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嫌なことから逃げる「逃げ癖」な性格...(続き2)

2、期限付きで頑張る

嫌なことから逃げたくなった時には、期限付きで頑張るという方法を実践してみましょう。

例えば試験勉強をしなければならない時に、それが面倒で嫌で、ついサボってしまいそうになるとします。

そんな時には、「今から30分だけ集中してやろう」と自分で目標を決めましょう。

長い時間で目標を立てると挫折しやすいので、まずは短い時間で区切って、決めた時間だけは頑張るように努めましょう。

「30分だけ」と決めて取り組めば、いつの間にか集中して勉強出来ていることがありますし、また小まめに休憩を挟むことで気持ちにメリハリが付けられます。

ダイエットや運動、仕事などでもこのように、自分で期限を設定して行動すると動きやすくなりますので、ぜひ試してみて下さい。

3、達成した後のご褒美を作る

何事も、気持ちのメリハリがなければ中々続かないものです。

勉強でも仕事でも、終わりが見えなければ嫌になってしまい、嫌な気持ちを持つことで目の前のことから逃げ出したくなってしまいます。

そのため、自分が嫌なことに取り組む時には、それが終わった後のご褒美を作りましょう。

ご褒美はどんなものでも構いません。

ちょっとした買い物やいつもよりも豪華な食事でも良いですし、もしも嫌なことの規模が大きければ、終わった後には日帰り旅行のように大きなご褒美を用意しても良いでしょう。

自分がこれからやらなければならない嫌なことの規模に合わせて、それが終わった後のご褒美を作ってあげると、「ご褒美のためにも頑張ろう」と気持ちに張り合いを持てるようになります。

例えご褒美を用意しても逃げたくなる場合には、一人だけのご褒美ではなく、誰かと一緒にご褒美を楽しむ約束をしておくと、半ば強制的にでもそれに向けて頑張ることが出来るでしょう。

4、どこかに逃げ道を作ってあげる

嫌なことから逃げてばかりでも良くありませんが、まったく逃げ道を失くしてしまうのも、自分を追い詰めてしまうだけでしょう。

本当に困ってしまって、どうしようもなくなってしまった時には逃げ道を用意してあげることで、腰を据えて目の前のことに取り組むことが出来るようになります。

まったく逃げ道がなくなってしまうと、それでパニックになってしまったり、とんでもない無茶な行動に出てしまったりすることがありますので、一定の冷静さを保つためにも、どこかに逃げ道を作ってあげることは重要です。

ただし、いつでも逃げ道に飛び込もうとばかりしていると、目の前のことに集中出来なくなってしまいますので、ちょっとしたことでも逃げる癖がついてしまっている人にはあまりおすすめ出来ない方法かもしれません。

5、プラス思考を意識する


目の前のことから逃げてしまう人の場合、多くはマイナス思考をしています。

行動する前から不安要素や悪いイメージばかりをしてしまうため、そうなるのが怖くて目の前のことから逃げてしまうことも少なくはありません。

一方で、プラス思考の持ち主の場合には、行動に移す際には良い結果を想像していることが多いです。

また、もし行動した結果が悪いものであったとしても、「早い段階で失敗が分かって良かった」と前向きに考えることが出来ますし、直ぐに気持ちを切り替えてその対策に努めることも出来るでしょう。

プラス思考になると、どんなことでも良い方向へと物事を考えられるようになりますので、日頃からマイナス思考ではなく、プラス思考を意識するようにしましょう。

とはいえ、いきなりプラス思考に変えるのは難しいので、毎日小さなことから少しずつプラス思考へと切り替えていきましょう。

6、嫌なことから逃げた後のことを考える

嫌なことを前にした時、つい背を背けてしまいそうな時には、嫌なことから逃げた後のことを考えましょう。

試験や大会、仕事などのように、例えその場は逃げられても後々やらなければならないことがある場合には、ここで逃げると確実に後で自分が困るということを、今一度自覚しましょう。

夏休みの宿題を、休みの最終日になってから必死にやっている人は、その時になって「もっと早くからやっておけばよかった」と後悔するでしょう。

それを大人になってからもやっているようでは、子どもの頃から何一つ自分が学んでいないことになります。

嫌なことから逃げたくなった時には、その後のことをまず想像して、その場で踏みとどまる努力をしましょう。

大抵の場合、嫌なことはやり始めるまでが最も億劫で面倒で、嫌に感じます。

しかしいざやってしまえば、逃げた時の一瞬の安心感よりも遥かに心地良い充実感や達成感を得られることでしょう。

7、地道なことから始める

物事の目標を設定する時にも言えることですが、いきなり大きなことからやり始めようと思っても、なかなかそれが上手くは続きません。

何せ目標の達成までが遠すぎて、途中で心が折れて挫折してしまうからです。

そのため、嫌なことに対しても、いきなりすべてを片付けようとはせずに、一番身近なことからコツコツと、地道にやり始めるのがおすすめです。

やるべきことが例え10個あったとしても、地道にやっていると、いつのまにか10個の達成まであと少しになっています。