アースカラーは1970年頃から言われるようになった配色群で、大地や木、水を思わせる茶、緑、青系かつ目に優しい色合いのことを指します。
日本人の肌色にも似合う色が多いのでパーカーで取り入れるのはおすすめです。
ただし、少しくすんだ色合いが多いので全身それでまとめてしまうと地味になりがちです。
白など明るい色をインナーや小物で投入するか、黒で引き締めましょう。
ジャケットの素材をレザーにしたり、靴だけ明るめの原色で変化を出すのもありです。
4.パーカーと合わせる小物も重視しよう
パーカーはカジュアルな服なのでトータルでゆったりさせてしまうとダラしなく見えるのが難点です。
ジーンズなどシンプルな服でまとめたら鞄や靴、アクセサリーで女性らしさも取り入れましょう。
鞄はリュックならよりカジュアルになる分、髪型をアップにして首の細さを強調したり、あるいはクラッチバックで手に注目させるならブレスレットや指輪を光らせるなどもOKです。
このようにメリハリをつけ、どこかしらに女性らしさを感じさせる部分をつくることがおしゃれに着こなすコツといえます。
オシャレは手抜きしないこと
ラフさやカジュアルさが魅力のパーカーとはいっても全身ラフに仕上げたらおしゃれとは程遠くなります。
またいかにもスウェット感のある濃いめのグレーは着合わせが難しいので初心者は回避しましょう。
同時に、おしゃれ以前の問題でNGになるパターンもご紹介しておきます。
・ビッグシルエットを通り越したヨレヨレのパーカー(ゴムなども伸びきっている)
・どこの作業場?と思わせる太目カーゴパンツにパーカー
・機能性を追求しすぎてジャストサイズどころかピチピチ
・Iラインシルエットが寸胴になりがちなストレートのチノパンとパーカー
・フルジップパーカーの下に着るTシャツがよれよれ
・ショートパンツの下にレギンス履いちゃう
・靴が汚いor履き潰して型崩れしている
上記あたりの地雷を踏まなければパーカーコーデは大体なんとかなります。
要は部屋着感・作業感が出てしまわないように注意すれば大丈夫です。
そうすれば、アクセサリーやおしゃれな鞄ともマッチします。
パーカー女子必見!おすすめのパーカーコーデ
ではここからは具体的なコーデ例を見ていきましょう。
ボトムとの着合わせが中心としつつ、配色にこだわって決めるコーデなどもご紹介します。
基本的にはベーシックなアイテムとのコーデ例なのでとくに買い足す必要はないと思いますが、手持ちになさそうであれば検討してもいいかもしれません。
1、パーカー×ワンピース
ワンピースのアウターにパーカーを選ぶパターンと、パーカー自体をワンピースとして着こなすパターンの2つがあります。
先に後者についてですが、ビッグサイズパーカーにショートパンツを合わせてワンピース風に着こなす場合は、どんな色のパーカーでも可愛くなります。
ただ、ちょっとセクシーな感じになるので靴はスニーカーであえて外すとバランスが良いです。
パーカー自体がロングでワンピースになっているタイプも人気が高いです。
しかし、その人気は楽さ重視で、単体で着ると頑張っても近所のお散歩がギリのラフスタイルになってしまいます。
近所以外のお出かけに着用するならアウターで調整しましょう。
前者に戻ってアウターとしてパーカーを羽織るコーデをご紹介します。
さらっと羽織れるフルジップタイプのパーカーなら、ワンピースのアウターとして着こなすことができ、プルオーバータイプだとワンピースである必要性がなく、見た目としてはスカートコーデが近いです。
紺色無地のロングワンピース×白or淡いグレーのフルジップパーカー
落ち着いた雰囲気のワンピースは暗い色のアウターを重ねるより明るい色がオススメです。
ただ、パステル系と合わせてしまうと浮いてしまうので、紺と相性の良い白か淡いグレーの方がマッチします。