最近飲むペースが速いなと感じたら、悪酔いをしていないか確認しながら飲むことがおすすめです。
情緒不安定になる
泣き上戸、笑い上戸などとはいいますが、お酒を飲むと情緒不安定になる人も一定数いると思います。
程よい笑い上戸などはまだ楽しいお酒の場にするのにはいいかもしれませんが、コロコロと感情が入れ替わり、話もできないようになったら、それは悪酔いをしてしまっているといえるかもしれません。
理性が緩み、普段隠していることや日常の中では我慢できる感情の起伏を我慢することができなくなってしまうことにより、情緒不安定な状態は引き起こります。
そして、その情緒不安定が飲み会の席で出てくることによって、酔いが回って理性が緩んだ人同士で喧嘩が起こったり、暴力に発展してしまったりするのです。
そのため、酔うと情緒不安定になりがちな人にも、気をつけておくほうがいいでしょう。
怒ったり、泣いたりすることも
泣き上戸や怒り上戸は情緒不安定の中でも、とくに困る感情ですよね。
飲み会自体がめちゃくちゃになることもあるでしょうし、楽しい飲み会でなくなってしまうこともでてきてしまうと思います。
こういった人は、飲み会に呼ばれなくなってしまうこともあるかもしれません。
また、飲み会に呼ばれたとしてもあまりお酒を勧められなかったり、周りが人にいなくなってしまうこともあるようです。
口調が荒くなる
お酒で理性が緩み、気が大きくなることから、口調が荒く喧嘩のようになってしまう人も多いと思います。
普段は大人しいのに、いきなり口調が荒くなってしまうと、周囲からの目が変わってしまったり、上司からの印象も変わってしまったりするでしょう。
そして、ひどいときには一緒に飲んでいる人以外と言い合いになったり、暴力に発展してしまったりもします。
週末の終電近くの電車の中やホームなどで、サラリーマンが口論になってしまったりする姿を見たことある人も多いのではないでしょうか。
ああいった人たちは、普段は喧嘩などしない物静かな人ということも有り得ます。
もちろん中には元々の性格という人もいるとは思いますが、大人しい人を変えてしまうほどお酒の飲みすぎは多くの失態につながります。
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人にお酒を飲ませる
また自分一人が飲みすぎてしまうだけならまだしも、周りの人にまでやたらとお酒を飲ませてくる人もいますよね。
そういった人の心の中は“もっと心を開いてほしい”“仲良くなりたい”という思いから、そういった行動に出てしまうことがあるんだそうです。
また、ただただ寂しがり屋で一緒に飲んで、楽しい気持ちを共有したいという思いからくることも。
しかし、あまりに強引に無理やりお酒を勧めてくる場合、普段は理性で隠している“周囲への攻撃本能”が外に出てしまったり、普段から我慢していることを発散している可能性もあるため、標的になってしまわないような注意も必要です。
道や居酒屋で寝る
これも酒癖の悪い人の代表的な例ともいえるかもしれません。
お酒を飲むと、自宅に帰るまでいかず道路で寝てしまったり、飲んでいた居酒屋で寝てしまう人たちは、完全に飲みすぎだといえるはずです。
しかし、寝るまではいかなくてもお酒を飲むと睡魔が襲ってきたり、する人もいると思います。
寝酒という言葉もあるほどですから、お酒によって眠くなるというのは嘘ではないようです。
まず、お酒にはリラックス効果があります。
とはいってもいいものだけではなく、脳や神経の働きを抑制することによって起きるため、あくまで適量を飲んだ場合です。
また、アルコールには体温を下げる効果もあります。
お酒を飲み始めたばかりは体温が上昇し、暑くなる人も多いでしょう。
しかし、暑くなるのは血管が拡張することによるものです。
この拡張した血管からは、体内の熱が逃げやすく、今度は逆に体温は低下していきます。
そして、人の体温が低下するときは、眠りにつくときです。
そのため、アルコールによって体温が低下したのを、働きが鈍った脳は、眠りにつくタイミングと勘違いし、眠る準備を始めてしまうんだとか。
そういったことから、お酒を飲みすぎてしまった人は、道端や駐車場、居酒屋など場所をわきまえず寝てしまうと、科学的にも証明されています。
とはいえ、正常の状態で帰れないほど飲んでしまうのは、周りに迷惑をかけてしまいますし、警察のお世話になることもあるので、なるべく関わらないほうが正解かもしれません。