CoCoSiA(ココシア)

過干渉はどこから?やり過ぎな親の行...(続き4)

子どもの意見を尊重しない

親は自分の理想に近づけるため、子供がなんと言おうと進路は親が決める、子供の意見を尊重しないというような事がおこってしまうのです。

確かに子供にはこの様に育って欲しいと思う願望はあると思いますが、それは親が決めることではなく、子供が決めることですよね。

また、親自身がどの様に育っていたのかにも関わってきます。

例えば自分も親に進路を決めてもらったのだから、子供にも同じようにしないといけないと思ってしまう人もいるでしょう。

そういう人は、親の意見を聞くのが当たり前だと思っていることが多いのかもしれません。

5.子供の持ち物をチェックする

親からすると子供が何を持っているのか、何が趣味なのか、何が好きなのか、嫌いなのかなどを全て知っていたいと思ってしまうかもしれません。

部屋に入るなと言っても入ってしまう親っていますよね。

気になってしまう親も多いのではないかと思います。

何か悪いことに走らなければ良いがと考えるのはどの親でもそうです。

ですがそこで子供のことをいかに信じることができるのかが鍵になるでしょう。

子供の持ち物までもチェックするということは過干渉に繋がる行動にもなります。

注意をするようにしましょう。

すべてを把握しておきたい

この行動は子供のことをすべて把握しておきたいという考えがあるからです。

先ほど言った趣味や嫌いなものでもそうですし、勉強の調子はどうなのか、誰かと付き合っていたりするのではないか、というような子供のプライバシーにも関わってくるところにまで入り込んでしまうのが過干渉の親です。

子供が可愛くて仕方ないというのもわかりますが、そこまでしてしまうと子供は嫌がるのも無理はないですよね。

そこで子供は嫌々ながらも仕方なく親の言うことを聞いてしまい、成長をした際には親と同じようなことをしてしまうかもしれません。

すべてを把握しておきたいというのは親としてはあると思いますが、子供をいかに信じることができるのかが重要になるのです。

6.子どもをコントロールしようとする

過干渉な親が最もしてしまう行動は、この子供をコントロールしようとすることです。

親の意見というものがありますが、もちろん子供にも意見というものがあります。

例えば欲しい物があった時に子供が「これ欲しい」と言いますが、親は「また今度ね」と濁したりして後日買ったりするかもしれません。

しかし、その際に優しい言葉をかけることなく「これは必要ない」「こんなものいらない」というように、親の意思を優先的に押しつけ考えさせてしまうのが過干渉の親の行動となるでしょう。

言うのであれば少し洗脳的なものに近いことです。

自分が正しいと思っている人というのは、基本的に周りを巻き込んでいき自分の仲間を集めていきますよね。

それと同じようなことを子供にもするという事です。

子供をコントロールするというのはいわゆる、自分の言うことを何でも聞くような子供にさせるという事にもなるのです。

子供の意見などは全く聞かず、とにかく自分の理想の形にするために親の言うことは何でも聞くようにするのです。

7.何もかもしてあげる

過干渉と過保護について説明をしましたが、何もかもしてあげるというのも過干渉の行動です。

これは過保護の「親が何でもする」というのとは少し違い、子供ができないから全て親がするというような事を指します。

過保護の場合は子供自身は自分1人ででもできるけれど手助けをしてしまうような事を言うので、この何もかもしてあげるというのとは少し違います。

過干渉の場合は全て親が決めるということになるので、子供の意見を尊重しないような事が多いです。

先ほど言ったコントロールにも似ていますが、全て自分の思い通りになってほしいという気持ちから親が全部するというような事にもなってしまうのです。

言うのであれば子供に考える場面を与えずに、親の考えだけを忠実に守って育てるという事に繋がるのです。

親が全てを決めて親が全てをする

人というのはそれぞれ考えを持っているので、それぞれを尊重しなければなりません。

もちろん個性というものがあるので、それに納得いかないという人もいて当然のことです。