嫌なことがあると、ついついそれから逃げてしまうことってありますよね。

「苦手な人がいるからあの場所へは近づかないようにしよう」とか、「この仕事は苦手だから後回しにしよう・・」など、嫌なことから逃げる癖を付けてしまうと、なかなか逃げ癖を治せなくなってしまいます。

そんな逃げ癖を治すための改善方法についてご紹介していきます。

嫌なことから逃げる人生を、今こそ変えていきましょう!

また嫌なことから逃げてしまった……

どんな人にも、「嫌なこと」や「苦手なもの」というのは存在します。

例えば文系の頭の人は、計算や効率化などの理系分野が苦手なことが多いですし、力仕事が得意な人は、反対に手先を使った細かい作業は苦手だったりします。

個人の能力でも得意不得意や、好き嫌いがあるように、人間関係でもまた当然のように、好き嫌いが存在しています。

誰でも好きな人とは一緒に楽しく時間を過ごせますが、嫌いな人との時間は苦痛で仕方ありません。

一分一秒がとても長く感じられ、相手の一挙一動にこちらが不快な思いをすることもあるでしょう。

だからこそ、自分が嫌なことからはつい「逃げたい」と思ってしまいます。

あらゆる物事や人間関係において、嫌なことから逃げたいと思うことは人間として当たり前の心理です。

しかし、だからといって逃げ続けてしまうと、それがいつしか癖になってしまうでしょう。

逃げは“癖”になる


目の前の嫌なことから逃げれば、その時は回避できたことにホッと一安心出来ますし、嫌な気持ちにならずに済んで良かったと思えるでしょう。

例えそれで嫌なことが後回しになって、自分で自分の首を絞めるだけの結果になったとしても、嫌なことから逃げた瞬間は、快感にも似た心地よさを覚える人は多いです。

そうした逃げるという行為を一度でも経験してしまうと、その一瞬の安心感を覚えてしまい、無意識に次からも嫌なことがある時には逃げようとしてしまいます。

そこで踏みとどまることが出来れば、嫌なことに立ち向かうという勇気を取り戻すことが出来るでしょう。

しかし、一瞬の安心感を得たいがために何度も逃げることを続けていると、やがてそれは逃げ癖となり、何かある度に問題回避しようとする性格になってしまいます。

もちろん逃げてそれで事が済むのなら、時には逃げることも必要でしょう。

しかし、逃げてばかりでは自分の心の成長には繋がりませんし、また嫌なことを後回しにしていると、後になってから自分が苦しむだけの結果になってしまうでしょう。

嫌なことから逃げないための改善法9個

逃げ癖を付けてしまうと、結局は自分で自分の首を絞めるだけになってしまいます。

嫌なことを後回しにしていると、それが終わるまではずっともやもやとした気持ちを抱えることになりますし、そんな自分に嫌気がさしてしまうこともあるでしょう。

また、逃げ癖は周囲からの印象も良くありませんので、自分のためにもなるべく逃げる癖は改善した方が良いでしょう。

では、どうすれば嫌なことから逃げないようにすることが出来るのでしょうか?つい逃げ腰になってしまう人のために、嫌なことから逃げないための改善点をご紹介していきます。

1、余計なことを考えない

頭で考えてからしか行動が出来ないタイプの人は、常に物事に対して頭を働かせています。

慎重派であり、論理的で賢くもありますが、時にはあれこれと考え過ぎて動けなくなってしまうこともあります。

例えば何か1つ行動を取ろうとする時にも、「これをしたらああなってしまうから・・」や「あれをしたらああなるんじゃあないか」などと、不安な要素や心配事が生まれてしまうとおいそれと行動に移せなくなってしまいます。

ある程度考えてから行動するのは賢い選択ですが、反対に考え過ぎると悪い要素や不安なこともたくさん思い浮かんでしまうため、それが気になってしまい、結局は目の前のことを回避しようとすることがあります。

とりあえず行動することを意識する

頭で考え過ぎると不安になり、行動出来なかったり逃げてしまったりする人は、少しだけ考えたら後はあえて頭を使わないようにして、「とりあえず行動に移してみよう」と意識するようにしましょう。

先が分からない状態で前に進むのは誰だって不安です。

しかし、不安だからといって行動に移せなければ、いつまで経っても現状を打開することは出来ません。

それならば、多少は失敗があったとしても、まずは行動あるのみで前に進むことが大切です。

もしも進んだ先で問題があったり失敗があったりすれば、その時にこそ頭の使いどころでしょう。

普段からあれこれと考える癖はついていますので、それをその場でもやればいいだけのことです。

考え込むのは止めて、まずは一歩を踏み出してみましょう。

2、期限付きで頑張る

嫌なことから逃げたくなった時には、期限付きで頑張るという方法を実践してみましょう。

例えば試験勉強をしなければならない時に、それが面倒で嫌で、ついサボってしまいそうになるとします。

そんな時には、「今から30分だけ集中してやろう」と自分で目標を決めましょう。

長い時間で目標を立てると挫折しやすいので、まずは短い時間で区切って、決めた時間だけは頑張るように努めましょう。

「30分だけ」と決めて取り組めば、いつの間にか集中して勉強出来ていることがありますし、また小まめに休憩を挟むことで気持ちにメリハリが付けられます。

ダイエットや運動、仕事などでもこのように、自分で期限を設定して行動すると動きやすくなりますので、ぜひ試してみて下さい。

3、達成した後のご褒美を作る

何事も、気持ちのメリハリがなければ中々続かないものです。

勉強でも仕事でも、終わりが見えなければ嫌になってしまい、嫌な気持ちを持つことで目の前のことから逃げ出したくなってしまいます。

そのため、自分が嫌なことに取り組む時には、それが終わった後のご褒美を作りましょう。

ご褒美はどんなものでも構いません。

ちょっとした買い物やいつもよりも豪華な食事でも良いですし、もしも嫌なことの規模が大きければ、終わった後には日帰り旅行のように大きなご褒美を用意しても良いでしょう。

自分がこれからやらなければならない嫌なことの規模に合わせて、それが終わった後のご褒美を作ってあげると、「ご褒美のためにも頑張ろう」と気持ちに張り合いを持てるようになります。

例えご褒美を用意しても逃げたくなる場合には、一人だけのご褒美ではなく、誰かと一緒にご褒美を楽しむ約束をしておくと、半ば強制的にでもそれに向けて頑張ることが出来るでしょう。

4、どこかに逃げ道を作ってあげる

嫌なことから逃げてばかりでも良くありませんが、まったく逃げ道を失くしてしまうのも、自分を追い詰めてしまうだけでしょう。

本当に困ってしまって、どうしようもなくなってしまった時には逃げ道を用意してあげることで、腰を据えて目の前のことに取り組むことが出来るようになります。

まったく逃げ道がなくなってしまうと、それでパニックになってしまったり、とんでもない無茶な行動に出てしまったりすることがありますので、一定の冷静さを保つためにも、どこかに逃げ道を作ってあげることは重要です。

ただし、いつでも逃げ道に飛び込もうとばかりしていると、目の前のことに集中出来なくなってしまいますので、ちょっとしたことでも逃げる癖がついてしまっている人にはあまりおすすめ出来ない方法かもしれません。

5、プラス思考を意識する


目の前のことから逃げてしまう人の場合、多くはマイナス思考をしています。

行動する前から不安要素や悪いイメージばかりをしてしまうため、そうなるのが怖くて目の前のことから逃げてしまうことも少なくはありません。

一方で、プラス思考の持ち主の場合には、行動に移す際には良い結果を想像していることが多いです。

また、もし行動した結果が悪いものであったとしても、「早い段階で失敗が分かって良かった」と前向きに考えることが出来ますし、直ぐに気持ちを切り替えてその対策に努めることも出来るでしょう。

プラス思考になると、どんなことでも良い方向へと物事を考えられるようになりますので、日頃からマイナス思考ではなく、プラス思考を意識するようにしましょう。

とはいえ、いきなりプラス思考に変えるのは難しいので、毎日小さなことから少しずつプラス思考へと切り替えていきましょう。

6、嫌なことから逃げた後のことを考える

嫌なことを前にした時、つい背を背けてしまいそうな時には、嫌なことから逃げた後のことを考えましょう。

試験や大会、仕事などのように、例えその場は逃げられても後々やらなければならないことがある場合には、ここで逃げると確実に後で自分が困るということを、今一度自覚しましょう。

夏休みの宿題を、休みの最終日になってから必死にやっている人は、その時になって「もっと早くからやっておけばよかった」と後悔するでしょう。

それを大人になってからもやっているようでは、子どもの頃から何一つ自分が学んでいないことになります。

嫌なことから逃げたくなった時には、その後のことをまず想像して、その場で踏みとどまる努力をしましょう。

大抵の場合、嫌なことはやり始めるまでが最も億劫で面倒で、嫌に感じます。

しかしいざやってしまえば、逃げた時の一瞬の安心感よりも遥かに心地良い充実感や達成感を得られることでしょう。

7、地道なことから始める

物事の目標を設定する時にも言えることですが、いきなり大きなことからやり始めようと思っても、なかなかそれが上手くは続きません。

何せ目標の達成までが遠すぎて、途中で心が折れて挫折してしまうからです。

そのため、嫌なことに対しても、いきなりすべてを片付けようとはせずに、一番身近なことからコツコツと、地道にやり始めるのがおすすめです。

やるべきことが例え10個あったとしても、地道にやっていると、いつのまにか10個の達成まであと少しになっています。

一方で、同時に10個のことをやろうと思うと時間はかかりますし達成感も最後まで味わえません。

1個1個の作業が終わった時の気持ちの切り替えも出来ないため、結局は地道にやった時よりも無駄に時間はかかり、ストレスも溜め込んでますます嫌な気持ちになってしまうことでしょう。

8、逃げる前に相談する

嫌なことから逃げたくなってしまった時には、逃げる前に誰かに相談するという手もあります。

自分一人だけでは問題が解決出来なくても、人に頼ることで逃げずに済むこともあります。

例えば人間関係で、自分が嫌いな人がいるとします。

普段は関わらないように避ければ良いのですが、どうしてもその人と一緒に何かをしなければならなくなった時には、心底嫌な気持ちから逃げたくなるでしょう。

けれども、逃げたくても逃げられない状況もありますし、ここで逃げれば周りからの評価は下がってしまいます。

そんな時には、まずは自分と相手の間に誰か仲介人を立てて、間接的に嫌な相手と接するようにしてみましょう。

仲介人をなるべく温和で偏見のない人に選ぶことで、自分と相手とのやり取りを誤解なくこなしてくれることでしょう。

そして互いに様子見をしながら、少しずつ直接相手と接するようにしていくことで、最終的には嫌な相手とも無難に関係を築けるようになるかもしれませんし、相手のことを嫌な気持ちにも何らかの変化が生まれるかもしれません。

自分が相談する相手にはもちろん丁寧な感謝の気持ちを表す必要がありますが、時には人の助けを借りることによって、嫌なことにも立ち向かっていけるようになるかもしれません。

9、逃げる前に立ち止まってみる

嫌なことから逃げそうになった時には、逃げる前に一度立ち止まってみましょう。

「嫌だ!」という反射的な感情に任せて逃げてしまうと、冷静に思考することが出来なくなってしまうため、嫌なことと向き合うことも出来なくなってしまいます。

嫌なことを目の前にした時に、一度ピタッとその場で立ち止まり、嫌なことに向き合ってみましょう。

そこで、自分がそれの何が嫌なのか、本当に無理なのかどうかしっかりと考えましょう。

具体的に自分が嫌なことについて思考出来るようになれば、同時に解決策も考えられるようになります。

嫌なことが目の前にあると、つい感情的にそれを避けようとしてしまいますが、落ち着いて冷静にそれを見ることが出来るようになれば、逃げずに済む方法を考えられるようになるかもしれません。

嫌なことから逃げてしまう原因は?

嫌なことが目の前にあらわれた時、人は何故それから逃げてしまうのでしょうか?それがその人にとってどの程度嫌なことなのかによっても変わってきますが、大抵の嫌なことは「気分が乗らない」「苦手」「面倒くさい」「なんとなくイヤ」などの理由で嫌だと感じていることが多いです。

その程度の嫌だという感情であれば、ちょっと気持ちを入れ替えれば頑張ることは出来るでしょう。

一方で、本人にとってはトラウマレベルで嫌なことの場合には、逃げざるを得ない場合もあります。

では、一般的には人のどんな心理が原因となって、嫌なことから逃げてしまうのでしょうか?自分が嫌なことから逃げてしまう原因が分かれば、具体的な解決策も思いつけるかもしれません。

まずは自分自身の気持ちと向き合ってみましょう。

楽なことを思い出してしまう

一度でも嫌なことから逃げ出してしまった経験がある人は、その時の楽な気持ちを思い出して、ついまた逃げてしまいたくなります。

例えその楽な気持ちが一瞬のことで、その後大いに後悔したとしても、同じように嫌なことが目の前にあらわれたら、過去の楽だった感情が心の中に蘇ってきます。

そしてその楽な誘惑に勝てずに逃げてしまい、懲りずに何度も繰り返していると、立派な「逃げ癖」がついてしまうでしょう。

人は辛い状況に追い込まれた時に、現実逃避のように幸せだった、楽だった時の自分の姿を思い浮かべます。

そしてその時のような気持ちにまたなりたいと思い、つい現実から逃げ出してしまうことがあります。

けれどもそれは、常に前に進み続ける人間としては相応しくない行動でしょう。

しかし「よくない」と頭で分かってはいても、反射的に逃げてしまいそうになるのです。

自分のことしか考えていない

嫌なことがあると、直ぐにそれから逃げようとする人は、自分のことしか考えていないことが多いです。

本当に自分自身のためを思うのなら、嫌なことであっても積極的に取り組んで行って、嫌いなものや苦手なものを失くそうとします。

そうすることで自身の成長にも繋がっていきますが、そうしたポジティブな方向に物事を考えようとはしません。

ただ目の前のことが嫌だから逃げようとするだけであり、当人にとっては自分の内面を磨くよりも、一瞬の安心感を得ることの方が重要になっています。

自分が嫌な思いをしたくないという感情から目の前のことから逃げるため、例え自分が逃げたことで周りに迷惑がかかったとしても、それを何とも思いません。

誰かに迷惑がかかっても、自分が逃げることの方が最優先であり、逃げることが出来たなら、自分だけは安心して遠くから他の人が困った様子を眺めています。

周りからすれば卑怯な行動も、「自分のためだから」という理由で堂々と取ってしまうその身勝手さが目立つ人は、常に嫌なことから逃げる人生を選択し続けています。

何とかなるだろうと思っている

嫌なことから逃げる人の中には、「何とかなるだろう」と人生を楽観視している人もいます。

仕事が嫌で直ぐに会社を辞めてしまっても、実家にいれば親が生活の面倒をみてくれるだろうと気楽に構えている人や、恋人に我が儘放題に振舞っても自分からは離れていかないだろうと思っている人、また仕事の納期に遅れてしまいそうでも、適当に理由を付ければ何とか上司が許してくれるだろうと考えている人など、あらゆる物事に対して何とかなるだろうと思っている人は、その場の気分でふらふらと行動しがちです。

目の前に嫌なことがあらわれれば直ぐにそれから逃げて、それでも何とかなるだろうと甘い考えに浸っています。

このような思考になってしまう人の多くは、本当に人生で困った経験がないか、今まで周りが何かと助けてくれたかのどちらかです。

自分が本気で苦労したり、どん底まで落ちたりした経験がないからこそ、このように悠長に構えていられるのです。

一方で、きちんとやるべきことはしている上で楽観的な考えを持っている人もいます。

この場合の楽観的な考えは、あくまでも自分の知識や経験に基づいた上でされています。

「これは前にも経験したことがあるから、まだ少しはだらけていても大丈夫。」という経験からの甘えですので、きちんと自分で自分の行動を考えた上で楽観的に構えています。

つまりは根拠のある楽観視ですので、周りがそこまで心配することもなければ、当人が心底困るような状態にもならないでしょう。

しかし、根拠もなくただの甘えの感情から逃げてしまう人は、必ずいつか痛い目を見ることになるでしょう。

言い訳してしまう

嫌なことから逃げようとする人の多くは、逃げる自分に対して何らかの言い訳をしてしまいます。

例えば勉強しなければならないのにそれをサボりたい時には、「なんだかちょっと体調が悪いかも・・」と自分に言い訳をし、やりたくない仕事内容があった時には、「自分はこの後大事な仕事があるから・・」と周りに言い訳をして、嫌なことを回避しようとします。

何事も無理をするのは良くありませんが、理由をつけたり一々言い訳をしたりして、嫌なことから逃げるのは無理でも何でもありません。

無理と甘えや逃げとを一緒に考えようとする人ほど、嫌なことから逃げようとするタイプが多いです。

そしてまた、言い訳には嘘が含まれていることも多いです。

自分に対する言い訳だけならばまだしも、周りの人に対しても嘘の言い訳をしていると、それがバレた時には周りからの信頼を一気に失くしてしまうことでしょう。

逃げて後悔したことがない

これまでの人生で、自分が嫌なことから逃げた結果、まだ後悔したことがないという人も、自分が辛い目に遭っていないため、懲りずに何度も逃げる癖がついてしまっていることがあります。

逃げた先で楽な道しか歩んでいない人は、一度自分が痛い目を見ない限りは、逃げる癖を治すのは不可能に近いかもしれません。

人は誰でも楽な道を進みたいと思うものですが、「人生は一筋縄ではいかない」ということを理解しているのは、実際に逃げた先で困ったことになった経験のある人だけです。

一度泥棒に入られた人は用心深くなりますが、一度も泥棒に入られたことがない人は、いつまで経っても無防備な状態のままでしょう。

それと同じように、逃げた先で一度も苦労をしたことがない人は、同時に後悔もしたことがありませんので、逃げないという選択肢を選ぶ必要がないと思っています。

そのまま人生を逃げ切れることの出来る人なら、そうした方が人生は楽なのかもしれません。

しかし、人生とは必ずしもそう上手くはいかないものです。

何十年も経ってから初めて大きな後悔をする羽目になっても、仕方がないとしか言いようがないでしょう。

幸せな環境にいる

自分が今幸せな環境にいる人は、嫌なことを目の前にすると、その幸せを壊したくなくて、目の前のことから逃げようとする傾向があります。

例えば家が裕福で幸せな生活を送っているのなら、もしも夫がリストラをして仕事を失ったとしても、自分が幸せだと感じる生活水準を落とすことは出来ません。

その結果借金をしてでもこれまで通りの生活を無理に続けようとして、やがては自己破産へと追い込まれてしまいます。

また、学生の頃が幸せだった人は、社会人になってから現実の厳しさに耐えることが出来ずに、会社を辞めて学生の頃のように気楽な生活に戻ろうとします。

一人暮らしの場合にはそれは出来ませんが、実家暮らしであれば親に甘えて現実逃避をすることが出来ます。

幸せな環境に一度でも浸ると、その幸せな環境を維持し続けたいと思い、嫌なことや辛いことから目を背けて逃げようとします。

いずれは逃げた先でツケが回ってくることを頭では理解していても、欲望や自分の感情を抑えることが出来ずに、つい逃げてしまう人がいるのです。

自分に自信がない

自分に自信がない人は、嫌なことがあると直ぐにそれから逃げようとします。

自分に自信がある人は、例え嫌なことや苦手なことに直面しても、何とかそれを乗り越えて自身の成長に繋げようとする向上心の強さを持っています。

そのため、自分から苦難に飛び込んでいき、何かしらの結果を出したり経験値を積んだりすることが出来るでしょう。

しかし、自分に自信がない人の場合、「石橋を叩いてもまだ怖くて渡れない」ため、いつまで経っても行動することが出来ません。

嫌なことに立ち向かうのに恐怖し、自分が行動した先の悪い結果ばかりを想像してしまいます。

そしてそうなった時に自分が傷つくのが怖いと思い、行動出来ずに逃げようとばかりしてしまいます。

しかし、大抵の場合は逃げた先でも後悔することになるため、まさに踏んだり蹴ったりの結果になってしまうのですが、それでもなかなか逃げる癖が治せずにいます。

嫌なことから逃げることってダメ?

嫌なことから逃げ続ける人生は自分自身のためにも良くありませんが、そもそも逃げるという行為自体してはダメなものなのでしょうか?

どんな物事にも限度というものがあります。

もし嫌なことに立ち向かった時に、それが原因で怪我や病気をしてしまう恐れがあったり、トラウマになってしまうような恐れがあったりするような場合には、無理をしてしまうと余計に後悔する結果になってしまいます。

それならば、時には逃げるという手段も必要なのかもしれません。

では、どんな時には逃げても良いのでしょうか?

逃げる時と、逃げてはいけない時の違いが分からないという人は、以下を参考にしてみて下さい。

100%やりきって無理ならやめる

例えば自分が嫌なことに取り組んで、100%やり切ってそれでも無理だった場合には、逃げるという選択肢も有りでしょう。

人には個人で能力の差があり、出来ることと出来ないこととがあります。

それを判断するのは、全力でやり切ってみた結果の自分自身です。

例えばやり始めて数分でさっさと諦めて逃げてしまうのは、全力でやり切ったとは言わないでしょう。

けれども、ある程度の時間をかけて、自分が思いつく限りの方法を全て試してみて、それでもダメだった場合には、誰かに助けを求めるなり、それからは逃げてしまっても良いでしょう。

そうしなければ、今度はやっても無駄なことに余計な時間を使ってしまうことになります。

嫌なことから逃げるデメリット

嫌なことから逃げることによって、自分にどのようなデメリットがあるのでしょうか?どんな物事にもメリットとデメリットがあります。

逃げることのメリットが精神的な安心感を得ることや、楽な道を進めることだとしたら、逃げた先で自分が背負うデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

メリットとデメリットとを比較して、デメリットの方が嫌だと感じるのならば、逃げたくなった時には逃げた場合のデメリットを思い返すようにしましょう。

そうすれば、その場で逃げずに立ち止まることが出来るようになるでしょう。

極められず、浅い人間になってしまう

何でも簡単に諦めて、直ぐに逃げ出してしまうことを続けていると、何に対しても極めることが出来ずに浅い人間になってしまいます。

ある程度逃げずに実力を付けた人の発言には、信憑性も重みも感じられますが、直ぐに逃げてしまう人の発言はとても浅くて軽く、信憑性もあまり感じられません。

堂々と人に「これはこうだ」と意見を言えなくなってしまいますし、周りの信頼を集めることも出来ないでしょう。

自分に自信がなくなってしまう

嫌なことから逃げる人生を送っていると、いつまで経っても自分に自信を持つことは出来ません。

では嫌なことをやったら自信が付くのかと問われれば、少なくとも逃げた場合よりは自信が付きやすくなるでしょう。

もしも逃げずに挑んだ結果がダメだったとしても、「逃げずに挑めた」という事実が自分の中には残り、「やろうと思えばやれる」という自信に繋がります。

人間的な成長も期待出来ますが、逃げた場合には自信も成長も、一切得ることは出来なくなってしまうでしょう。

逃げることは最終手段!

逃げることは時には必要です。

ですが、だからといって直ぐに目の前の嫌なことから逃げてしまっては、あなた自身の経験値にも自信にも、成長にも繋がりません。

今よりももっと能力を高めたい、自分自身を成長させたいと思うのならば、まずは逃げずに嫌なことに立ち向かっていく勇気が必要とされるでしょう。

しかし一方で、全力でやり切ってもダメだった場合には、潔く諦めて逃げるという方法もあります。

逃げることはあくまでも最終手段として残しておき、そこまでは一生懸命に逃げずに、嫌なことに向き合っていきましょう!