デニムジャケットの襟のおかげでカッチリ感も出るので、パーカーの下にシャツを合わせるコーデにも追加しやすいです。
また、人気再上昇中のデニムオンデニムもパーカーで中和すれば取り入れやすくなります。
基本的にはグレーのパーカーがデニムと合わせやすいですが、デニムと同じ色になってしまう紺以外だったらどんな色のパーカーでも大体大丈夫です。
あえて原色のパーカーにしてフードやチラ見えするジップ部分を差し色として使うのもおしゃれです。
8、ノースリパーカー
難易度最高レベルなので一概におすすめできるとも言えないのですが、着こなせるなら他者と一線を画すおしゃれができます。
ノースリパーカーはノースリーブのパーカーのことでその名の通り、袖の無いものです。
何故難易度最高レベルなのかというと、体型によるとしかいえないからです。
ガテン系の男性が着るイメージが強いので、女性でも肩幅広めで筋肉質な人が着ると“筋肉見せたい人”になってしまいます。
また、胸が大きい人にも向いていません。
スレンダーで肩幅も華奢な人なら着こなせる可能性が高いです。
パーカーとスカートともに白で統一したコーデや、原色系やグレーのパーカーにデニムのミニスカートやショートパンツ、ワイドパンツやロングスカートでAラインを作ったり、シンプルにモノトーンで仕上げるのも素敵です。
ただし、黒スキニーに黒パーカーで全身黒にするとトレーニング中っぽい感じがします。
9、半袖パーカー
これもフルジップタイプだとなかなかの難易度です。
カジュアルすぎることや中に何を着るかが袖丈のバランスなども含めて難しいのでフルジップはあえてご紹介しませんが、単体で着ればいいプルオーバータイプは可愛いものがたくさん販売されています。
フードがついているというだけで、Tシャツと同じように着こなせばいいので楽ちんです。
無地はもちろん、フロントや袖口にロゴが入っているもの、キャラデザインがされているものなど色々あります。
こちらもビッグサイズをゆるく着こなすのがおすすめです。
また、ワンピースタイプもあります。
ただ、プルオーバーでも明るい色やパステル系、アースカラーはジーパンと合わせるとTシャツ以上に芋っぽくなりがちなので、小中学生みたいにならないよう注意が必要です。
白・黒・グレー・濃いめの紺あたりが無難です。
10、パーカー×コート
パーカーの上からコートを羽織れば暖かさもありますし、マフラーを巻く代わりにフードを出すだけで小顔効果で簡単におしゃれになれます。
ダッフルコートならカジュアルに、カラーコートなら大人な雰囲気になりますし、ボーイッシュを目指すならMA-1などもおすすめです。
また、コーディガン(コートとカーディガンをくっつけた造語)とも合うので春先まで重宝するコーディネートです。
コートがシルエットをつくってくれるのでワイドパンツにもスキニーにも、短め丈のボトムで何でも大丈夫です。
パーカーを着る時はカジュアル感を出さないこと
パーカー自体が大分カジュアル路線なので、全身カジュアルすぎるとダサくなりがちです。
完全にNGな例は序盤で記載しましたが、おしゃれとの境目が難しく、気を抜くとやってしまいがちなNGコーデを記載しておきます。
スウェット地ボリュームスカートorロングスカート×パーカー
スウェット地のスカートの人気は高いですが、同じスウェット地のトップスとは合わせてはいけないボトムです。
完全に部屋着です。
また、パーカーでお腹のくびれが見えなくなっているので同じ素材で下半身にボリュームをもってくると、ズドーンと重たい印象になり、視線が下に向いてしまうためスタイルが悪く見えます。
中途半端なダメージ加工ジーンズ×パーカー
どう見てもおしゃれに加工されているダメージジーンズならまだしも、おしゃれ加工なのかガチのダメージなのかがわからないくらいのジーンズだとカジュアルが行き過ぎて公園で駆けっこでもしてきたのかな、という残念な仕上がりになってしまいます。
靴が汚れていたら完全にガキ大将ファッションです。
コーデは完璧なのに髪を下ろしている
サラサラストレートの髪型ならいいのですが、癖っ毛や傷みが激しい髪だと首輪まりから広がってしまうので、頭頂部から肩までのラインになってしまい、せっかくの小顔効果が台無しです。
その場合は髪はアップにしてスッキリさせましょう。