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旅人になる前に見て欲しい5個の注意...(続き4)

旅の道中は人に頼りたくても頼る事が出来ない状況が沢山待ち構えています。

旅に出るという事は、そういった状況でも一人で耐え抜く覚悟が必要である事を覚えておいて下さい。

人に頼ることを考えているなら、やめたほうがいい

上でも旅は旅行とは違うものだと話しましたが、実際一人旅では困った時や危険な目に遭った時でも誰かを頼る事は出来ませんし、何事も自分で考えて対処しなければいけません。

最初から誰かを頼る事を期待している様では、旅の序盤で絶対に行き詰まったり、途中で挫折する可能性があります。

家族や周囲の人に迷惑はかからないのか?

本人は自分の願いが叶うのでそれで満足かもしれませんが、旅人になる事で家や周囲の人に迷惑をかけるのはちょっと違いますよね?

当たり前ですが、出来れば周りに迷惑のかからない様にすべきです。

どうしても迷惑がかかりそうなら、「そんな迷惑をかけてまでする旅に価値があるのか?」「迷惑をかけてでも旅人にならなくてはいけない理由とは何なのか?」をもう一度よく考えてみましょう。

家族や友人に会えなくなって良いのか?

家族や友達に会えなくなるというのは、心の拠り所がなくなる訳ですから精神的に辛くなることもあるでしょう。

「自分は実家や地元に何年も帰っていないし、一人でも全然大丈夫」なんて言う人がいますが、それは”帰ろうと思えばいつでも帰れる=会おうと思えばいつでも会える”状況にいるからそう思うのです。

一度旅に出てしまえば、地元に帰ろうと思って帰れる状況にいるとは限りませんし、電話やメールだって場所や状況によってはしょっちゅう出来るとも限りません。

そばで支えてくれる存在がいない分、旅の最中で辛い思いをしても根性でだたひたすら耐え抜くしかないのです。

家族や友達にしばらく会えなくなっても旅を続けられる覚悟が本当にあるのか、家族や友達に余計な心配をかけない為にもよく考えてみて下さい。

病気などにならないだけの体力はあるのか?

長旅には体力が必須です。

国内外に限らず、電車・バス・タクシーの利用は基本的には長距離移動の時だけで、中距離程度の移動なら資金節約の為にも歩くのが普通です。

また、宿泊先が決まらず頻繁に野宿をする事も珍しくありません。

そんな時、風邪を引かないだけの体力はありますか?

旅人は体が資本になります。

もし途中で病気やケガをしてしまえば、途中で旅を中断せざるを得ないなんて事にもなりかねません。

体の弱い人や体力のない人は旅のプランを立てるよりも、まずは長旅に耐えられるだけの体力作りが必要になります。

旅を終えたあとのことも考えているか?

目標が達成されて旅も終了!となった時、その後の事はどうするか考えていますか?

特に人生の全てを旅に捧げる覚悟を持っている人なんかは、旅が終わった時の状況なんてそこまで深くは考えていないと思います。

しかし、”いつ終わるかが分からない無期限の旅”というのは逆に言えば、急に終わってしまう可能性だってあるという事です。

「旅が終わって何もなくなってしまった…」なんて事にならない為にも、旅を終えた後の事もある程度考えておく事をオススメします。

仕事の有無

旅が終わっても生きていく為には稼ぐ必要がありますよね。

定職に就くか別の方法で稼ぐのかは自分次第ですが、旅で得た事をビジネスにするのもいいかもしれません。

それが成功するかは別ですが…例えば、旅での出来事をエッセイ本にして出版してみたり、旅先で見つけた名産品を売る商売を始めてみたり、旅先で撮った写真を企業に提供したり、旅道具の開発してみたり、旅行会社を設立したり…。

せっかくなら、旅で得た貴重な経験をその後の人生に活かせたらいいですよね。

住む場所

実家暮らしなら別ですが、旅に出る前に住んでいた家を出てしまった人は、旅が終わった後の住処をどうするか決めておく必要があります。

長旅を終えて戻ってきた時に、元住んでいた家が空いている保証はないですし、その後の生活次第では住む場所も変わってくるはずなので、具体的な場所を事前に決めておくのは難しいでしょう。

なので、次の住処が決まるまで一時的に身を置く場所だけは決めておいた方がいいかもしれません。

ビジネスホテルなどを利用するのもいいかもしれませんが、可能であれば実家に戻ったり、知り合いの家に居候させてもらうのもアリです。

旅人になる人の特徴

「旅人になりたい」と思う人は多いかもしれませんが、その中から実際に旅人になる人はほんの一部だと思います。