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親孝行とは何か?親が死ぬまでにした...(続き2)

もう少し年を取ったら、親孝行でもしようと思っているようです。

しかし、親もいつまでも元気でいられるはずもなく、若い時から多少の親孝行はしてみたいものです。

この時の親孝行の基本は、「子供は幸せに暮らしているか」という不安を取り除いてあげることでしょう。

そして、親に対して気配りをしてあげることが大切です。

近くにいても、離れて暮らしていても、「元気で幸せに暮らしているよ、そちらも年だけれども元気ですか」と問いかけてあげるのです。

このことを頭に置いて以下のことをしてあげてください。

1.会話を増やす

同居している場合は別として、どこかで独立しているとか結婚して所帯を持っている場合には、お互いの近況もよく分からないことがあります。

最近はいっこうに便りも届かないし、元気でやっているのだろうか?連絡がないということは、病気で寝込んでいるのではないだろうか?と、心配になっているかもしれません。

小さい時からあまり話すこともなく大きくなってしまうと、なおさら話す機会もなくなってきます。

あなたのご両親は、きっとあなたの日常を知りたいと思っているはずです。

病気になっていないか、家族はみんな幸せに暮らしているかを知りたいのです。

特に男性の場合は、普段から親とは親密に話をすることもなく、顔を合わせた時でも親の方から「どうだ、元気か?」と尋ねられても「うん」と答えるくらいの会話しか出来ないことが多いのではないでしょうか。

親孝行の第一歩は、できるだけ親との会話を増やすことです。

簡単なコミュニケーションで良いので、時々親に電話をかけて、「元気ですか?」「今日は寒いよ。風邪引かないように」とか、親に持病があると「医者に行ってる?」などど、たわいもないことでも構いません。

頑張って声をかけて会話の量を増やしましょう。

理由もなく電話をかけにくい時には、両親の誕生日とか何かの記念日に合わせて、電話でのコミュニケーションを心がけると良いと思います。

手紙も良いのですが、できれば直接会うか電話での会話が重要です。

毎日一言は

親が老いてくると、急に倒れたり寝込んだりすることもあるでしょう。

昨日まで元気に動いていたのに、急に食欲もなくなって弱ることもあります。

だから、本当は毎日一言を話すように心掛けておくのも大事です。

親と同居していても、朝顔を合わせても声を出さずに会釈だけで済ませてしまう若者もいます。

改めて「おはよう」と言うのは照れくさいのかもしれません。

ですが、おはようの一言の挨拶でもよいので、声を出して会話をすることを心がけるようにしましょう。

遠くに離れて暮らしていても、スマホを使用している親も多いのですし、もしも親が独り暮らしをしているなら、安否確認のうえからも毎日一回は電話して確認すべきです。

電話をまめにかける

年老いた親もスマホを持つ時代です。

子供とはLINEで繋がっている場合が多いのですが、LINEでやり取りするのではなくて電話での会話をまめに行うようにすると良いでしょう。

子供が女性の場合は、既に結婚していても母親とはよく相談事とか話しをしているケースが多いようです。

問題は、男性の場合で、男性は親に電話をかける理由が少ないのです。

女性の場合は、40歳前後になるとホルモンバランスも悪くなって身体の不調も起こります。

こんな体調の相談や子供の進学や就職など、相談したいことが山ほどあるため、何かと電話相談をする機会も多いようです。

こんな相談事や親の体調も確認する目的で、電話はまめにかけてあげるのです。

親は子供の生の声を聞いて多少の会話をすることでとても安心します。

親は忙しいと言いながらも、長話になってしまうことも多いかもしれませんね。

親と電話で近況報告だけするつもりでかけても、嬉しくてイキイキとした声が帰ってくるはずです。

2.手紙を書く


最近はLINEでのやり取りが増えたのですが、たまには手紙を書くのもいいものです。

PCがあるからといって、PCで作った文章を印刷して送るよりは、下手な字で書いた手紙の方が親は嬉しいと感じるでしょう。