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性格を変える8個の方法。習慣や行動...(続き4)

そして、自分が「こうありたい」と思うきっかけとなるものは、ほとんどが自分の理想とする人物の存在です。

自分がいて他人がいて、自分と他人を比較することで他人に憧れて、自分の今の性格を嫌だと考えてしまいます。

つまり、無意識のうちに自分の側に理想となる人物がいることによって、自分自身に変化を望むのです。

それは決して悪いことではないでしょう。

もちろん今のままのあなたにも、必ず素敵な部分は存在します。

しかし、それ以上に自分が素敵になりたいと望むのなら、それに向けて一生懸命に努力すれば、叶わないことは少ないでしょう。

性格はどうやって形成される?


先に、人の性格の形成について軽くご紹介しました。

持って生まれた遺伝的な要素と、自分の生まれ育った環境の要素の2つが組み合わさって、自分の性格は形成されています。

例えば親が物怖じせずに、人前に立ってスピーチ出来るタイプだとしたら、その遺伝を受け継いだ子どもも、物心ついた頃から人前に立つことに抵抗がなかったり、堂々と自分の意見を伝えられたりします。

練習したわけでもないのに最初から得意なことや、出来ることに関しては、親の遺伝が色濃く影響しているのでしょう。

もちろんすべてがそうというわけではありませんので、例えば親と似た部分を持つことにコンプレックスを抱いている人は、酷い場合には親と血が繋がっているということに嫌悪感を抱いてしまう人もいます。

しかし、あくまでも親と似た要素があるというだけのことですので、自分で意識をすることによって、親と同じような行動を取らずに済むこともたくさんあります。

そんな時には「しょせん自分は親と同じなんだ」と思い込まずに、「親とは違う生き方をしたい」と強い意志を持って行動することが大切でしょう。

生まれ持った遺伝的な要素は自分の性格の基盤ともなり得ますが、それをどのように変えていくのかはあくまでも自分自身の意識と行動次第です。

親の育て方


遺伝的な要素以外では、親の育て方によって子どもの性格が決まってしまうことが多いです。

例えば親が子どもを虐待したり、機嫌で子育てをしたりする場合には、子どもは常に人の顔色をうかがう性格になってしまうでしょう。

また、暴力的なことに対して異常に恐怖心を覚えたり、反面自分も感情的になると同じように暴力を振るってしまったりすることがあります。

一方で、両親からたくさんの愛情と思いやりの気持ちを持って育てられた子どもは、大人になってからも自分も同じように初対面の人に思いやりの気持ちを持てたり、愛情深い性格だったりします。

「三つ子の魂百まで」ということわざは、3つになるまでの間に親によって育てられた環境によって、子どもの性格が決まってしまうことでもあります。

そのため、個人の性格の形成において、親が与える影響というのはとても大きなものなのです。

いつも一緒にいる友達の影響


遺伝や親の育て方以外にも、いつも一緒にいる友達の影響で性格が形成されることがあります。

例えばいつも一緒に過ごしている友達がアウトドア派で、遊ぶ時にはいつも野山を駆けまわっていたのなら、成長過程でアウトドア派の自然を愛する性格になってもおかしくはないでしょう。

また、いつも一緒にいる友達が大人しい性格をしていて、いつも読書をしたりお人形遊びをしたりして過ごしていたのなら、友達と同じく大人しい性格になることがあります。

カメレオンほどとは言わなくても、人は長い時間を一緒に過ごす人の影響で、自分の性格にも変化が表れ、その人と似たようなタイプになることがあります。

そのため友人に恵まれれば人間性が豊かな良い性格になることが出来ますし、一方で悪い仲間とつるんでいると、考え方や行動も悪いものに染まってしまうことがありますので、付き合う人間関係も重要なのです。

性格を変えたくなる原因とは?


どんなことがあると、自分の性格を変えたいと考えるようになるのでしょうか?

何不自由なく生活を送っていて、人間関係にも恵まれている人であれば、自分のことも周りの人たちのことも好きになれますし、また自分の性格を変えたいと思うことすらもないでしょう。

一方で、人間関係や自分を取り巻く周りの環境、そして自分自身に不満を持っている人は、そんな自分を変えたいと思うことが多いです。

しかし、自分が「こんな性格になりたい」という理想を持ってはいても、それを実際に行動している人はそこまで多くはないでしょう。

大抵の人は理想を掲げてもそこから行動することが出来ずに、ないものねだりをし続けることでしょう。

自分を変えるというのはそれだけ大変なことでもあります。

まさに一念発起して「理想の性格になろう!」と奮い立たなければ、そう簡単に性格は変えられるものではないのです。

では、どんな原因があって性格を変えたいと思うのでしょうか?原因として多くみられるものを以下にご紹介していきます。

人間関係を上手く構築出来ないから


人間関係を上手く構築出来ない人は、それが原因で自分の性格を変えたいと思うことが多いです。

例えば引っ込み思案な人は、自分から人と関わっていくことや、距離を縮めていくことが出来ません。