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面接のお礼メールで伝えるべき10個...(続き5)

どんなことをしているのか、どのような強みがあるのか、これから発展するのだろうか、などと知りたいことはまだまだ山ほどあるはずです。

それに、最近話題の勤務時間と賃金の関係や勤務帯(日勤や夜勤、フレックスタイム制や休暇など)は知っておきたいものです。

実際にその会社で働きたいと思っていると、面接官と具体的な話しに基づいたやり取りもしているはずです。

面接前に疑問に思っていたことも、面接で解決して納得したかも知れません。

また、各社とも厳しい経営環境が続く中で、どのように発展させようか、どのような方向に向かうべきかと迷っているはずです。

そんな時にも、自分が思っている考えや主観を質問されるときがあります。

自分が考えていること、他の人とは違う持論を持っているなら、説明できたかも知れません。

しかし、面接の時間も限られているので十分に説明しきれなかったことが多いようです。

そんな時には、お礼メールの中に自分が言い切れなかった思いを簡潔に書くことも効果的です。

面接官の記憶を蘇らせるかも知れないのです。

例文

「本日の面接で説明が足りませんでしたが、貴社の〇〇の資源を活かした〇〇の分野への挑戦もおもしろいのではと考えております。
もしご縁がございましたら、得意な分野ですのでお役に立てると考えております。」など、会社の方向性と自分の得意なことを結び付けた主観を述べたものです。

3.入社意欲を強く伝える

やはり、この会社で一生懸命働きたい、役に立ちたい、という熱意や意欲を感じさせる言葉でなくてはいけません。

面接で改めて気付いたこと、それをもとに自分はこう働きたいという入社意欲を強く訴えるのです。

面接のときにもしっかりと語ったとは思いますが、さらにその面談での質疑応答で今までにも増して入社したいという意欲がわいたことを伝えるのです。

例文(お礼メールの文脈の中に挿入する例文です)

「本日お忙しい中面接のお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。
面接の限られた時間の中で、貴社が掲げる経営ビジョンとそれに真摯に取り組む社員の皆様の熱気を感じることができました。
このような姿勢の会社で自分も精一杯働いて、会社に貢献していきたいと改めて感じることができました。」

「以前より貴社の経営方針に興味があり、第一志望として活動して参りました。
そして、本日の面接で貴社の活動内容の一端を拝聴し、社会的な活動にも力を入れていることを理解することができ、ますます貴社を志望する意欲が出てまいりました。
もし良い結果をいただけた場合には、自分の能力を精一杯発揮して貴社に貢献できる人材となれるように努力を続けていきたいと考えております。」

「面接のときに、面接官の〇〇様から貴社の創立時の苦しい時期のお話しを伺いました
そして社員一丸となって苦境を脱出して現在の会社に成長したことを伺い感銘いたしました。
貴社のチャレンジ精神を伺ったことで、ますます自分も貴社で働きたいという意欲が強くなりました。
良いお返事がいただけましたら、貴社社員の一員となってお役に立ちたいと考えております。」

もちろん、この例文の前には挨拶とお礼の文章が、そして後ろには締めくくりの文章を書くことになります。

4.就活を通して学んだことや考えたことを伝えよう

面接官にとっては、目に前の若者がどのような動機でこの会社を選んだのか、そして就活を通して何を学んだのかにも興味があるのです。

単に休日が多い、会社が便利なところにある、会社の建物が新しいとか歴史がある、給与が高いとかの動機もあるはずです。

また、ともかく大手の企業に入ると、将来に渡って生活が保障されるような気持ちになってしまうようです。

しかし、採用する側の人の考え方のポイントとは、社風に馴染んで真面目に働いてくれるか、仕事を進めていく上での能力は十分か、そして心身共に健康かということです。

そのために、仲間とのコミュニケーションも重要です。

会社に入ってからの学習意欲、忍耐強さもチェックしたいとも思うはずです。

働くということの責任の重さも知ってほしいものです。

そこで、お礼メールを送る時には、コミュニケーションが重要であること、働くことの意味や責任感、あきらめないという忍耐強さを学んだことも伝えるのです。

このように就活を通して学んだことが、面接でも大切なことであると再認識したことを伝えるのです。

就活で学んだことは、面接を通して無駄ではなかったと自覚できたことを伝えるのです。