例文
「就活を通して、何ごとも我慢強く行動することが大切であることを学びました。
そして、貴社での面接の時にも、何ごともあきらめずに努力することで大きな成果が得られたことを伺いました。
もし、良い結果が届きましたらこの教訓を忘れずに、忍耐強く働いて貴社に貢献できるように努めたいと考えております」
「就活では、いろんな人とのコミュニケーションの重要性を知りました。
自分の方から話しかけることも覚えました。
貴社の社風も良好なコミュニケーションで成り立っていることを伺いました。
もしご縁がございましたら、会話力も磨いて貢献できるように努力したいと思っております。」
5.内容はわかりやすく簡潔に伝える
お礼メールを送る相手は、たくさんのメールが届くためにじっくりと読む時間もないと想像できます。
しかし、もしかして気になっている学生がいれば、ちょっと目を通してみようと思って開くかも知れないのです。
そんな時のためにも、お礼メールの内容は分かりやすく簡潔にまとめておきたいものです。
そのために注意することは、簡潔で読みやすい文章にすることです。
難しいことわざや漢字は使わずに、常用漢字を用いて適度に改行するなどの書き方の工夫も必要なのです。
そして、サッと目を通しただけで内容が理解できるようなシンプルな構成にしておきます。
前にも書きましたが、お礼メールの文章の構成の順番は、
①タイトルと宛先
②お礼の挨拶
③面接で感じたこと
④伝えたい事や働きたいという熱意
⑤締めの挨拶
⑥署名
です。
文章には敬語を忘れないことと難しい言葉や言い回しは避けるべきです。
例文
件名: 本日の面接のお礼
〇〇株式会社
人事部 採用担当 〇〇様
本日面接のお時間をいただいた〇〇と申します。
本日はお忙しい中、面接の機会をいただき誠にありがとうございました。
貴社を第一志望と考えておりましたが、貴社の経営方針に対する具体的な取り組みを伺うことができ、より入社の意欲が強くなりました。
良いご連絡をいただけましたら、貴社に貢献できるように努力したいと思っております。
取り急ぎ、面接でのお礼を申し上げます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〇〇大学 〇〇(名前)
このような構成で簡潔に書きます。
6.企業への思いを伝える
採用する側にすれば、今後の会社を支えてくれる優秀な人材を採用したいと思っています。
会社の将来は、若い人に委ねられているのです。
そして、面接を受ける人にとっても、自分の人生をかけた就活なのです。