ゆとり世代との接し方が分からない…、ゆとり世代の部下に手を焼いている…
ゆとり世代との関わりに悩んでいる方、意外と多いと思います。

ですが逆に、ゆとり世代の部下達も、貴方とどう接すればよいのか、悩んでいるかも知れません。

同じ日本に生まれ育った人間でも、世代によって時代背景、教育方法が違えば生き方や価値観も変わってきますよね。

今回はゆとり世代や団塊の世代など世代ごとの特徴と、ゆとり世代の若者との関わり方についてご紹介させて頂きたいと思います。

ゆとりとは?

そもそも「ゆとり」という言葉自体は悪い意味ではありませんよね。

ゆとりとは…拘束されておらず、心配事がない状態。

余裕があり、窮屈でないこと…
とても良い意味だと思いますが、世間的にはあまり良い言葉として使われてはいません。

ゆとり世代以前の教育法というのは「詰め込み教育」と言われ膨大な量の知識を詰め込ませ、暗記させ、テストや受験戦争で良い結果を出す事が目標のような教育方法でした。

この結果、学力は上がるものの、「テストが終わったら全て忘れる」「勉強についていけない子供達が増え、いじめや非行、不登校が増える。」などという多くの問題が起きました。

そこで国が考えたのが、「ゆとり教育」です。

「詰め込み教育」のような知識量重視、競争型の教育法ではなく、「生きる力」や「思考力」など個性を育てる為の教育法に変更し、全国統一学力テストを廃止したり、完全週休5日制の授業に授業日数を大幅に減らすなどの方法で、思考重視、自身で考える判断、行動する力を元に学力を身につける為ゆとり教育を行いましたが、結果、学力が著しく低下してしまった為、この教育法にも終止符が打たれてしまいました。

ゆとり世代の年齢層。


ゆとり世代の年齢層は

がっつりゆとり教育の時代に当てはまっている年齢層は
1987年生まれから1996年生まれ
2017年現在で言えば、21歳~30歳位の年齢にあたります。

ゆとり世代の有名人
(メジャーリーガーの田中将大選手、テニスの錦織圭選手、俳優の岡田将生さん、タレントの鈴木菜名さんなど)

団塊世代の年齢層と特徴。

団塊の世代とは、第二次世界大戦直後の1947年~1949年に生まれた人達の事を指します。

年齢で言うと、2017年現在で68歳~70歳位の方々です。

え?たった3年で「世代」って呼ばれるの??
と思ってしまいますが、さすが、「第1次ベビーブーム」と呼ばれた時代です。

1947年生まれ(昭和22年)は267万8792人
1948年生まれ(昭和23年)は268万1624人
1949年生まれ(昭和24年)は269万6638人
3年間の出生数は806万人になります。

2016年生まれ(平成28年)は98万1千人
これは1899年(明治32年)に人口統計が開始されて一番低い出生率と言われていますが、
逆に統計を始めて一番多い出生率が1949年になります。

およそ3倍くらいの差がありますよね!

人口が多いという事は、競争率も激しくなります。

そんな時代に生まれ育った団塊の世代の特徴は…

・女性は家事をするのが当たり前。子育ては妻任せ。
・仕事中心の生活だった為、それ以外の事が全く出来ない。
・自己主張が強く、口調がきつい人が多い。
・地位、権威のある人の話には耳を傾けるが、自分より若い人の話は聞かない。
・自分がやってきたことが正しいと思い込こんで同じ価値観を押し付ける。
・お客様が神様というような意識が強い人が多く、モンスタークレーマーになりがち

この世代の方は高経済成長時代やバブルを味わっているので、比較的、苦労を知らず、良い思いをしている。

終身雇用制度で、能力など関係なしに定年まで働けばしっかりと退職金がもらえて年金などもらえる額も多いため、一番得をしている世代だと言われてきます。

おやおや…団塊の世代、なかなか癖が強いですね…
ちなみにこの世代の有名人は
(星野仙一元監督、元レスリング選手のアニマル浜口さん、女優の泉ピン子さん、ビート武さんなど…)

世代に名前はつきもの。


今は、団塊の世代、ゆとり世代がクローズアップされがちですが、その他にも世代によって沢山の名前があります。

ここではいくつかの世代とその特徴を紹介していきたいと思います。

新人類世代(1960年~1965年頃)

2017年現在52歳~57歳の世代
・上の世代には理解できない従来と異なった言動・行動がや価値観が目立つ
・何種類もの趣味やレジャーを楽しむ
・幼少期ゲームや漫画などの影響を受けた第一次オタク世代
新人類世代の有名人
(お笑い芸人の石橋貴明さん、元プロ野球選手清原和博さん、作詞家の秋元康さんなど…)

バブル世代(1965年~1969年頃)

2017年現在48歳~52歳の世代
・コミュニケーション能力が高い人が多い
・金銭感覚がバブル期のままで過去の栄光にこだわる
・自分が評価されないと気がすまない
バブル世代の有名人
(サッカーの三浦和良さん、テニスプレイヤーの松岡修造さん、俳優の織田裕二さん)

氷河期世代(1970年~1982年頃)

2017年現在34歳~47歳の世代
・安定した職に就けず、フリーターや派遣労働者が増えた時代
・将来を不安視し、結婚や出産をしていない人が多い
・アルコール離れ、車離れなど消費を嫌い所得は預貯金に回す
・自分らしく生きたい
・女性の社会進出が増えた世代。

氷河期世代の有名人
(元サッカー選手の中田英寿さん、女優の柴崎コウさん、広末涼子さんなど…)

プレッシャー世代(1982年~1987年)

2017年現在30歳~34歳
・氷河期時代の苦労を見ている為しっかりもので計画的
・両親の共働きが増えた事で少年犯罪や学級崩壊などキレるという言葉を使う状態が増えた
・世の中の大きな変化などに対応しながら明るく前向きにな人が多い
プレッシャー世代の有名人
(メジャーリーガーのダルビッシュ有さん、女優の長澤まさみさん、俳優の小栗旬さんなど…)

団塊の世代を含む、ゆとり世代以前の5つの世代をご紹介させて頂きました。

それぞれの時代背景にあわせて生き方も傾向がありますね。

そしてどの世代も結構ネガティブなことを言われてたんですね!
ゆとり世代を苦手とする、団塊の世代、新人類世代の方々も、若いときには、上の方に「これだから今の若いのは…」なんて言葉、言われていたのだと思います。

この中で比較的ゆとり世代と相性のいいのは、ゆとり教育を少しだけ経験している「プレッシャー世代」「氷河期世代」。

自身もゆとり教育を経験しており、年代も近い世代の為、一番ゆとり世代を理解している世代かもしれません。

ゆとり世代とのコミュニケーションに悩んでいる世代と言えば、やはり
団塊の世代や新人類世代、バブル世代です。

中には、年齢関係なく上手く人間関係を築けている方も沢山いらっしゃいますが、
やはり、このあたりの世代と、ゆとり世代では考えや価値観の違う所が多々あります。

ゆとり世代の3個の特徴。

では、ゆとり世代にはどのような特徴があるのでしょうか。

主によく言われているゆとり世代の特徴を3つまとめてみました。

1.ストレスに弱い。

ゆとり世代は、各世代の中でもとりわけストレスに弱い世代と言われています。

どしてそのようなレッテルを貼られてしまったのでしょうか。

社会人になったゆとり世代の行動を元に説明していきたいと思います。

注意されると嫌になる。

昔は、先生と言うととても偉い存在、親の変わりに子供を教育してくれる指導者、先生の言う事は絶対。

というようなイメージがありました。

教育熱心な先生からは、ときに強い口調で注意されたり、なにか間違ったことをした時は、叩かれたり、チョークが飛んできたり、怒鳴られたり…が当たり前でした。

なにか間違った事をした時は、近所のおじちゃんやおばちゃん達からも当たり前に怒られていたり地域内でのコミュニケーションや触れ合い、町ぐるみでの子育てというのができた時代ですが、ゆとり世代は核家族、同世代の集団の中で育ち、学校の先生も教育指導として行っていたゲンコツやビンタなど、それまで当たり前とされてきた愛のムチも体罰とされ、厳しい指導がなくなっていったいきました。

近所の人との関係も次第に希薄になり、沢山の大人たちと関わるという事が少なくなった為、ゆとり世代は、今までの生活の中で、目上の人に叱られた事、怒られたという経験が少なく、そういったストレスへの耐性が低いといわれています。

たとえ何か間違ったことが原因で、ゆとり世代を注意したとしても、

「自分はダメなんだ。

もっと他に自分に合った職場があるはず、あの人イライラしすぎ」「もう仕事辞めたい」

など、現状の問題点を解決せずに現実逃避に走り出します。

反対されるとやる気がなくなる。

個性を重要視する教育過程の中で育ったゆとり世代は、否定される事や反対されるという経験自体があまりありません。

競争社会の中でもまれてきた世代の人達は、自分のしたい事を反対されたとき、どうやったら認めてもらえるんだろう…反対されても諦めないぞ!と考え行動していきますが、

ゆとり世代は反対されると、全てのやる気がなくなってしまい、やろうとしていた事自体を諦める習性があります。

2.仕事よりもプライベートを大切にする。

ゆとり世代は、会社という集団の中での和よりも、自分の身近な人達の中での和を大事にします。

仕事はお金をもらう為だけの所。

プライベートがあってこその仕事という割り切った考えを持っています。

また、景気の良い時代を経験していないゆとり世代の中では、会社は永遠に存続するものではない。

という考えが存在します。

ですので「死ぬまでこの会社で勤めたい」というような愛社精神が、終身雇用でしっかり退職まで働く事ができた団塊の世代の方たちよりも少なく、逆に育ててくれた親や友人、恋人とのプライベートな時間を大切にします。

飲み会に参加しない。

まずゆとり世代は会社仲間(特に上司)と社外でのコミュニケーションを好みません。

やっとプライベートの時間なのになんでこの大事な時間まで会社に捧げないといけないのか。

飲み会の費用が会社持ちでもその気持ちは変わりませんが、自分の出費になる場合は更に意気消沈。

そこに給与が発生しないならば仕事ではないので行く気にはなれないのです。

また社内の人とのコミュニケーションは仕事の時間内でとりたい。

というより何故、会社でコミュニケーションを取る時間を作れないのか…
というのもゆとり世代の思いです。

「仕事」というくくりのものは、全て仕事の時間内に終わらせたいのです。

仕事に明け暮れて、家庭崩壊するような家族を作りたくない。

給料はそんなに良くなくても共働きでなんとかなる。

家事も育児も分担し、家族を大切にした生活がしたい。

時間外の飲み会は大切な自分の時間が減ってしまう為時間の無駄なのです。

仕事が定時で終わっても家にも帰らず、飲み歩いている上司、ゆとり世代は
「きっと家で居場所がないんだな…」とかわいそうな目で見ているのです。

仕事とプライベートの切り替えが上手い。

「私仕事人間で休みの日も一日仕事のことを考えてしまうんです。」
「今日は残業、明日は休みですが、仕事が残っているので休日出勤します。」
ゆとり世代がそうなると心の病になってしまいます。

ゆとり世代は仕事とプライベートを完全に割り切っています。

仕事の時間は言われた事をなしとげ、定時で帰宅。

プライベートはしっかり遊びます。

休みの日はとても充実し、仕事とプライベートの切り替えはとても上手です。

仕事に追われて家庭を顧みないという事もない為、男性にイクメンが多いのもこの世代の特徴です。

団塊の世代の男性と結婚して苦労した女性達が、自分の息子にはきちんと家事が出来るようになってほしい…と教育していたり、また女性の社会進出によって、子供が家事を手伝うという事が当たり前になり、今の若い世代は、料理などの家事が出来る男性が多くなっています。

夫婦が共働きの世帯も多く、仕事以外の事も協力し合って行わなければいけない為、全てにおいて割り切ってきちんと区別した生活を心がけています。

このペースを乱され、私生活にも仕事が入ってくるような状態になると、鬱などの心の病気にかかりやすくなるます。

3.基本的に受け身の姿勢。

他の世代に比べ、競争や争いが苦手なゆとり世代は全ての事の対して比較的受身の姿勢です。

何事も平穏に無事に済むようにと全てにおいて安定を願っています。

あまりに受け身すぎて、恋愛においても、今の20代は「恋人がいない」男性、女性が過去最高値を記録しているようです。

では仕事の面ではどういった事が受身の姿勢になっているのでしょう。

指示されるのを待っている。

物事を自分で切り開いていて今を築いた行動重視の団塊の世代、その世代に育てられながら会社で頑張ってきたコミュニケーション能力がある関係性重視の新人類世代。

ではゆとり世代はどうでしょうか。

ゆとり世代の時代には、日本の経済成長はとっくの昔に終わってしまっています。

全ての仕事がある程度マニュアル化された時代に生まれたゆとり世代は、自分達もマニュアル通りおりこうさんに活動します。

ですので、自分が出来る仕事はしっかりこなす事ができますが、新たな事が始まったとき、道筋が決まっていないと身動きが取れなくなってしまいます。

失敗する事はリスクがあることと考え、上の指示をひたすら待つ傾向があります。

自ら考えて動くのは苦手。

ゆとり世代が生まれ育った時代は物事が全て機械化して便利になっていった時代です。

子供時代はゲームが流行り、思春期には携帯、物心ついた時にはスマホが手元にある状態で、分からない事はすべて簡単に調べることが出来ました。

ですので、自分で何か考えて動くより、分からない事はすぐ調べて解決。

すぐに答えを出したがります。

間違ってない安全な方法を選ぶ方がリスクが少ないと思っているのがゆとり世代です。

ゆとり世代にも言い分があります!

と、これまで散々ゆとり世代の事説明してきましたが、プレッシャー世代の私は比較的、ゆとり世代の若者達と上手く人間関係が築けているので、実際のところ、上の世代が言う「だからゆとりは…」って思うことが少ないんです。

それに、ここまで言われてゆとり世代だって、上の世代に言いたいことは沢山ありますよね!

ここからは、ゆとり世代の代弁、そしてゆとり世代だからこその魅力をお伝えしたいと思います。

好きでゆとり世代になった訳じゃない!

そもそも、どの世代の方も、好きでその世代に生まれてきたわけではありませんよね。

日本人はまじめなので、言われたことを素直に聞き、皆が同じ事をやろうと努力します。

時代の流れで教育方針や子育ての仕方、思想も変わってくる為、同じ日本にいても
それぞれの世代に同じようなタイプの人間で固まってしまうのは当たり前のことです。

上の世代が下の世代を悪く言うというのは代々続いてきたことなのですが、
特に、ゆとり世代の上司である、団塊の世代や新世代はとにかく日本の中でも人口比率の高い世代の為、他世代よりもバッシングされる事も増えてしまいますよね。

ゆとり世代。

たまったもんじゃないかもしれません。

考えを押し付けないでほしい。

せっかくゆとり教育という個性重視の教育の中で育ったゆとり世代。

それなのに、上の世代から「●●はこうでないといけない」「●●は絶対にこうだ」
なんていう自分の考えを押し付けられると、恐縮してしまいますよね。

昔はそれで正しかったこと、当たり前だった事が実はそれは間違っていた…
という事や、今はそれでは通用しない…なんて話は沢山あります。

ゆとり世代にはゆとり世代の考えとペースがあります。

自分の考えを押し付けるのではなく、まず、相手の意見や考えに耳を傾けましょう。

相手の思いや意図を理解したうえで自分の思いや意見を伝えた方がコミュニケーションはうまくいきます。

今の時代に合った柔軟な考えを持って相手と接していきましょう。

「ゆとりだから」と決めつけないでほしい。

「こうだからゆとりは…」「やっぱりゆとりだから…」
きちんと仕事ができた時はこれといって何の評価もせず、そんなの出来て当たり前という評価をする人ほど、気にさわらない事があると必ず出してくる「ゆとりだから」という言葉…
固定観念で物事を決め付けないで欲しいですよね!
そんな人から「ゆとり世代がされると嫌な事」まとめてみました!

「できない」と決めつけられるとやる気がなくなる。

上司には人に指示して仕事をさせるのが上手な人と自分しか信用できず、人に任せることが出来ない人がいますよね。

人を指導するのが上手な人は、相手を信頼し、認めていて、失敗があればフォローする。

だから否定する事って少ないのですが、人に任せる事が出来ない人ほど、「なにも出来ないから自分がやる」という姿勢の人が目立ちます。

これは「できない」人が悪いのではなく、「できない」と決め付けている上司が悪いのです。

部下には無限の可能性があるのに、それを否定する事で、やる気・モチベーションを下げているのです。

ダイヤの原石であるゆとり世代を育てられていない、自分達が「できない」上司である事に気付いていないダメ上司だと、ゆとり世代のやる気も半減します。

元々ゆとり世代の若者達は、自分に出来ること(長所)を伸ばすというという事が得意です。

初めは何か出来る事を任せながら、少しずつ、出来ないことを出来るようになようにしてあげましょう。

今と昔を比較しないで!

昔はこうだった。

俺達はこうして成功してきた…
先輩の話というのはとても参考になるし勉強になりますが、時にそれは、本人達の努力というより、時代が良かったおかげ…という事も多々あります。

そもそも、比較する事すらおかしい。

昔は景気が良かっただけ。

ゆとり世代は何かを比較されることが大嫌いです。

昔の時代ではできたことでも今は違う。

昔と今。

比べると、便利になった事は圧倒的に今の方が多いと思いますが、お金を稼ぐという意味では、昔の方が圧倒的に簡単でした。

実際、「自分達はこうしてきた」と言っている先輩方が今の時代に同じ金額の業績を上げる事ができているのであれば、こんなに倒産する会社もないでしょうし、日本は常にバブリーで潤っていますよね。

もちろん仕事ができる人も沢山いますし、皆さん頑張って働いてきたと思いますが、今は頑張ればお金が稼げた時代とは違います。

ゆとり世代との接し方は?

それでは他の世代の方々が、ゆとり世代と上手く付き合っていくにはどう接していけば良いのでしょうか。

悪いイメージだけの固定観念を持たない。

人と付き合っていく上で基本的に大事なことですが、まず「固定観念」を捨てましょう。

日本人は、昔から型にはまった考えが好きです。

星座占い、血液型占い、誕生日占いなど、この人は、こうだ!というのを決め付けがちです。

ですがよく考えて見ましょう。

同じ世代の人が皆同じ性格や、同じタイプだったら気持ち悪いですよね。

実際私が働いていた職場ではほとんどのスタッフがゆとり世代と呼ばれる年代でしたが、仕事の後の飲み会も楽しんで参加していましたし、一生懸命働いてくれましたし、仕事が終わらない日は進んで残業をしてくれていました。

スタッフが頑張ってくれたおかげで業績もとても良かったです。

固定観念でイメージをひとくくりにするのはとてももったいないことですよね。

一人一人個性があり、悪いところもあれば良い所も沢山あります。

一人一人と関わりしっかり個人の個性を大切にみていきましょう。

「ゆとりは仕事ができない」という考えをやめる。

そもそもですが、業績の良い会社の人で仕事仲間に対して「仕事ができない」と口にしている人はいませんよね。

カエルの子はカエル…ではありませんが、「ゆとり世代が仕事ができない」のではなく、「ゆとり世代の上司が指導する事ができていない」のです。

入社して初めからバリバリ仕事ができていたら、もう先輩は必要なくなってしまいますよね。

否定からは何も生まれません。

自分にないものを沢山持っているゆとり世代。

実際、会社や人に恵まれて才能が開花してキャリアを築いているゆとり世代の方も沢山いらっしゃいます。

ゆとり世代を生かすも殺すも周りの環境、上司次第なのです。

自分にない考えや才能を持っているゆとり世代をきちんと認めてあげましょう。

強い口調で注意しない。

強い口調で相手にものを伝える時は、大体「怒っている」時です。

怒っている時は自分の感情に身を任せているだけで相手の事を考えていません。

また感情的になればなるほど聞いている側はその状態が怖くなってしまい、冷静に何がダメだったのかを理解する事が出来ません。

相手の為に何が悪かったかを注意する「叱る」という行為も、相手がそれを愛情だと理解するまでかなりのコミュニケションと時間が必要になります。

場合によっては、気分屋な上司というレッテルを張られてしまうことも…
何か注意をする時は心を落ち着けて冷静に注意をしていきましょう。

どうしていけないのかをしっかりと説明する。

ゆとり世代は勤勉で理解力があります。

自分は何が間違っていたのか、何がいけなかったのか筋道を立ててしっかり説明すると、理解してくれます。

叱れば自分で考えて行動し、軌道修正していく部下もいるかもしれませんが、ゆとり世代に必要なのはまずは説明と理解です。

相手が何故間違いをおかしてしまったのかきちんと理由を聞いて、
何が原因でそうなりなしたか?
その理由は何ですか?
次に同じ事が起こらないようにするにはどうしたらよいですか?
と相手にしっかり考えさせる事ができる質問をしましょう。

その形が出来てきて、経験をつんでから次は失敗したら自分で考えて行動させるという習慣を身につけるよう順序だてて指導していきましょう。

一人ひとりをしっかりと見る。

ゆとり世代の若者達は、「ゆとり世代」とひとくくりにされる事にうんざりしています。

自分を他人と一緒くたにされることを非常に嫌います。

ゆとり世代はやる気が出ると結果に出る。

ゆとり世代まじめで素直、そして勉強熱心です。

上昇志向が弱いのは自分に自信がないだけなので、いかに上司がモチベーションを上げ育てていくかで伸びしろが変わって来ます。

会社の業績に貢献できる人材としてゆとり世代が活躍するかしないかは、上司の力量次第なのです。

認めてあげると伸びる。

やってみて、言って聞かせてさせてみて、誉めてやらねば、人は動かじ。

約80年前、海軍の軍人だった山本五十六さんの名言です。

いつの時代も、人を育てる事が出来る人というのはこういう考えを持っています。

ただ口で物事を指示するのではなく、自らがお手本として姿を見せて、それからしっかりやるべきことの説明をし、見守りながら行動させ、やったことをしっかり誉める。

これを何度も何度も繰り返し行う事で、人はどんどん 知識や経験が身に付き、成長していくことが出来るようになります。

小さなことからでも良いので成功パターンを作ってあげて、たくさん認め、誉めてあげましょう。

まとめ

以上が、ゆとり世代の特徴と接し方のポイントでした。

日本は戦後の高度経済成長期やバブル期などの良かった時期を通り過ぎ、不況を経験し
「成長期」から「成熟期」を迎えています。

山を登ったら今度は下らないといけないというように、何かを達成した後は必ず下る時期(停滞、衰退)があります。

その時代ごとに人々のライフスタイルも教育方針や考え方、生き方も全く違うものになっていきます。

時代が良かった時に育ってきた世代と、不況の時代に育ってきた世代。

考え方が違うのは当たり前です。

今、まさにゆとり世代の方と仕事をしている方や、関わりがある方、是非参考にしてコミュニケーションをとってみて下さい。