子供が嫌がることも無理やりさせることも過干渉の一つです。
例えば塾などが嫌だ、習い事が嫌だと言うときがあると思います。
そんな時に普通であれば考え直したり、嫌な理由を聞いたりするでしょう。
しかし、過干渉な親はそんな子供の意見は無視して、親が続けさせたいと思ったら子供が嫌がっていても続けさせます。
子供は自分の意見が通らないと思い、そのうち何を言っても無駄だと思い始めるでしょう。
そうなると、自分の意見を言えないまま大人になってしまうことも考えられます。
2.子どもの友だちを親が決める
子供の友達を親が決めてしまうのもやりすぎな行動です。
過干渉な親の場合、あの子とは遊ばないように、あの子とは遊んでも良いがあの子はダメだ、と親が決めてしまうことも多いです。
子供は基本的に好きな友達と遊ぶので自然と友達ができるのが普通です。
本来、友達を作るときに親が介入することはありません。
ですが、過干渉の親は自分の都合で決めたがるのです。
友達までも親が決めてしまうのでは、子供は自由に遊ぶこともできなくなってしまうでしょう。
親が一方的に決めてしまう
親が一方的に決めてしまうという事は、子供の意見を聞かないという事にも繋がります。
友達は自然とできるものですが、それも親が決めてしまうと子供は折角友達ができたと思ったのに引き離されることになってしまいますよね。
しかし親は子供がそれに対して苦に思っているとも思わずに決めてしまうのです。
いわゆる自分の子供はこの様に育って欲しいという理想からそのような行動に出てしまうのです。
3.親が全てを管理する
過干渉な親は、子供のことは自分が全てを管理したいと思います。
子供は成長をすると自分で考えるようになりますが、親がやりすぎてしまうとその成長ができなくなってしまうのです。
どういう事かと言うと、親が全て管理をしてしまっているので、何をして良いのか、ダメなのかを考える力がつかないのです。
また、勉強や習い事など時間なども管理されているかもしれません。
それは成長をしても変わらない事が多く、また子供の頃からその様な教育を受けてきたという人にとってはそれが当たり前になってしまいます。
親が全てを管理するという事は、子供にとって最初は嫌だったけれどそれが当たり前になってしまうという事になるのです。
そうなれば大人になって自分で何も管理できない人になってしまうかもしれません。
時間やお金など
管理するものは様々ありますが、よく時間などは親が決めてしまうという家庭も多いのではないでしょうか。
心配で門限を決めたりしますよね。
実はそれも過干渉の一つかもしれません。
またこれだけであればまだ良いのですが、お金も親が管理しているという家庭もあるでしょう。
特に高校生などはバイトをすると思いますが、その際のお金の管理も全てが親であり、何か買う際にもいくらまでと決めてしまうのです。
4.親が進路を決める
よく親からこの大学に行きなさいと言われたりする事があると思いますが、この行為も実は過干渉になってしまう原因の1つです。
その時に子供が賛同をするのであれば良いですが、賛同をしない状態となっていればどうでしょうか?
嫌がることを無理やりするというような形になりませんか?
親が進路を決めるというのは自分の理想を押し付けて、子供が進みたい道を妨害しているのと同じです。
思い当たる方もいるのではないでしょうか?
一般的には、「◯◯を学びたいならこんな大学に行ったら?」というようなアドバイスはしても、後は子供に任せる人が多いですが、中には強制して絶対にこの大学に行きなさいと進路を決めてしまう親もいるのです。
過干渉な親はそれが子供のためだと思っています。