出すのも方法の1つです。
真面目な話ではあるのですが、あまりシリアスな雰囲気を醸し出してしまうと、相手も余計に話しにくくなってしまうので、出来るだけ世間話を装うのがポイントかもしれませんね。
感情的にならないように
「ケンカになって話し合いにならなかった…」なんて話もよく聞きますが、それはお互いに感情的になってしまっているからです。
どちらか片方が冷静でいれば、ケンカに発展する事なくスムーズな話し合いが出来るはず。
「子供なんていらない」と言われたら、ショックで悲しくなったり、怒りが込み上げてきて取り乱してしまいそうになるかもしれませんが、ここはグッと堪えましょう。
もし話し合うのが精神的に難しい状態なら、一度時間を空けて気持ちを落ち着かせてから話し合いの機会を設けた方がいいかもしれませんね。
話し合いの最中は、出来るだけ相手の意見に反論したり否定しない様にして下さい。
「それは間違ってる!」「私はそうは思わない!」と言ってしまえば、それこそケンカの原因になりかねませんし、相手もこちらの話を聞いてくれないかもしれませんよね?
もちろん無理に共感する必要はありません。
ただ間違っていると思っても「違う!」とは指摘はせず、「確かに、そういう考えもあるかもしれないね」と、相手の意見をとりあえず受け入れる事が大切なのです。
そうすれば、相手も「自分の意見を理解してくれた」と感じて、さらに本音をさらけ出しやすくなるはずですし、こちらの話も真面目に聞く気になってくれるかもしれません。
最後は「正直に答えてくれてありがとう」と伝えれば、話し合いが原因でパートナーとの関係が悪くなる事はないでしょう。
まずは何故自分は子供が欲しいかを心を込めて語る
相手の話を聞いたら、次はこちらが話す番です。
ただ、相手を説得するのではなく、まずは”自分の子供が欲しい理由”をしっかり伝える事が重要です。
説得するにも相手が納得出来る理由がなければいけませんよね。
本人を目の前に上手く伝える自信がない場合は、手紙に思いを綴ってそれを読んでもらった後に、再度話し合うのもいいでしょう。
手紙なら時間をかけて気持ちを整理しながら素直な思いが書けますし、手元に残るので何度も読み返せます。
相手にじっくり考えてもらうきっかけにもなるのでないでしょうか。
ただ、手紙が苦手な相手だと最後までしっかり読んでもらえるか怪しいので、そういう人には出来るだけ短文で思いを綴った手紙を送るといいかもしれません。
直接話すにしろ手紙を送るにしろ、ここでしっかり自分の気持ちを伝えないと、お互いに納得のいく結論を出せないと思うので、時間をかけてでもお互いの意見をしっかり理解し合う事が大切ですね。
子供がたくさんいる場所に一緒に出かけて様子を見てみる
相手が子供に対してどんなイメージを抱いているのか見る為に、子供が沢山いそうな場所に一緒に出掛けて様子を見てみるのもいいかもしれません。
例えば、公園や遊園地や動物園などのテーマパークは子供が多いので、デートでさり気なく誘ってみるといいでしょう。
子供との接している様子を見れるのがベストですが、いくら子供が多い場所に行っても、迷子を見つけたり子供の方から寄ってこない限り、見ず知らず子供と接する機会は殆どないと思います。
なので別の方法としては、親戚や知人の子供を預かって子供と接する機会を作るのもアリでしょう。
もし、子供嫌いなら関わろうとしないでしょうし、嫌いな訳ではないのなら子供と接している内に「可愛いな」「自分も欲しいな」と思うきっかけになるかもしれません。
経済的な問題なら将来をシミュレーションしてみる
経済的な問題がネックになっているなら、将来のライフプランをシミュレーションし、今後の人生にかかる費用を数値化してみるのもオススメです。
もちろんその結果を保証するものはありませんが、ライフスタイルに合わせて今後の人生設計を立てるのは、子供の事に限らず後に苦労しない為にも必要な事になります。
まずは現在のライフスタイル(収入など)から、夫婦2人で暮らしていく場合にかかる費用を算出し、次に子供が出来た場合の事をシミュレートし、どの位の差があるのか見てみましょう。