結婚して、子どもを持つ事を夢だと感じている人はたくさんいますよね。
良い相手と結婚して家族を持つ事が人生のひとつの幸せと考える人も多いと思いますが、中には子どもはあまり欲しくないという人も中にはいるかもしれません。
幸せというものは人それぞれの考え方があり、様々な形があるかと思うので、どちらの考えも間違っているということはありません。
今回は、そんな子どもを持たない家庭を理想としているという考え方に着目していきたいと思います。
子供が欲しいという方も、子供は欲しくないという方も、それぞれの考え方に理由があるという事を知る事によって、いままでとは違う自分自身の意見を持てる可能性もあります。
子どもをもたない夫婦が増加している
近年では、昔に比べると子どもを持たない夫婦が増加しています。
多くの家庭ではおそらく、子どもが欲しいと考えていると思いますが、中には子どもを持たない事を理想としている考え方もあります。
それでは、なぜこのような考え方の違いが生まれているのかを詳しくご紹介していきたいと思います。
様々な観点から項目をまとめてご紹介していきたいと思いますので、是非こういった意見もあるんだなと知っていただければと思います。
女性の社会進出
近年では、今までと違い女性が社会進出した事によって、家庭のあり方も非常に変わってきました。
昔は男は外に出て働いて、女は家庭を守るというような風潮もありました。
ただ、最近では女性も外に出て働いているような状況がたくさん生まれています。
経済的な理由で働く必要がある女性もいますし、中には当然仕事が好きな女性もいて、結婚しても仕事を続けたいという女性も多いでしょう。
しかし、外に出て働く事によって、なかなか家庭での時間が取れず、家事などが出来ないという状況になることもあります。
そのため、自然と子どもを持つ事に対して、あまり積極的になれないという状況も生まれているかと思います。
このような女性の社会進出による時代背景も、こういった考えに至る状況になっているという事を、男性にも知っていただけたらと思います。
晩婚化
こういった子どもを持たないという考え方には、晩婚化が原因になっていることもあります。
晩婚化とは世間一般の平均初婚年齢が以前と比べて高くなっている傾向にあるという事です。
これは、結婚をする年齢がどんどん上がっているという事です。
昔は20代前半くらいの比較的若い年代で結婚をするという事が多かったようです。
しかし、最近では初婚年齢の平均は20代後半に上昇し、ある程度の年齢になってから結婚をする人が多くなっているようです。
初婚の年齢があがるという事は、当然ながら出産の年齢もあがってくると考えられます。
35歳以上で初めて子供を出産することを高齢出産と言い、出産のリスクが高まるとされています。
また、加齢により妊娠率が低下すると言われています。
これらのことから、晩婚化により子どもを持たない夫婦が増加しているということも考えられるでしょう。
多様な考え方
子どもを育てる上で、教育費や食費、医療費、被服費、その他諸々たくさんの子育て費用がかかってしまうのは事実です。
家庭によってはそこまで余裕がないという方もいるでしょう。
また、人によっては子どもがあまり得意ではないという方もいると思います。
結婚をして夫婦二人だけで仲良く生活をしていきたいと考えている方もいるでしょう。
子どもを持たない理由いはそういった多様な考え方が関係していると考えることができます。
子供が欲しくない12個の理由
子供を持たない家庭の原因についてもご紹介していきましたが、ここからはさらに子供が欲しくないと言う人の具体的な理由についてもご紹介していきます。
子どもが欲しくない理由は様々ありますので、これという大きな理由だけではとどまらないかと思います。
ただ、こういった理由で子供が欲しくないと考える人が比較的多いものをご紹介していきたいと思います。
子供が欲しくないと言う人を理解できないという人も、様々な考え方があるという事を知っておく事によって、相手を理解出来ることもあります。
また、相手の気持ちを知ることで新たな考え方が見つかるかもしれません。
1.バリバリ働きたいから
子どもを持ちたくない理由のひとつとして、仕事が好きでバリバリ働きたいからという人もいます。
子どもを持つと、どうしても子育てなどに時間がとられてしまいます。
生まれたばかりの子どもは何もできないですし、母親が付きっきりになることが多いでしょう。
時間だけでなく、様々な負担がかかってくるのは事実です。
夜泣きもするでしょうし、寝かしつけるまでこちらも起きていないといけないですよね。
そういう子育ての時間を考えると、子供を産んでからすぐに仕事に復帰するのは難しいでしょう。
仕事重視でバリバリ働きたいと考えている女性なら、それが苦痛だと感じてしまうこともあります。
そういった仕事に関係するという面を考えると、子どもを持つ事に対して積極的になれないという事が大きな理由になるのではないでしょうか?
女性の場合育休、産休などで仕事を休んだり辞めたりしなければならない
子育ては女性がメインという風潮が現代でもまだまだあります。
本来であれば、夫と妻、両方が平等に子育てを行っていかなければいけませんが、どうしても妻の負担が増えてしまうのが現状です。
そうなった時に、育休や産休を取る必要が生じてきますよね。
最近では、企業も女性の社会進出という背景もあるので、積極的に育休制度や産休制度を取り入れています。
しかし、周りの目が気になったり、仕事にもどりづらいと感じる女性が多いのも事実です。
そういった背景から、女性としては子どもを持つ事に対してなかなか積極的になれないというのも理由の一つです。
2.経済的に厳しいから
金銭的に余裕がなく、夫婦共働きでないとやっていけないという家庭も多く、そういった理由から子供を欲しいと思わない人もいます。
子どもを持つと様々な面でお金がかかってしまうのは事実なので、経済的に厳しいからという理由も含めて、子どもを持たないという決断にいたる事は少なくありません。
子供を育てていける程の収入や貯蓄がないと、余裕を持って育てることができないと考えている人もいるでしょう。
しかし、経済的な理由の場合、金銭的にある程度の余裕できてから子供が欲しいと考える夫婦もいるようです。
子ども1人を成人まで育てるのに必要な費用とは
具体的に、1人の子どもを成人まで育てるにはどれくらい費用がかかるのかという事を計算した事はありますか?
もちろん育てる環境によって変わってくるかとは思いますが、平均してどのくらいのお金がかかるのかという事くらいは知っておいても損はないのではないでしょうか?
ここでは簡単にどれくらいお金がかかるのかという事をご説明しておきましょう。
一般的には1人の子供が成人するまでに3,000万円くらいかかると言われています。
出産から22年間の養育費は平均で1,640万円かかるとされています。
さらに、それに教育費がプラスされるのですが、子どもが通う学校が私立か、公立かで大きく金額が変わります。
例えば、幼稚園から大学まで全て国公立に通った場合は1,000万円ほどかかります。
これが全て私立になると、2,600万円ほどかかることになります。
これらのことから、最低でも2,640万円ほどの金額が必要になるという事を踏まえて、あなたはどのように感じますか?
思っているよりも多くかかるんだなという印象を持った人も多いのではないでしょうか。
自分たちが生活していくだけでも必死なのに、そこから子どもの教育費などを考えると、余裕がなくなってしまう家庭も多いと思います。
そういった背景もあり、なかなか子どもを持つ事に積極的になれないのではないでしょうか。
3.親になりたくないから
子どもを持ちたくない理由として、親になりたくないというからという人もいるかもしれません。
親になりたくないというのは、責任を負いたくないという事にも繋がります。
例えば、「子どもができてしまったらしっかりと子どもを育てないといけない」「不自由ない暮らしをさせないといけない」等、親としての責任や覚悟が必要になります。
そうなってしまうと、自分に使えるお金も時間もなくなり、自由に暮らすことも難しくなります。
それが原因で働き詰めになってしまい、自分の幸せがおろそかになってしまうこともあります。
人は誰でも自分自身が幸せでありたいと思うものですよね。
親になる事で生まれる責任や不安から逃れたいと思う人もいるのではないでしょうか。
自分自身が幸せになるために、子供がいない生活を選択する人もいるという事を知っておいてくださいね。
自分の幸せや夫婦の関係を維持したい
自分自身の幸せであったり、夫婦の関係を維持したいと考えている人もいます。
先ほどお伝えしたように、まずは自分の幸せを考えることも大切です。
その結果、子どもを持たないという決断に至る場合もあるかと思います。
また、子どもが出来ると夫婦の時間は減ってしまいがちです。
結婚したらまずは夫婦の時間を満喫したいから、まだ子どもは作らないという家庭は多いかと思います。
そのまま夫婦二人の生活に満足して幸せな状況だと、ある程度の年数がたっても、子どもは作らないでこのまま生活していこうかという考えになる夫婦もいます。
そういった夫婦はたくさんいますし、それもひとつの幸せの形になるのではないでしょうか?
4.心に余裕がなくなるから
子育ては大変なイメージがあり、子育てで心に余裕がなくありストレスが溜まるのではないかと不安に感じているという人も、子供は欲しくないと思ってしまうのかもしれません。
子どもが生まれたら様々な面でお世話をしなければいけません。
子育ての大変さはいろいろなところから耳にすることが多く、育児ストレスで精神も体力も疲れ果ててしまうという人も多くいるようです。
そのため、子育てによって、起こりうる苦痛を回避したいということも理由に一つになります。
自分が子育てすることを想像したときに、育児のストレスに堪えられそうにないと思うのであれば、子どもを持たないと言うのも選択肢のひとつですよね。
自分の人生なので、どのような決断をするかは自分自身が決める事であり、誰かに言われたからとか、みんなそうしているからといった理由で物事を決めなくてもいいのではないでしょうか。
子育てに伴う問題に対して余裕を持てない
子育てをするにあたってたくさんの問題が生じます。
例えば、お金の面でもそうです。
先ほどお伝えしたように、子育てをするにあたってたくさんのお金が必要になりますが、出産や子育てなどにより共働きは難しくなります。
そういった背景もあり、金銭的に余裕がないことによって思うような生活ができずストレスを溜めてしまうこともあります。
また、子育てによって自分自身の時間も消費される事になります。
自分が好きな趣味だったり、好きな仕事などが出来なくなってしまう可能性もあります。
それでも誰にも文句は言えないですし、自分が決めた事なので自分自身が頑張らないといけないのです。
子供が言うことを聞かないからといって、育児を投げ出すこともできません。
そういった事を考えると、子育てに伴う問題を乗り越えながら、余裕がもって暮らしていけるのかどうか不安になりませんか?
子育てに対して不安になってしまうのも仕方のないことなのかもしれません。
5.子どもが嫌いだから
子どもが嫌いだという人は身近にもいませんか?
子どもは無邪気で、時には予測できないような行動をします。
もちろん悪気があるわけでわけではないのですが、その行動が嫌いだと感じてしまう人も中にはいます。
子どもが嫌いだからという理由が原因で子供が欲しくないと言う人は多いようです。
うるさいのが苦手である
子どもは所かまわず大声で泣いたり、泣きだすと止まらなくなることもあります。
子どもに悪気がないのは誰でも承知しているでしょう。
ただ、どうしてもその状況になってしまった時に、受け入れられない人も中にはいます。
電車やスーパーなどで子どもが泣いているのを見かけたことがある人もいると思います。
親が一生懸命あやして泣き止ませようとしても、なかなか泣き止んでくれないこともよくあることです。
その時は多くの人が表面上は気にしていないふりをすると思いますが、心の中ではうるさいなぁと思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
子供が嫌いな人が無理に子どもを作る必要はありませんし、苦手な部分を受け入れられるようになったら子供を持つことを考えればいいと思います。
6.夢を叶えたいから
自分自身の夢を叶えたいと思っている人も、子どもを持たないという選択を取る場合があります。
夢を持っている人は、子供ができることによって、自分自身の時間がなくなってしまうと考えてしまう事もあるようです。
もちろん、子どもを持つ事によって夢を叶えられないという事はありません。
しかし、子どもが出来る事によって、一人の時と比べると行動が制限されたり、責任が生まれてしまいますよね。
そうなると夢を追いづらい状況になってしまう可能性もあります。
そのため、夢を叶えたいから子どもが欲しくないという考え方になってしまうのは、理解できる事なのではないでしょうか?
子どもができたことによって夢を諦めたくない
子どもができたことによって夢を諦めたくないという思いが強い人は、子どもを持つことを避けてしまうのかもしれません。
たった一度の人生なので、自分の幸せを大事にしたいという考え方になるのは間違いではありません。
確かに子どもがいるからこそ感じられる幸せもあるのかもしれませんが、幸せというものは人によって感じ方は様々です。
何に重きをおくかという事は自分自身が決める事です。
周りにこうしろと言われて決める事もでありませんし、自分の人生を楽しく生きていくためには後悔がない選択が必要です。
そのため、子供ができたことによって自分の夢を諦めたくないと思っている人は、子供を欲しくないと思ってしまうのかもしれません。
7.子育てに自信がないから
「自分が誰かの親になるなんて大丈夫だろうか」「子ども優先の生活ができるだろうか」「子供を立派な大人に育てることができるだろうか」など、様々な理由から子育てに自信がなくなってしまっている人もいます。
子供が欲しいという気持ちはあるけど、子育てする自信がないという人もいるかもしれません。
子どもができたら、夜中に起きてもあやさないといけないですし、子どもは予想しない行動を取るので、ストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。
思春期や反抗期などもあり、そんな時に自分がしっかりと子供と向き合えるのか不安になることもあります。
そう考えた時に、子供を産む前から自信を持って完璧な子育てが出来るという人はなかなかいないでしょう。
それでも家庭を持ちたいと思う方もいる反面、子育てに自信がないから子どもはそこまで欲しいと思わないと考える人もいます。
自分にコンプレックスを抱いている
自分にコンプレックスを抱いているから、子供は欲しくないと感じている人も中にはいます。
自分に自信がなくコンプレックスを抱いている人は、「こんな人間なのに子育てができるわけがない」と始めから諦めている部分もあります。
しかし、子育てを初めてする人にとっては、なにもかも初めての経験です。
初めてする事ってうまくいかないことも多いし、難しいことだらけで実際にできるか不安だと感じるのは当然ですよね。
自分に自信がある人でも、実際にやってみるとうまくいかないことだらけだと思います。
子育てはそれほど大変なことが多いのです。
また、自分の容姿にコンプレックスを抱いているという人も子供は欲しくないと思っている人も多いようです。
自分の顔に自信がなく、「子供が自分に似たらかわいそうだ」という思いから、本当子供が欲しいのに産めないという人もいます。
8.1人の時間を大切にしたいから
1人の時間を大切にしたいから、子供は欲しくないという人もいます。
事実、子どもがいると1人の時間が激減してしまうでしょう。
保育園や幼稚園に通うまでは、自分が子供をみていないといけないでの、24時間一緒にいることが多いと思います。
預けることができるようになっても、休みの日は子どもの相手をしないといけません。
子どもは最初は何もできないので、親がしてあげる事もたくさんあります。
毎日の子育てに疲れてしまい、自分の時間が一切ないとなると「1人だった気軽に出かけたり、好きな時に遊びに行ったりできるのに…」と考えてしまう人もいるようです。
1人の時間を大切にしたいという人は、このようになることを考えて子供はいらないと思ってしまうのでしょう。
趣味に没頭したい
夢中になれる趣味を持っている人からすると、趣味の時間を大切にしたいという思いから、子供は欲しくないと考える人もいます。
仕事の時間は削れないとしても、それ以外の自分の時間から捻出して子どもとの時間を作り出さないといけないですよね。
そう考えると、趣味に没頭できる時間は当然ながら減っていってしまいます。
そのため、趣味を生きがいにしたている人にはリスクが高いと感じてしまうのかもしれません。
9.高齢出産が怖いから
高齢出産が怖いという事も大きな理由の一つになるのかもしれません。
高齢出産となると、母体にかかる負担も大きくなり、子供にも様々な影響が出る可能性があります。
中には子供が欲しくても、自分の年齢を考えるとあきらめないといけないという人もいるでしょう。
高齢出産のリスクを考えると、子どもを持たないという選択肢になってしまう事もあるのかもしれませんね。
高齢出産のリスクとは
高齢出産は、35歳以上で初めて出産することを言います。
昔に比べ、医療技術の向上により安全に出産できる可能性は上がっていますが、高齢出産はリスクが高いと言われています。
そのリスクですが、まずは妊娠率が下がってしまうという事があります。
妊娠する確率が33歳頃から徐々に低下していき、30代後半頃からさらに妊娠しにくくなってしまうと言われています。
また、ダウン症などの染色体異常のリスクも高まるとされています。
他にも、流産や難産になりやすいと言われています。
このように高齢出産はリスクが高いというイメージから、子どもが欲しくないという考え方になってしまう人もいるのかもしれません。
しかし、高齢出産で無事に元気な子供を出産している女性もいます。
少しでも妊娠しやすい身体を作るためには、ストレスのかからない生活や適度な運動を心がけ、バランスのとれた食事を意識することが大切です。
10.妻に変わってほしくないから
結婚をして、子どもが出来てから妻が変わってしまうのが嫌だから、子供は欲しいと思わないという男性もいます。
子どもが出来ると、女性が変わってしまうのは当然ですよね。
子供が生まれれば子育て中心の生活になるため、見た目や、考え方、言動なども変わってしまうことは仕方ないことかもしれません。
もちろんこれは悪い事ではありませんが、男性の中には「奥さんにはいつまでも綺麗でいてほしいし、恋人気分でいたい」と感じている人も多いと思います。
母親になり子ども中心になるのが嫌である
子供ができると女性は母親になります。
育児の時間が増え、旦那さんよりも子供を優先するようになるでしょう。
そうなると、妻がかまってくれない、冷たくなったと感じる男性も多いようです。
また、育児が原因でトラブルになったり、喧嘩になったりするのも嫌だと考えます。
自分への対応をおろそかにしてほしくない、いつまでも自分にかまってほしいと感じている男性は、今のままの妻でいてほしいという思いから子供は欲しくないと考える人もいるようです。
11.過去にトラウマがあるから
過去にトラウマなどを経験している事から、子どもを持たないという考え方に至っている場合があります。
心の傷は非常に難しい問題であり、なかなか簡単には癒せられないこともあります。
そのため、子供の頃に経験したトラウマをずっと持ち続けてしまい、成長した今でもなかなかその傷を癒せられないパターンもあるようです。
なかなか人にも言えない事も多いですし、自分だけで簡単に解決できる問題ではないでしょう。
虐待などの経験がある
中には、自分自身が虐待をされていたという経験がある方もいるでしょう。
実際に虐待を受けた人からすると、そういった経験がトラウマとなってしまい、自分自身が子どもを作るという事を考えられないこともあります。
もしかしたら、「自分の子供にも辛い思いをさせてしまうかもしれない」「自分自身が子どもに対して虐待を行ってしまうかもしれない」…と不安になってしまう人もいるでしょう。
そういった心理は虐待を受けた人にしかわからない事でもありますので、非常に難しい問題です。
なかなかトラウマを払拭できないで悩んでいる人も多いかもしれません。
そういった理由で、子供は欲しくないという気持ちになっている人もいるでしょう。
12.子どもを可愛いと思わないから
子どもを可愛いと思わないからという理由で、子供が欲しくないと考える人もいます。
子どもが可愛いと思う人は多いかもしれませんが、中には子どもを可愛いと思わない人もいます。
子どもが可愛いと思わないのに自分の子どもが欲しいとはあまり思わないでしょうし、子育てをしているとストレスを感じることも多くなります。
そのように考えているのであれば、無理に子どもを作らないといけないという事はありません。
子供を可愛いと思わないから子供が欲しくないと考えるのは自然なことなのかもしれません。
愛情をもって育てる自信がない
子どもを可愛いと思わない人やあまり得意ではないという人にとっては、子どもに対して愛情を注ぐ事が難しいと考えるのではないでしょうか。
もしかしたら、愛情が注げない事から大きな問題に発展してしまうのではと怖くなってしまう方も中にはいるかもしれません。
「自分の子供なら可愛いと思える」「子供ができると変わる」という話しも聞きます。
そうは言うけど、もし産んだとしてそう思えなかったら…という不安もあるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて、子どもを持つという事の大変さに気付いたという人もいるのではないでしょうか?
子どもを持つ事で得られる幸せはたくさんありますが、逆に負担に感じる事が多いのも事実です。
子供を産むということは、自分一人の問題ではありません。
夫婦やパートナーと話し合い、相手の意見を聞くことも大切です。
そして、自分はどうなりたいのかという気持ちを大事にし、きちんと相手にも伝えてくださいね。
子供が欲しいと思うのも、欲しくないと思うのも、どちらも間違っている事は何もないので、自分の気持ちを大切にして前向きな決断ができるようにしてください。