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面接のお礼メールで伝えるべき10個...(続き3)

お礼メールを送ったからといって、優遇されるわけでもなく、必ず読んでもらえるということでもなさそうです。

面接はかなり上手く行ったと納得した時に、もっと好感度をあげておきたいと思ったり、この際より自分の熱意を伝えておきたいと思った時には、自分の気持ちを納得させるためにもお礼メールを送った方が良いでしょう。

ただし、転職の場合の面接では、転職エージェントを多分利用されているので、この場合はお礼メールは送る必要がありません。

それによって不利になることはないからです。

あくまでも、本人の能力を確認するための面接だからです。

お礼メールで伝えるべき10個のことと例文

面接のお礼メールで伝えるべきことと例文を説明している
面接後のお礼メールですが、自分では納得のいくメールを届けたと思っていても、よくよく考えるとあのような書き方は適切では無かったかな?と反省することもあるようです。

現代では、ネットで調べるとお礼メールの書き方などもたくさん見つけることもできます。

誰に送るべきか、送るタイミングはいつなのか、送らないでも採用に影響はないのかもまとめてあります。

お礼メールを送る相手は、一般的には実際に面接室で直接質疑応答した面接官と、採用の可否を判断する採用担当者になります。

面接までに既にメールでやり取りしていて、相手のメールアドレスが分かっている時には、宛名を面接官、そしてccで採用担当者(または採用担当部署)に送るのです。

面接官が数人いた場合は、役職の高い人から順に宛名を記入するのです。

しかし、面接の現場で面接官と名刺交換するわけがないので、アドレスが分かっている面接の中心になっている役職の人宛てに送るのが良いでしょう。

面接官のアドレスが分からなくて、採用担当用のアドレスしか分からない時には、その部署宛てにお礼メールを送っておいて、お礼の最後に「ご面接いただきました〇〇様によろしくお伝えくださいませ。」などと添え書きすることも好印象を与えます。

面接官や採用担当者のどちらのアドレスも分からない時には、その会社の連絡用のアドレスを利用して送ることも構いません。

その会社から以前に届いたメールがあれば、送信者のアドレスも書いてあるはずですから、その人経由でお礼メールを送っても問題はないでしょう。

ただし、面接官や採用担当者にいつ届くかは明確ではありません。

面接を受ける前に、いちどアドレスをチェックしてみることも必要です。

お礼メールを送るタイミングは、面接が終わった後に直ぐ送るのが効果的です。

採否の結果が出た後ではバツが悪いし、少なくとも面接の当日には送ることが重要です。

そのためにも、ある程度は準備しておくのです。

それでは、お礼メールを送る時の、伝えるべき10個のことについて説明していきます。

1.最低限の敬語表現や形式は守ろう

敬語というのは、基本的に3種類あります。

尊敬語と謙譲語、丁寧語です。

面接官や採用担当者などの立場が上の人に対して使う言葉で、相手を立てる言葉が「尊敬語」です。

自分の立場を低めて使う言葉は「謙譲語」です。

相手に敬意を払って丁寧に話す言葉は「丁寧語」です。

丁寧語は、目上の人も目下の人に向かって使う時もあります。

例えば、駅に向かう道に迷っていた子供達に、通りがかった社長さんが「駅はこっちの方向ですよ」と丁寧語で教えることもあるのです。

丁寧語とは、丁寧な言葉遣いで相手を尊重して言う時の言葉なのです。

話しを戻すと、お礼メールで注意する敬語として一番大事なのは、目上の人や第三者の人に対して使う尊敬語です。

何かの行為や状態などに対して、その人のことを立てて話す言葉です。

立てるべき人物のことを「敬意の対象」といいます。

ここでは、面接の時にお世話になった面接官や採用担当者が「敬意の対象」であって、その人の行為やものごと、状態についての尊敬の念を表すのです。

謙譲語に関しては、面接を受ける立場の人の方が明らかに立場が低いので、相手の行為やものごと(ご連絡、ご報告、お名前などの表現)には必ず必要な言葉です。

これを使うことを忘れると、友達同士の会話のような状態になってしまい、明らかに品位に欠ける常識のない人間として位置づけられます。

お礼メールの時には、十分注意する必要があります。

例文

敬語を使った文章は以下の通りです。