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恋愛で不安にならないようにする10...(続き3)

そうしてお互いに主張するところは主張して、尊重するところは尊重してあげれば、理想的な恋人関係を築くことが出来るでしょう。

「寂しい」「いつも一緒にいたい」そう思うのは好きな相手であれば当たり前のことです。

そしてきっと相手も同じように考えてくれているのでしょうが、仕事が忙しい時には会えないこともありまし、連絡が取れないこともあります。

そんな時には「何で連絡をくれないのか」と相手を責めるのではなく、「自分と連絡が取れないほどに今は忙しくて大変なんだな」と考えることで、相手を労う心の余裕が出来ますし、また少しずつでも相手のことを理解してあげられるようになるでしょう。

相手もあなたが自分のことを思い遣ってくれていると知れば、きっと嬉しく思うことでしょう。

7、根拠のない不安は自己投影の可能性も?

先にもご紹介しましたが、自分に自信がない人は、恋人の気持ちや素行を疑ってしまいやすいです。

自分の容姿や性格が気に入らなければ、そんな自分を好きでいてくれる恋人に対しても、「自分が嫌いな自分のことを、この人は本当に好きでいてくれているのだろうか?」と疑心暗鬼に陥ってしまいやすいです。

根拠のない「気持ちが冷めたのでは」「浮気しているのでは」などの不安は、恋人に対する信用の有無ではなく、単なる自己投影の可能性もあります。

また、自分で自分のことが信用出来ない人は、恋人に対してもその気持ちを信用することが出来ません。

さらに自分が「恋人がいても他の異性にも色目をつい使ってしまうタイプ」であれば、「恋人も自分と同じタイプかもしれない」と考えて、その素行を疑ってしまいます。

自己投影による不安はいつまで経っても解消されませんし、その場では一応解消出来てもまた直ぐに不安が生まれてしまうため切りがありません。

自分の行動や気持ちから見直してみよう

自己投影による不安を防ぐには、まずは自分の行動や気持ちから見直す必要があります。

恋人はもちろんあなたとは性格が違いますので、恋愛に対する考え方や価値観も違います。

頭ではそれが分かっていても、自己投影タイプの人はさらにその上から不安を被せて恋人を見てしまいます。

ですから、まずは恋人に気持ちや行動を求めるのではなく、あなたが自分自身に対して行動や気持ちを見直してみましょう。

あなたは常に恋人に対して誠実ですか?

愛する人がいてもつい異性に目を向けてしまうことはありませんか?

恋人に嘘をつくことはありませんか?

あなたが恋人のどんなところが好きなのか、またあなた自身が恋人に対してどう考えて接しているのか、それらを自分の中で一度整理しましょう。

自分自身の気持ちや行動を冷静に見ることが出来れば、恋人に対する自己投影の不安はやがて薄れていきます。

どうしても上手く出来ないという人は、心理テストや友人などの力を借りて、自分の行動や気持ちを見直すように努めましょう。

8、相手中心の生活から、自分中心の生活にシフト変更する

恋愛にのめり込むタイプの人では、恋人が出来ると自分の生活のすべてが恋人中心になります。

よく恋人が出来ると友人よりも恋人を取り、常に恋人を優先させる人がいますが、その人はまさに恋愛にのめり込むタイプです。

恋人に夢中になり過ぎた結果友人を失い、恋人と別れた後で友人関係を修復しようと思っても不可能だった、という経験がある人は決して少なくはないでしょう。

恋人が出来ると気持ちが盛り上がっていますので、つい何でも恋人中心の生活になってしまうことがあるでしょう。

けれども、恋人中心の生活ということは、常に恋人のことだけを考えていることになりますので、その分一喜一憂が激しくなって情緒不安定になりやすいです。

恋人から連絡があるまで一日中ずっとスマホを握りしめて持ち歩き、いつでも恋人に予定を合わせることが出来るように、休日のすべてを空けておきます。

仕事をしている時と寝ている時以外は恋人中心の生活を送っていると、いざ恋人と別れた時には自分の中にぽっかりと大きな穴が空いてしまい、立ち直るのにかなりの時間を要します。

また、それだけ他人に依存している状態では、自分自身を見失ってしまう可能性もあります。

そのため、「恋人のため」ではなく、あなた自身のためにも、恋人中心の生活をしている人は、自分中心の生活にシフト変更させることが大切です。

自分の心が満たされるよう行動しよう

恋人への依存心が強い人は、自分の心を恋人に対する気持ちですべて埋めようとします。

すると精神的に何もかも恋人に寄りかかることになるため、自分自身が気持ちの上で自立することは出来ません。

また、どんなに好き合っている恋人同士でも、それだけ一方的な重たい愛情をぶつけられ続けていると、誰でも次第に疲れて、嫌になってしまいます。

とくに一方は依存心が強く、一方は自立心が強い場合には、遅かれ早かれ破局を迎えることが多いです。

そしていざ別れ話になると、恋人を失うことが耐えきれなくなって、無理矢理に関係を続けようとしたり、自傷行為をして相手の気を引こうとしたり、または物理的、精神的な暴力で相手を支配しようとしたりすることもあります。

そうなると最悪警察沙汰や裁判沙汰になることもありますので、大切な人を傷つけないためにも、相手に寄りかかり過ぎないように恋人だけで自分の心を満たすのは止めましょう。