しかし、負のオーラを持っている人は、自分のなかで解決したり、受け止めることができずにいるのでしょう。
そして、自分だけがいつも悪い、自分だけがいつも不幸だと思い込み、自ら自分を社会から孤立させた考えを持っていて、周りの人間が羨ましいと妬みっぽくなってしまう場合も多くあります。
誰にでもこうした感情が芽生える瞬間はあり、ライバルなどには常に妬みっぽくなってしまうでしょう。
ですが、明るいオーラがある普通に生活している人は、そこから自分を変えたり、気持ちを高めようと努力したり、自分のマイナス面を受け入れたりすることができます。
しかし、負のオーラを持っている人は、自分のマイナス面を受け入れず、愚痴や嘆きばかりで、自分自身それ以上何もしようともせず、努力すらしません。
コンプレックスは自分自身で解消するものでもあり、隠すもので人に助けを求めるものではあまりありません。
負のオーラを持っている人は、自分が受け入れたり考えを変えるよりも、周囲の人を自分と同じように不幸な経験をしたり、自分と同じように不幸続きの毎日を送ることで、自分自身が納得したり落ち着くようなところもあります。
そのため、他人の幸せを素直に祝えなかったり、人が不幸なことに遭うと安心するのです。
2、愛想がない
負のオーラを持っている人の特徴は、顔の表情の変化があまりありません。
そして、周りの人に好かれるために無理をして笑ったり、明るく話したり、元気にすることが難しい人が多くいます。
人は嬉しいと思ったり楽しいと感じたときには、自然と笑顔になったり気持ちがウキウキするものです。
逆に、嫌なことがあったら涙が出たり、イライラしてしまったり、表情が暗くなります。
悲しいときは涙目になりやすかったり、実際に涙を流してしまいます。
このように人は感情を顔に出すことで、周囲の人に気持ちを伝えたり、自分の意思を伝えたりします。
しかし、負のオーラを持っている人は、人に自分の感情を見せることが苦手で、なかなか感情を表さないため、生活する上でも無表情であることが多いのです。
周囲の人は、負のオーラを持っている人に対して、「無表情で何を考えていて、どう感じているのか読み取りずらい」と思っているかもしれません。
根暗なイメージがつきやすく、周囲の人はあまり仲良くなりたいとは思わない事が多いため、近寄らなかったり声をかけずらくなって孤立してしまう場合もあるでしょう。
しかし、負のオーラを持っている人からすると、そうした周囲の態度がますます「自分は不幸だ、孤立している、みんな自分が嫌いなんだ」などと感じやすくなります。
そして、前を向いて歩いたり姿勢を正して歩いたり出来ず、余計に猫背になってしまったりします。
人と向き合って話す場合や、人とすれ違う場合は、顔が下を向くことが多くなって余計に暗いイメージがつきやすく、何を考えているかわかりにくくなってしまうのです。
意識すると、余計に負のオーラが濃くなっていってしまう場合が多いのかもしれません。
3、ネガティブ思考
負のオーラが出ている人は、ネガティブ思考の場合がほとんどです。
自分に自信がなく、自分の意思や意見に対して、誰からも求められていないと考えてしまったり、人に対して自分の気持ちを伝えることを怖いと思ってしまっている人もいます。
中には、自分が発言すること自体、場違いと思ってしまう人もいて、周りとの意見交換などに対してとても消極的で、隅で隠れていたいと思う人もいるでしょう。
人前で意見することで、けなされたり批判的な答えが返ってきたらと思うと、なかなか発言することが出来なくなり、我慢してしまうのです。
また、人から話しかけられることにも慣れていない人も多く、目を見て話せなかったり、人と一緒に行動することも苦手です。
面と向かって話す以外にも、負のオーラがある人は、メールやSNSの内容もネガティブな場合が多いです。
読んでいる方が気持ちが落ち込むような内容ばかりを連発したりして、自分で自分自身を孤立させるようにしてしまっているのです。
ネガティブ思考の人は、暗い人と思われやすく、暗い人とはあまり仲良くなりたいとは思わない人が多いのは当たり前です。
もし、突然ネガティブ思考ばかりするようになった場合は、自分自身に負のオーラが出ている可能性もあります。
なんらかの原因があるはずなので、時間をかけて自分自身と向き合い、負のオーラを払拭するようにしてください。
4、落ち込みやすい
負のオーラを持っている人と1日一緒にいたり、行動を共にしているとイライラしてしまうことがあります。
会話に困り、何を話しても無反応、無表情のこともあります。
なぜ負のオーラがある人は、周りにいる人まで気分を下げさせてしまったり、落ち込ませてしまうのでしょうか。
それは、負のオーラを持つ人の独特の性格でもあります。
もともと「落ち込みやすい」という特徴を持っている場合が多いのです。
さらに一度落ち込むと長期間そのことを考えていて、落ち込みやすく、立ち直れないため、見ている相手がその姿に暗い気持ちにさせられてしまうのです。