ですから、安易に相手に「君ってM字型の生え際してるよね」なんて言わないようにしましょう。
相手もその言葉の意味を知っていたら、かなりショックを受けるはずです。
男性の場合M字との見極めが大事
男性の場合、前髪を下ろすよりもあげている人が多いですよね。
そのため、おでこの生え際がどうなっているのかは他人がみてもすぐにわかることが多いんです。
しかし、その人によっては”M字型”なのか”富士額”なのかまったく見分けがつかないこともあります。
というのも、富士額であってもその生え方のせいで生え際がハゲていたり、薄毛になっているように見えることがあるからなんです。
しかし、すべての人がM字だとか富士額だとか決め付けるものではありません。
それをしっかりと見極めていきましょう。
生え際がハゲてきている人というのは、髪の毛が全体的に薄くなっていることが多いです。
髪の毛はふさふさしていますか?
それとも剛毛な毛質なのに、少ないように感じるでしょうか。
もしもそうであれば、その方はM字型になります。
髪の毛の毛が細くても太くても毛の量がしっかりとあるのであれば、富士額になります。
とはいっても、M字型の方が「富士額で素敵ですね」なんて言われたら、ハゲが自信につながることもあるので、あえて伝えてあげるのも良いかもしれません。
富士額は美人の代名詞と言われていた
あなたは、富士額の人を見てどのように感じますか?
人によっては「古風で素敵だな」とか「なんだか奥ゆかしいイメージがあってほれぼれしてしまう」という方もいらっしゃることでしょう。
そのように思う人もいれば、「富士額になってしまって最悪だ」なんていう方もいるんです。
のちのちにお伝えしていきますが、富士額をしていると現代ファッションなどが似合わないなんてことも起きてしまうため、特にいまどきの若者たちにはあまり好かれない生え際なんですよね。
しかし、昔では”富士額”というのは「美人の象徴」「美人の代名詞」といわれていたんです。
だからこそ、水戸黄門や暴れん坊将軍、バカ殿様などで着物を身につけ、昔ながらの髪型をしている人はみな富士額なわけです。
いつの時代から言われている?
このように言われ始めたのは、はっきりとわかっていません。
しかし、しっかりと美人の象徴として記録されているものは江戸時代のものになります。
江戸時代には色々な文化が栄えましたよね。
そのなかには、女性の絵画を描くものがとても増えていました。
そこに描かれている女性というのが、富士額なんです。
また、昔ながらのおとぎ話の絵画でも富士額で描かれていることがあり、江戸時代よりももっと前の時代から「美しさの象徴」として言い伝えられていたのかもしれません。
富士額の特徴
富士額とは美人の代名詞…ということは理解できたでしょうか?
理解できたとしても、富士額が実際にはどのようなものなのかはあまり想像しがたいものですよね。
あなたやあなたの周りの人に富士額の人がいれば、すぐにでも想像しやすいものですが、そんな人が周りにいない人は、どうしても「どんなものなんだろう」と得体の知れないものとして捉えがちです。
そのままでいるのもいいですが、せっかく”富士額とはどんなものなのだろう”と気づいたのですから、富士額について知っちゃいましょう♪
これを知っておけば、「富士額の人の写真」として見せられた人でも「ここで富士額なのか!」と納得できるはずですよ。
また、あなたの周りには実は富士額の人が隠れていたなんてことも発覚するかもしれません!
さっそく富士額の人の特徴を見ていきましょう!あなたには、当てはまるでしょうか…?
和装にとてもよく合う
富士額の人は、とても和装が似合います。
特に和装をして仕事をしている方の中で「よく着物が似合っているなぁ」と感じる人はほとんどの方がこの富士額を持っているかもしれません。