この章を読み終われば、あなたも言い得て妙な言葉を操ることができるようになるでしょう。
バブル経済
1980年代に始まった日本経済の大発展は、多くの人に恩恵をもたらしましたが、急速に収束して終焉を迎えました。
その様はまるで泡のように大きく膨らんで一瞬ではじけるバブルのようだったので、バブル経済といわれるようになりました。
この表現は正に的確に一言でその経済状態を表しているので、言い得て妙、と表現できる代表的な言葉といえます。
経済を儚い泡に例えている
このバブル経済という言葉は、経済を儚い泡に例えているところにユーモアやセンスが感じられます。
実際に終わってみればまるで夢のような儚いバブル経済は、正に泡となり消えたといえます。
ゆとり世代
ゆとり世代とは、それまでの詰込み型の教育ではなく、人間性も形成する目的でゆとりを持った教育を受けた世代の人たちを指す言葉です。
年代的には1987年から2004年辺りに学校教育を受けた人たちのことをいいます。
確かにこの年代の人たちにはゆとり世代特有の特徴がある人が多く、ゆとり世代という言葉も、言い得て妙的な言葉として定着しています。
利点も欠点もある
ゆとり世代には利点も欠点もあります。
世間ではゆとり世代という言葉はあまり良い意味で使われませんが、ゆとり世代の人々の中には、世間の評価を恐れずに、自分のやりたいことを堂々と行う人もいます。
欠点としては協調性がない、支持をするまで何もできない、などといった特徴が挙げられることがあります。
どちらにせよ、ゆとり世代という言葉は言い得て妙、な言葉の代表的なもののひとつといえます。
【ゆとり世代の特徴は、こちらの記事もチェック!】
美人は三日で飽きる
この言葉は昔から使用されているので、比較的知っている人が多い言葉であるといえます。
多くの男性がこの言葉に共感しているので、言い得て妙、と評価されることが多い表現です。
また、この言葉には、男性の性質を揶揄したユーモアも隠されており、高度な表現ということもできるでしょう。
中身も伴った美人は最強!
現実に美人は三日で飽きる、というケースはあるでしょう。
しかし、それは主に外見のことを言い表しています。
中身が伴った美人は、三日で飽きるどころか、長く付き合えば付き合うほど魅力が増してゆくものです。
つまり、話はややそれますが、中身の伴った美人は最強で、男性を虜にする魅力をもった存在といえるのです。
時は金なり
この言葉も古くから使われる名言です。
時間は誰にでも平等にありますが、その時間を有効に活用してお金を生みだす人がいます。
また、時間はお金のように大切なもの、という意味も込められています。
時は金なり、という言葉も、言い得て妙な言葉の代表といえるでしょう。
お金よりも時間の方が有意義
この言葉の真の意味は、お金よりも時間の方が有意義である、というところにあります。
確かにお金を稼ぐために四六時中働いても、気が付けば身体を壊して遊ぶ時間もない、という状態では本末転倒です。
しかし、人間はそのような過ちを犯しがちなので、戒めの意味も込めてこの言葉が広められたのでしょう。
弱い犬ほどよく吠える
この言葉もよく使われる言い得て妙な言葉のひとつですね。