CoCoSiA(ココシア)

旅人になる前に見て欲しい5個の注意点。後の祭りにならないように!


いきなりですが、みなさんは”旅人”というワードを聞いて何を連想するでしょうか?

「自分の好きな場所を自由気ままに渡り歩いているイメージ」とか「何にも縛られず悠々自適な日々を過ごしているイメージ」など、色々な意見がありそうですね。

そんな旅人にロマンや憧れを抱き、「自分も旅人になりたいな」と思う人も多いかもしれません。

しかし、旅人になったらなったで、様々な苦労があるみたいですよ?

そこで今回は、本気で旅人になりたい人の為に、”旅人になる前に見て欲しい5つの注意点”をまとめてみました。

旅人を目指している方は是非読んでみて下さい!

この記事の目次

旅人になる前に、一度立ち止まって考えてみよう

ところでみなさん、旅行は好きですか?

「最低でも月に1回は旅行する」「国内だけじゃなく海外旅行も沢山している」という人も多いかもしれませんね。

色んな景色を見て美味しいものを食べ、その土地の文化に触れる…そんな観光や慰安目的の旅行は楽しいです。

そんな旅行好きの延長で、「旅人になりたい!」と考える人もいるのではないでしょうか?

…ですが、考えてもみて下さい。

”旅”は旅行と全く違うものです。

旅行はあらかじめ決めていた予定をこなすもので、行先はもちろん移動手段も宿泊先も事前にある程度決めてから行動します。

旅行の場合はその旅自体を目的としているからこそ、予定調和な旅が楽しめるのです。

一方、”旅”は大体の行き先だけは決めますが、その後の予定は基本決まっていません。

移動手段も宿泊先もその場の状況に合わせて決める場合が殆どとなります。

旅は別の目的を達成する為に行うものなのです。

…例えるならRPG(ロールプレイングゲーム)に出てくる冒険と似た様なものかもしれません。

ゲームの主人公は世界を救う為(=別の目的)に、様々な困難を乗り越えながら”旅”をしますが、実際の旅もいつどんなトラブルに見舞われるか分からない過酷なものです。

つまり旅人がしている”旅”とは、ガイドブックに載っている観光名所やリゾート地を巡る旅行と違うので、娯楽という意味での楽しみとは程遠いものだと言えます。

そもそも、”旅に出る”とは自分の知らない新しい土地に向かう事を指すのです。

旅人は常に臨機応変な行動が求められます。

その為、自分の思い通りに旅が進む事はなかなかありません。

先の事が分からない分、不安や恐怖もあると思います。

それに、いくら万全な対策をしていても、知らない土地を長い事旅していれば大きなトラブルに巻き込まれてもおかしくはありません。

最悪の場合、旅を続けるのが難しくなってしまう可能性だってあるでしょう。

…それでも旅人になる覚悟はありますか?

旅に出てから後悔しない為にも、行動を起こす前にもう一度だけ、「何故旅人になりたいのか」「旅に出て何がしたいのか」「旅人として生きていく覚悟が本当にあるのか」を考えてみて下さい。

旅人になるということは?

”旅人”の定義もかなり曖昧なので説明が難しいのですが、ここで話している”旅人になる”という事は、今住んでいる家や就いている仕事を捨て、地元を離れ国内外問わず様々な土地を転々としながら生計を立て長年(※無期限)過ごしていく事を指します。

もちろん旅が終われば元居た場所に戻ってOKです。

旅人=バックパッカーというイメージを持っている人も多いと思いますが、バックパッカーはあくまで旅をする事自体を目的としていますよね?

一般的なバックパッカーの定義も「低予算で個人旅行をする”旅行者”」となっているので、ここでの旅人からは除外します。

ところで話は少し変わりますが、旅や旅行をする理由って人それぞれですよね?

「旅の雰囲気を楽しむ為」「好きな場所に行きたい」という理由もあれば、「自分を見つめ直したい」「世界を知って視野を広げる為」といった理由もあるでしょう。

どちらかと言えば、旅人は後者の様な理由で旅をしている人が多いかもしれません。

もちろん、中には「旅が好きだから旅人になった」という人もいるでしょう。

でもその人が言う旅が、旅行の様なものとは限りませんよね?