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ホワイトカラーとは?具体的な業種や...(続き3)

施術時や診察時は白衣の下にYシャツを着用していますし、出勤時は多くの割合でスーツです。

病院によっては、カットソーなどラフな装いの上に白衣を着ている場合もありますが、動きやすさを重視した結果や担当分野の違いであり、学会や会議に出席する際は絶対的な確率でスーツ着用となっています。

基本的に外科や麻酔科といった手術に関わる仕事が多い部門の医師は、あまりワイシャツとネクタイは着用しません。

裁判官

各地の裁判所において活躍する裁判官は、オフィスワークとは系統が異なるように思えますが、これもまたホワイトカラーのひとつです。

裁判を担当し判決や決定事項を言い渡すのが裁判官のメインの業務に思えますが、実際は資料や証拠の確認をはじめ、法に照らし合わせた判断事項の確認など事務的な業務が多数あります。

法廷に出る際は法服と呼ばれる専用の服を身にまといますが、勤務中は基本的に男女ともにスーツになるでしょう。

検察官・弁護士

裁判官がホワイトカラーとなれば、同じ現場で活躍している検察官や弁護士も同様です。

TVドラマ等で取り上げられることの多い職業なので、イメージがわきやすいと思いますが仕事中はスーツ着用が基本です。

裁判官の前で議論しているようなイメージが強いこちらの2職種は、一般の人では深く知り得ない専門的な知識多く習得しています。

それこそ、裁判に挑むとなれば、綿密な下調べが必要になりますし、既存法律や過去の判例といったさまざまな情報を常にインプットしていかなければいけないとても大変な職業です。

ホワイトカラーの中でも、医師と一位二位を争う頭脳が必要になります。

公認会計士

会計の専門家となる公認会計士は企業勤めの職種ですので、スーツでの勤務が基本。

ホワイトカラーの一つです。

会計監査や経理関係のほかコンサルティング業務や税務業務といった仕事を担っています。

企業にとってとても大切なポジションになります。

記者(コピーライター)

記者は働く人は、執筆時はさておき、取材に行く際はスーツなどきちんとした服装で出向くことが多く、ホワイトカラーとして認識されています。

アクティブに足を使って働くイメージも強いので、オフィスワークと言うとどこか違和感がありますね。

コピーライターというと、基本的にオフィスで執筆をメインに行っている職業ですので、ホワイトカラーと言って差し支えないでしょう。

エステティシャン

エステティシャンなど特別な手技などを習得する美容系の仕事は一部、ホワイトカラーと言われているものがあります。

エステティシャンやマッサージ師など、襟付きの制服を着て室内で施術するような職業は、オフィスワークとは少々異なりますが、室内でコツコツと行なう仕事には違いありません。

デザイナー

インテリアデザイナーや服飾デザイナーなど、デザイン関係の職種はホワイトカラーに当てはまります。

手がけるものにもよりますが、デザイン作業は主にオフィスにおいて行うため、パソコンに向き合う時間が長く一見すると事務職的な働き方に見えるでしょう。

事務系職業

一般事務、企画事務、総務、庶務、営業事務など、事務関係の仕事はホワイトカラーの代表格です。

スーツ着用の事務はオフィスワークは代名詞でもあります。

基本的には、パソコンでの事務処理や社内の備品管理・電話応対など、ほとんど自分の席についたまま仕事が完結しますね。

体力的にも仕事的にも働きやすいため、常に人気が高い職種です。

私服勤務可の職場も多々ありますが、割合的に白襟スーツの企業が多めでしょう。

カラーの判断基準は難しい

ホワイトカラーと呼ばれる判断基準はとても曖昧で、線引きが難しいため企業や人の考え方によって分類される異なります。

ホワイトでもブルーでもない、販売や営業のような仕事は、グレーカラーと呼ばれることも。

2つのカラーの中間的なポジションを示しているのでしょう。

今回は、その中でもホワイトカラーに分類されるか曖昧なラインの職種をいくつか紹介します。

保育士