しかし、それが良いというわけでもなく、みんながそうしているからといった意見で動く人は自分の考えを持っていません。
また、あの人に嫌われたくないからと言って、媚びているような人もいます。
人間は動物の中で唯一意志を持って生まれてきた動物なのです。
意志を持たないで生きていては、人や権力に抵抗して悪いといったルールもないのです。
反骨精神がある人は、自分の意志をしっかり持っているので、相手に意志を伝えているに過ぎません。
しかし、なかなか相手はそれを受け止めないので、剛情な人のように思えてしまい、エスカレートすると利己的な人に見えてしまうのです。
しかし、よく考えてください。
どんな人の意見も受け止めることができない人のほうが利己的ではありませんか?
反骨精神がある人は利己的ではないのです。
しっかり相手の意見を受け止めた上で自分の考えを述べているのです。
時代や風潮を良く思わない気持ち
よく時代に即していないとか、その風潮は合わないなどと言って意見を排除しようとする人はいますが、そもそもそのような人が時代に乗っているかは不明です。
反骨精神のある人に多いのが時代に乗っているのではなく、時代の先を見て行動している人が多いです。
所謂、予測をするのが得意なので、それなりのリスクヘッジにも長けています。
つまり、会社の上司の対して先の予測をして対策などを提案するのですが、時代に乗っていても先を見ていない上司などは、そんなことはないと言った感じに提案を受け入れません。
その時に「そんな時代じゃない」「そんな風潮はない」と言った抽象的な感じにかわされるので、反骨精神のある人は、時代や風潮を良く思わないように見られます。
しかし、それと反対で時代や風潮をよく見た上で先を見ているのです。
先を見ているから周囲と合わないのです。
反骨精神がある人の14個の特徴
それでは反骨精神がどういうものかわかった所で、反骨精神がある人の特徴をご説明していきます。
反骨精神のある人をどう思うかは人それぞれなので、捉え方によって想い方も違いますので、そこはご自身の考え方次第で構いません。
近くに反骨精神のある人がいてほしいと思う人であれば、しっかり把握し、そのような人を見つけましょう。
もしかしたらご自身に備わっているかもしれませんよ。
また、反骨精神のある人とは関わりたくないと言う人も、特徴を把握することで反骨精神のある人を見つけられるので、関わりを減らすことができますよ。
反骨精神を持っている人にもいろいろと種類がありますので、しっかり理解しましょう。
過去に虐げられた経験がある
反骨精神がある人の中には小さい頃の経験がトラウマになって身に付いたと言う人もいます。
これは、防衛反応でもあります。
つまり、やられる前にこちらから仕掛け置くと言うことです。
やられてしまうことに凄く抵抗を感じるタイプなので、そうなる前に備えておくと言うことです。
このようなタイプは過去にいじめなどにあったことがあるかもしれません。
二度と同じような目に合いたくないと言った感じの考えを持っているので、防衛をするために反骨精神がある人になったという感じです。
一見すれば勇気があるように見えますが、勇気よりもやられることに恐怖心を覚えているので、それを防ごうと必死になっているとも捉えることができます。
過去のトラウマがと言いますが、過去の経験を理由に反骨精神を身につけたのでしょう。
親に厳しく育てられた
小さい頃に親に厳しく育てられたと言う人は、反骨精神がある人が多いです。
その理由としては、小さい頃は反抗期であり、親に反抗して怒られて悪い事を教わるのですが、親が厳しい環境は、悪い事が起きる前に抑え込もうとしているので、行動を制限するようにしています。
つまり、このようになってしまうと、悪い事だけでなく、良い事も行動ができなくなっています。
そのために知らないところでストレスが溜まっているのです。
小さい頃にお利口さんとか良い子に育てられた人は、大人になってから溜まったストレスが一気に爆発することもあり、反骨精神がある人になることもあるのです。