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「子供いらない」と言われた時はどう...(続き5)

大体の目安が分かれば、結論も出しやすいはずです。

判断は早めに!

その後の2人の人生に大きく関わる事なので、子供を作るか作らないかは、なるべく早めに決めた方がいいでしょう。

判断が遅くなればその分、子供が出来るのも遅くなりますよね。

すると、体力や経済面での負担が大きくなるのが心配です。

歳を取れば当然体力も落ちますし、老後も子育てをする事になれば年金だけで養っていくのは難しいので、定年退職後もしばらく働く必要があるでしょう。

さらに、自分の親の介護と子育てが重なってしまった場合もかなり大変です。

体力的にも経済的にも安定している内に子育てを終わらせられれば理想的ですよね。

いざ子供が生まれたら180度態度が変わってデレデレになる人もいる

「子供は欲しくない」と言っていた人や子供嫌いな人も、いざ自分の子供が出来ると「可愛くて仕様がない!」と豹変するケースも少なくありません。

「自分は子供嫌いだから、子供が出来ても愛せないかも…」という理由で「だったら子供はいらない」と考える人は多いみたいですが、実際に子供が出来て接していく内に、自分の子供はもちろん他人の子供も可愛く見えてくる、という事が起こるみたいです。

何だか少し食わず嫌いに似てるかもしれませんね。

ただ、これは全ての人に当てはまる訳ではないので注意して下さい。

「自分の子供なら愛せるでしょ!」と言われ無理に作り、「やっぱり子供は無理!」となってしまえば、親も子供もお互いに辛い思いをしてしまいます。

「好きになれるかも…」と淡い期待の下で子供を作ってしまうのは、かなり高いリスクを伴うので注意して下さいね。

「可愛い」と思う様になった瞬間は人によって違うのかもしれませんが、そういう人はきっと、自分の子供が出来る事で父性や母性のスイッチが自然とONになるのかもしれませんね。

子供を作るか否かは人生で大きな要素

子供を作り育てるというのは、その後の自分の人生を子供に捧げる事と同じです。

これは大袈裟な話ではなく、実際子供が独立するまでは時間もお金も子供の為に使う事になりますし、生活も自然と子供中心になります。

それに、人1人の命を守っていくだけでなく、道を踏み外さない様に教育していかなければならないので、親はかなり大きな責任を背負う事になるのです。

つまり、子供を作ると決断したのなら、相当の覚悟を持たないといけない訳ですね。

子供を作るか否かは、それだけ人生の中で大きな要素を占めると言えるのではないでしょうか。

子供のいる人生とその相手、どっちの方が大事?

自分の意見を子供のいる人生を取るか、「子供はいらない」という相手の意見を尊重するか、はかなり難しい選択ですよね。

大抵の人は「子供も欲しいけど、相手も大事!」と思っているでしょう。

ですが、結論を出すには優劣をつけなければいけません。

子供のいる人生とその相手、あなたにとってどっちの方が大事ですか?

子供のいる人生を取れば望みが叶う訳なので、「子供が欲しい」という欲求は満たされますが、それにより子供に付きっきりになってしまうので、パートナーとの時間は減ってしまいます。

逆に、「子供はいらない」という相手の意見を尊重すれば、子供に振り回される事なく自分達の為の人生を謳歌出来ますが、子供がいる事で得られる幸せを知らないまま過ごす事になります。

どんな結論になっても納得出来る様によく考えてみましょう。

長い目で自分の人生をシミュレーションしてみよう

子供がいる人生と子供がいない人生とをそれぞれシミュレーションし、どっちが自分にとって有意義な人生かを想像してみて下さい。

シミュレーションする際は、出来るだけ具体的に細かく想像するのがポイントです。

子供がいる場合の人生をシミュレーションする時は、子育て期の事だけでなく子供が独立した後の事も考えてみましょう。

例えば、子供が小さい内は仕事をするのか子育てに専念するのか、もし仕事をするとしたら子育てと両立出来そうか?

子供がある程度大きくなったら、進路や将来の夢によってかかる費用も変わってきますが、そこら辺の費用工面はどうするのか?

子供が独立した後、自分はどう過ごすつもりなのか?

何歳まで仕事をして、老後は子供と同居するのか、それとも施設に入るのか…。

子供がいない場合の人生なら、元気な内に達成しておきたい夢や目標はあるか、それは何歳までに達成するつもりなのか?

仕事は何歳までするつもりなのか、老後までにはどの位貯金しておくつもりなのか?