「恋人のことが大好き!だけど大好きだからこそ不安になることが多い・・・」そんな人は多いと思います。
恋人を大切に思っているからこそ、本気で好きだからこそ些細なことで不安を感じてしまいますよね。
そしてその不安は解消出来なければ日々積もっていくばかり・・・。
なんとかして不安な気持ちを解消したい!という人のために、恋愛で感じやすい不安の解消方法をご紹介します!
今まさに、恋愛で不安を感じているという人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
恋愛に不安はつきもの!解消できるかは自分次第
恋愛に不安はつきものです。
「お互いに両想いの恋人同士なら、不安に思うことなんてないんじゃないの?」と思う人がいるかもしれません。
けれども、実際には大好きな恋人だからこそ、常に不安な気持ちは付きまとうものです。
あなた自身、恋人に対してまったく何の不安も抱かない、ということはないのではないでしょうか?
好きだからこそ不安になる、そんな気持ちは恋人のいる人であれば、誰でも持っているものだと思います。
そしてまた、そんな不安を解消出来るかどうかも自分次第です。
例え誰かに助言をされても、自分自身で納得して不安の種を解決出来なければ、不安を解消することは難しいでしょう。
恋人の反応が微妙…自分のこと好きなのかな?
個性や性格は、人によって違います。
あなたの愛情表現と、恋人の愛情表現の方法は違うでしょうし、あなたの求めるものと、恋人の求めるものも違うでしょう。
恋人同士であっても所詮は他人です。
自分自身のことでもなければ、完全に理解仕切るのは不可能に近いでしょう。
だからこそ、恋人の反応が微妙だと、自分のことを本当に好きでいるのかどうか分からなくなって、不安に感じてしまうという人は多いです。
もしも恋人があまり感情を表に出さない性格だったり、愛情表現に元々乏しい人だったりした場合には、余計に不安は募ってしまいますよね。
恋人と自分のタイプが違うほど、そうした不安は感じやすいものです。
積極的な性格の人は、相手に直接「自分のことをちゃんと好きでいるのか」と聞くことが出来るでしょう。
しかし、消極的な性格の人は、「気持ちをわざわざ確認したら相手に重いと思われそう・・」「怖くて確認出来ない」と自分からは行動することが出来ません。
恋愛に対して消極的な人ほど、そうした不安を心に抱えたままになりがちです。
恋愛不安あるある!
あなたは恋愛をしていて、どんなことに不安を感じやすいですか?
一番は恋人がしっかり自分のことだけを好きでいてくれているかどうかということですが、その大きな不安を感じるまでの間に、さまざまな小さな不安を感じています。
いくつもの小さな不安が積もっていくことで、最終的に相手の自分に対する気持ちを疑ってしまいます。
では、どんなたくさんの不安があるのでしょうか?
恋人同士の数だけ不安はありますが、「あるある」な恋愛に関する不安をまとめました!
もしもあなたに当てはまる不安があれば、その不安はあなただけでなく、他の恋人を持つ人たちもみんな同じように感じている不安だということです。
解消方法はまだ見つからなくても、「不安を感じているのは自分だけではない」と分かるだけでも、少しは気持ちが落ち着くのではないでしょうか?
以下を一緒に見ていきましょう。
なかなか忙しくて会う時間がない
恋人と互いの気持ちを確かめ合う方法はメールやLINE、電話などがありますが、何よりも直接会って恋人と一緒に過ごすことでしょう。
しっかり恋人の顔を見ながら話をして、自分に対する言動や態度で恋人の自分への気持ちをきちんと確かめることが出来ます。
けれども、忙しくてなかなか2人で会う時間がないという人は、顔が見られない時間が長い分だけ、どうしても不安を覚えてしまいやすいです。
数か月間会わないでいると、顔を忘れられてしまうとまでは思わなくても、恋人からの愛情を直接受けることが出来ないため、つい不安な気持ちが募ります。
例えば同じ学校や職場にいて、お互いに忙しくて2人の時間が作れないというのならばまだマシでしょう。
同じ場所にいれば、少なくとも毎日顔を見ることだけは出来ます。
しかし、遠距離恋愛でなかなか会うことが出来ない恋人同士や、単身赴任や転勤で恋人が遠くて行ってしまったり、仕事が忙しくて月に一度会えるかどうかも分からなかったりした場合には、やはり恋人に対して不安な気持ちになってしまうでしょう。
一緒にいる時は安心するけれど、離れてしまうと不安になる、それは恋人同士であればまさに「あるある」な悩みでしょう。
知らないところで浮気していないかな?
浮気の心配を頻繁にしてしまう人ほど、自分に自信がない人が多いです。
自分に自信がない、または自分のことが好きではないという人は、そんな自分に対して恋人がいずれ飽きてしまうのではないか、嫌いになってしまうのではないかと常に不安を感じています。
そのため、自分と恋人が一緒にいない間は、知らないところで浮気をしていないかと不安や心配をしてしまいやすいです。
このタイプの人は、自分に自信を持てないでいる内は、恋人がどれだけ自分を安心させようとしてくれても、ふとした時に浮気の心配をしてしまう癖が直りません。
そして不安の余り恋人を過剰に束縛してしまい、結局は恋人から嫌がられてしまうことになりやすいのです。
自分のことを信じられないからこそ、恋人の不貞まで疑ってしまい、自分で自分の首を絞めてしまうのです。
また、ある程度自分に自信がある人でも、恋人が浮気の前科持ちの場合には、ふとした瞬間に浮気を疑ってしまいやすくなります。
とはいえ、元々は恋人の浮気が原因で疑り深くなってしまったので、それはその人のせいではないでしょう。
もしかしてもう冷めてしまった?
恋人の反応が何だか冷たく感じたり、愛情を感じられなかったりすると、「もしかしてもう自分に冷めてしまったのでは・・?」と不安を覚えてしまいやすいです。
とくに今まではたくさん愛情を注いでくれていたのに、急に最近になって愛情を感じられなくなった場合には、どうしても相手の心変わりを自然と疑ってしまいます。
「前までは必ず帰りのキスをくれたのに、最近はしてくれなくなった」「デートの回数が減った」「記念日を忘れるようになった」など、付き合い始めの頃と最近の関係を比較して、つい不安に感じてしまうことがあります。
もしかしたらそれは気持ちが冷めたのではなく、一緒にいる時間に慣れて、相手がこちらとの付き合いに安心している状態なのかもしれません。
けれども、相手の口から直接それを言ってもらえなければ、不安に感じてしまうことでしょう。
【彼氏が冷めたと思った時に取るべき行動は、こちらの記事もチェック!】
連絡が全く来ない……どうして?
恋愛でありがちなのが、「付き合い始めと最近とで連絡のやり取りが減った」ということです。
付き合い始めの頃はどちらも気持ちが激しく燃え上がっていますので、いつまでもLINEのやり取りをしたり、毎日のように電話をしたりします。
けれども、ある程度気持ちが落ち着いてくると、自然と連絡の回数は減ってきます。
とくに元々あまり連絡を取りたがらない人の場合は、少し気持ちが落ち着くと途端に連絡の回数が減ることがあります。
本人は元の性格に戻っただけですが、相手からすると「最初の頃みたいにマメに連絡をくれなくなった!」と感じ、ショックを受けたり相手の気持ちを疑ってしまったりします。
また、恋人同士が社会人であれば、どうしても忙しくて連絡を取れない日々が続くこともあります。
そうした時にも、相手から返信や連絡がないことを不安に感じてしまう人はいるでしょう。
恋愛の不安とモヤモヤを一気に解消する方法10個
恋愛で感じる不安は人によって違いますが、モヤモヤした時の解消方法は誰にでも試すことが出来ます。
効果があるかどうかも人によってさまざまですが、少なくとも何もしないままでいるよりは、少しでも気持ちが楽になりやすいでしょう。
恋愛の不安やモヤモヤを解消するのに効果的な方法を以下にご紹介していきますので、今不安やモヤモヤを抱えているという人は、ぜひ一度試してみてください。
1、自分を客観的に見てみる
あなたは自分自身のことを客観的に見ることが出来ますか?
自分の気持ちが入りやすかったり、関わりの深かったりするものほど、なかなか客観的に見ることが難しいですよね。
恋愛はとくにその傾向が強く、どんなに客観視しようと思っても、つい主観的に考えてしまうものです。
そのため、恋愛で自分を客観視するには、一度冷静になることが大切です。
感情が荒ぶっている時には、深呼吸をしたり余所事をしたりして、まずは気持ちを落ち着かせましょう。
その上で、自分の「悲しい」「腹立たしい」などの気持ちは全て置いておき、客観的に今起きている事実について整理しましょう。
出来れば頭で整理するのではなく、紙に書き出して整理しましょう。
紙に書き出すことで、主観的な考えがあればそれを見つけやすくなりますし、文字を目にすることで改めて情報が頭に入りやすくなります。
紙の中心に事実のみを書いたら、今度はそれに対する自分の気持ちを書き出します。
自分の気持ちを矢印で事実の方向に向けて、反対側に「もしかしたら相手はこう考えているかも・・?」と予想出来る相手の気持ちや事情を書きましょう。
紙の中心に起こった事実を書き、それに対して自分の気持ちと相手の気持ち(予想)を書くことで、自分と相手の気持ちを比較することが出来ます。
比較して相手の気持ちを考えることで、自分の不安な気持ちを少しは落ち着かせることが出来るかもしれません。
また、相手の気持ちを予想する時に大事なポイントがあります。
それは、出来るだけ自分の気持ちとは反対の気持ちを書くことです。
例えばあなたが「自分はこんなに怒っている」と気持ちを書いたのなら、相手の予想される気持ちの部分には、「相手は悲しんでいるかもしれない」と書きましょう。
自分の気持ちも相手の気持ちも同じに書いてしまっては、主観的な考え方になってしまいます。
「相手はこう思っているはずだ!」ではなく、「相手はこう思っているのかもしれない」と考えることが大切です。
2、友人に相談してみよう
恋愛で不安に感じることがあった時には、友人に相談してみるのも一つの方法です。
出来ればあなたのことも、相手のこともどちらも知っているという友人が良いでしょう。
さらに、中立的な意見をくれる友人であればきっといい助言を求めることが出来るでしょう。
自分で客観的に恋人の気持ちを考えようと思っても、どうしても出来ないこともあります。
お互いに価値観も趣味も考え方も大きく異なる恋人であれば、余計に自分では想像がつかないこともあります。
そこを友人にフォローしてもらう形で自分の気持ちを整理しましょう。
友人と日頃から良い付き合いが出来ていれば、あなたにとって効果的な助言をしてくれるかもしれません。
また、もし友人に相談するのなら、自分の相談に乗ってくれる友人にきちんと感謝の気持ちを伝えたり、お礼をしたりしましょう。
親しき仲にも礼儀ありですので、一方的に自分の相談に乗ってもらうだけでなく、自分も時には友人の相談に乗ったり、フォローしてもらったりしたらご飯を奢るなりして感謝の気持ちを形にすると、友人関係も円満に保ち続けることが出来ます。
友人に相談すれば、自分では気づけないことを教えてくれるかもしれませんので、考えに詰まった時には助けを求めることも大切です。
3、恋愛で不安な気持ちを直接聞いてもらう
恋愛の不安を最も手っ取り早く解消する方法は、恋人本人に直接気持ちを確認することです。
それが出来る人は、2人きりでリラックスしている時に自分の不安な気持ちを打ち明けましょう。
この時に大切なのはシチュエーションです。
恋人に真剣に話を聞いてもらうためにも、絶好のタイミングで話すようにしましょう。
まず、恋人が不機嫌な時や、お互いにギスギスした雰囲気の時に話すのは避けましょう。
相手が不機嫌な時に話をしても、まともに聞いてくれないことがあります。
また、恋人が食事やテレビ、ゲームやスマホなど、余所事に夢中になっている時にも話半分に流されてしまいやすいので、そのタイミングも避けましょう。
理想的なシチュエーションは、どちらかの部屋に2人きりで、お互いにリラックスしている状態です。
相手のテンションが高すぎても言葉に真実味が含まれにくくなりますので、相手の機嫌が良過ぎず、かつ悪くないリラックスしている状態が一番良いタイミングです。
シチュエーションが整ったら、出来るだけこちらも感情的にならないように、ゆっくりと自分の気持ちを伝えるようにしましょう。
それでお互いに本心を打ち明け合うことが出来れば、不安を解消させることが出来るでしょう。
4、相手の生活リズムを把握しておく
恋人に対して不安になりやすい人は、恋人の生活リズムを把握出来ていないことも多いです。
例えば恋人が仕事の繁忙期であれば、自然と連絡を取り合う機会は減ってしまうでしょう。
しかしそれはあくまでも一時的なものです。
もし「今は恋人が忙しい時期だ」と把握が出来ていれば、例え連絡があまり取れなくても、事情を分かっているのでそこまで不安になることはないでしょう。
しかし、相手の繁忙期や生活リズムをまったく把握出来ていないと、「最近全然連絡くれない・・もしかして浮気?」や「きっと気持ちが冷めたんだ!」など、余計な不安を募らせてしまいます。
同棲している恋人同士であれば、嫌でも相手の生活リズムが分かりますので、相手の事情を知らずに不安になるということはないでしょう。
一方で、遠距離恋愛をしているカップルや、日頃別々に生活しているカップルの場合には、ある程度相手の生活リズムを把握していなければ、余計な不安が募るばかりになってしまいます。
もしあなたが相手の生活リズムについて何も知らないというのなら、会話の中でさりげなく相手の近況について尋ねるようにしましょう。
常に把握しようとすると、相手は「束縛されている」と感じるかもしれませんので、しつこくなり過ぎないように相手の近況を確認しましょう。
5、過去の不安だったことを思い出す
恋愛で常に不安に陥る人というのは、これまでの恋愛経験でも常に不安になってきたということが多いです。
あなたは歴代の恋人に対して、常に浮気を疑ってはきませんでしたか?
毎回どの恋人に対しても束縛しようとしませんでしたか?
恋人が変わるということは、当然相手の性格や人間性も変わります。
相手が変わるのに、自分の考え方がまったく変わっていなければ、常に同じような不安に心を悩まされ続けてしまいます。
そして、新しい恋人に対して浮気の心配をすれば、過去にも同じように浮気の心配をしていたことを思い出して、余計に不安な気持ちが募ってしまいます。
不安になる気持ちは、大抵の場合自分自身が原因であることが多いです。
そのため、不安を解消したいと思うのなら、自分で不安にならないように戒める必要があります。
浮気を疑ってしまうのも、常に相手の気持ちを疑ってしまうのも、あなたが自分でそう考えてしまうからです。
場合によっては相手が原因のこともありますが、まずは自分自身で余計な不安を募らせないように、過去の不安をいちいち思い出す癖を直しましょう。
過去の恋愛と、今の恋愛は違います。
違う恋愛なのですから、今の恋愛に過去の恋愛での不安を重ねないようにしましょう。
6、相手の立場になって考える
恋愛とはとても感情的なものです。
そのため、常に主観的に物事を考えてしまいますし、相手の気持ちを理解するよりも、自分の気持ちを理解して欲しいと考えてしまいがちです。
しかし、一方的に自分の気持ちだけをぶつけていては、恋愛は決して上手くいきません。
時には相手の立場になって、相手の気持ちを考えたり、相手の意見を受け入れたりする必要もあります。
そうしてお互いに主張するところは主張して、尊重するところは尊重してあげれば、理想的な恋人関係を築くことが出来るでしょう。
「寂しい」「いつも一緒にいたい」そう思うのは好きな相手であれば当たり前のことです。
そしてきっと相手も同じように考えてくれているのでしょうが、仕事が忙しい時には会えないこともありまし、連絡が取れないこともあります。
そんな時には「何で連絡をくれないのか」と相手を責めるのではなく、「自分と連絡が取れないほどに今は忙しくて大変なんだな」と考えることで、相手を労う心の余裕が出来ますし、また少しずつでも相手のことを理解してあげられるようになるでしょう。
相手もあなたが自分のことを思い遣ってくれていると知れば、きっと嬉しく思うことでしょう。
7、根拠のない不安は自己投影の可能性も?
先にもご紹介しましたが、自分に自信がない人は、恋人の気持ちや素行を疑ってしまいやすいです。
自分の容姿や性格が気に入らなければ、そんな自分を好きでいてくれる恋人に対しても、「自分が嫌いな自分のことを、この人は本当に好きでいてくれているのだろうか?」と疑心暗鬼に陥ってしまいやすいです。
根拠のない「気持ちが冷めたのでは」「浮気しているのでは」などの不安は、恋人に対する信用の有無ではなく、単なる自己投影の可能性もあります。
また、自分で自分のことが信用出来ない人は、恋人に対してもその気持ちを信用することが出来ません。
さらに自分が「恋人がいても他の異性にも色目をつい使ってしまうタイプ」であれば、「恋人も自分と同じタイプかもしれない」と考えて、その素行を疑ってしまいます。
自己投影による不安はいつまで経っても解消されませんし、その場では一応解消出来てもまた直ぐに不安が生まれてしまうため切りがありません。
自分の行動や気持ちから見直してみよう
自己投影による不安を防ぐには、まずは自分の行動や気持ちから見直す必要があります。
恋人はもちろんあなたとは性格が違いますので、恋愛に対する考え方や価値観も違います。
頭ではそれが分かっていても、自己投影タイプの人はさらにその上から不安を被せて恋人を見てしまいます。
ですから、まずは恋人に気持ちや行動を求めるのではなく、あなたが自分自身に対して行動や気持ちを見直してみましょう。
あなたは常に恋人に対して誠実ですか?
愛する人がいてもつい異性に目を向けてしまうことはありませんか?
恋人に嘘をつくことはありませんか?
あなたが恋人のどんなところが好きなのか、またあなた自身が恋人に対してどう考えて接しているのか、それらを自分の中で一度整理しましょう。
自分自身の気持ちや行動を冷静に見ることが出来れば、恋人に対する自己投影の不安はやがて薄れていきます。
どうしても上手く出来ないという人は、心理テストや友人などの力を借りて、自分の行動や気持ちを見直すように努めましょう。
8、相手中心の生活から、自分中心の生活にシフト変更する
恋愛にのめり込むタイプの人では、恋人が出来ると自分の生活のすべてが恋人中心になります。
よく恋人が出来ると友人よりも恋人を取り、常に恋人を優先させる人がいますが、その人はまさに恋愛にのめり込むタイプです。
恋人に夢中になり過ぎた結果友人を失い、恋人と別れた後で友人関係を修復しようと思っても不可能だった、という経験がある人は決して少なくはないでしょう。
恋人が出来ると気持ちが盛り上がっていますので、つい何でも恋人中心の生活になってしまうことがあるでしょう。
けれども、恋人中心の生活ということは、常に恋人のことだけを考えていることになりますので、その分一喜一憂が激しくなって情緒不安定になりやすいです。
恋人から連絡があるまで一日中ずっとスマホを握りしめて持ち歩き、いつでも恋人に予定を合わせることが出来るように、休日のすべてを空けておきます。
仕事をしている時と寝ている時以外は恋人中心の生活を送っていると、いざ恋人と別れた時には自分の中にぽっかりと大きな穴が空いてしまい、立ち直るのにかなりの時間を要します。
また、それだけ他人に依存している状態では、自分自身を見失ってしまう可能性もあります。
そのため、「恋人のため」ではなく、あなた自身のためにも、恋人中心の生活をしている人は、自分中心の生活にシフト変更させることが大切です。
自分の心が満たされるよう行動しよう
恋人への依存心が強い人は、自分の心を恋人に対する気持ちですべて埋めようとします。
すると精神的に何もかも恋人に寄りかかることになるため、自分自身が気持ちの上で自立することは出来ません。
また、どんなに好き合っている恋人同士でも、それだけ一方的な重たい愛情をぶつけられ続けていると、誰でも次第に疲れて、嫌になってしまいます。
とくに一方は依存心が強く、一方は自立心が強い場合には、遅かれ早かれ破局を迎えることが多いです。
そしていざ別れ話になると、恋人を失うことが耐えきれなくなって、無理矢理に関係を続けようとしたり、自傷行為をして相手の気を引こうとしたり、または物理的、精神的な暴力で相手を支配しようとしたりすることもあります。
そうなると最悪警察沙汰や裁判沙汰になることもありますので、大切な人を傷つけないためにも、相手に寄りかかり過ぎないように恋人だけで自分の心を満たすのは止めましょう。
自分なりに好きなことや趣味、友人との時間など、恋人以外でも自分の心を満たせるように行動しましょう。
9、思いっきり相手と距離を置いてみる
中途半端に相手と距離を置くと、かえって不安が悪化するという人は、いっそのこと思いっきり相手と距離を置いてみるという方法もあります。
好きな相手と距離を空けるのは誰でも辛いことですし、途中で挫けそうになってしまうこともあるでしょう。
けれども、あえて長い期間相手と距離を置くことで、しばらくすると気持ちが落ち着いて、冷静にお互いの関係について見直すことが出来るようになります。
その結果が例え破局を迎えることになったとしても、気持ちが冷静になれていれば、そこまで引きずることもないでしょう。
長期間相手と距離を置く場合には、予め相手にその話をした方が良いでしょう。
相手が納得してくれればお互いに冷却期間を設けることが出来ますし、もしこちらが距離を置こうとして、相手がそれを嫌がるようだったら、少なくとも相手はあなたと距離を置きたくないくらいにあなたのことが好きなのだということが分かります。
その上でどうするかはあなた次第ですが、もし自分の気持ちも相手の気持ちも分からなくなるくらいに不安な感情に襲われた時には、一度思いっきり距離を置くという選択肢も頭に入れておきましょう。
相手が変化に気づいて行動してくるかも
もしも恋人があなたを失いたくない、大好きだと思っているのなら、あなたが距離を置こうとした時にはその変化に気付いて、何らかの行動を取ることでしょう。
例えばこれまでよりも連絡してくる回数が増えたり、向こうから会おうと言ってくれたり、少なからず何らかのアクションを起こしてくるはずです。
もしこちらが距離を置こうとしていることに気付いても何も行動しなければ、それはまだあなたの気持ちが自分にあると余裕に構えているためか、もしくは残念ながら相手のあなたに対する気持ちが離れているためでしょう。
どんなに私生活や仕事が忙しくても、大切な恋人を失いそうになったのなら、何か一つだけでも行動を起こすでしょう。
それを見極めてあなた自身もよく考えるという方法もあります。
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10、自分に自信が持てるように努力する
自分に自信がない人は、恋人の気持ちや素行をつい疑ってしまうことが多いです。
けれども、その疑いはあなた自身が原因となっていますので、恋人に対してそれを責めたり、気持ちを要求したりするのは止めましょう。
自分に自信がない人は、少しでも自分に自信が持てるように努力しましょう。
自信を持つのは簡単なことではありませんが、どんな些細なことでも良いので、一つずつ努力をしていけばきっと自信を持つことが出来るようになります。
早寝早起きを続けている、断酒や禁酒を続けている、一日に一度は善行をしているなど、どんなことでも構いません。
「これだけは絶対に自信がある」というものを一つだけでも持っておくと、そこから自信を付けやすくなり、自分のことも好きになっていくことが出来ます。
少しでも自分のことを認めて、好きになってあげることが出来れば、恋人が自分を好きでいてくれる気持ちも、疑わなくても済むようになるでしょう。
️まとめ
恋愛で不安な気持ちを抱いてしまう時、あなたはその原因を相手だけに考えてはいませんか?
相手の素行が理由で不安になってしまうこともありますが、大抵は自分の自己投影や、自分に対する自信の無さから相手に対しても疑いや不安な気持ちを抱いてしまうことに繋がっています。
そのため、明確に相手に原因があるわけではない場合には、まずは自分自身に不安になる原因はないかと考えてみましょう。
自分に原因があるのなら、それを努力して取り除くことで相手に対する不安を減らすことが出来ます。
また、もし明確に相手に不安の原因があるのなら、直接相手に聞くなり、友人に相談して客観的な意見を聞くなりして不安の解消に努めましょう。
好きな相手に対して不安を覚えるのは当たり前のことです。
その不安を嫌がるのではなく、不安が生まれたらその都度しっかりと不安の原因と向き合って、一つずつ解消していきましょう!