周りの結婚できない女事情
現在では、女性の結婚が必ずしも必要ない時代となりました。
社会的な目や願望を除けば、女性は社会進出して自立するようになり、自分で自分を養うことができるくらに稼ぐことができるのです。
キャリアの女性の中には、男性よりもお給料が高いということも珍しくないでしょう。
ですが、その一方で、「結婚」に対する意識が下がったというわけではありません。
女性が自立した社会だからと言って、結婚という文化が廃れたというわけではないのです。
独身の女性の多くは、結婚したいと思っているのにできないという人です。
心の底から独身主義と言う女性は、それほど数が多いわけではありません。
ただ、結婚するのが難しいと言うだけなのです。
こんなにもいる結婚したい女性
自立、男女同権という考え方が広く普及した若者の間でも、結婚したい女性が少ないわけではありません。
ある調査によれば、20代、30代の女性で結婚したいと思っている人は全体の6~7割。
未だに全体の過半数が結婚に対して願望を持っているということを窺うことができますね。
もちろん、それでも結婚したいという女性が減っているのは事実のようです。
自分で自立でき、かつ、周囲の環境から結婚に対する夢が持てない女性は増えているようです。
ただし、それでもやはり、6~7割程の女性は結婚を夢見ているわけですから「女の子の夢はお嫁さん」というのも、あながち間違ってはいないでしょう。
また、結婚願望がなくても、周囲の結婚ラッシュに当てられて、結婚を夢見るようになる女性もいますから、持っている独身主義を一生貫く人ばかりではありません。
全体の半数以上が結婚に対する願望を持っているというのは意外ですね。
年齢によって願望は変化
年齢によって、結婚願望は変化します。
例えば、10代の内なら、結婚はまだ考えられないという人も多いでしょう。
ただし、ぼんやりと20代の半ばから後半では結婚したいと考えている人も少なくないのではないでしょうか。
ただし、20代になると、それは難しいとも考え始めるもの。
大学に行った女性たちは、就活をする時期になると真剣に将来を考え始め、自分の結婚に対する願望も現実化してくるでしょう。
一方で、彼氏のいない女性の場合には、自分の結婚に対してわずかに焦りを感じ始めるでしょう。
彼氏がいる女性であっても、「本当にこの人で良いのだろうか」と思い始めることもあります。
そして、大学を卒業する年代になると、女性の第一次結婚ラッシュが始まります。
大学からの恋人同士がゴールインという形での結婚は、他の女性の焦りに繋がります。
そして、結婚に対して強い願望を持っている人は、20代後半になると婚活市場に足を向け始めるでしょう。
30代になると結婚願望の高まりと焦りは大きくなります。
女性は、高齢出産となるのが35歳からと言われていますから、このタイムリミットに向けて結婚への意識が高まるのです。
子ども、結婚、家庭と言う言葉が頭を過って離れなくなるのもこの時期でしょう。
この婚活の時期を過ぎると、40代の比較的穏やかな婚活へと進みます。
今度は一生を一緒に過ごすための伴侶を探す婚活になるのです。
やはり、独り身で一生を終えるのが寂しいと感じ始めるのです。
ところが、この年代での婚活はやはり難しい部分も多く、30代のときと変わらない焦りを、なお持っているという女性も少なくありません。
結婚できな女性が増えているのは、男性にだって責任がある?
これだけ結婚を望んでいる女性がいるのに、結婚できない女性が多いというのは何か問題があるに違いありません。
これまでは、女性側の問題ばかりを取り上げてきましたが、実は、結婚できない女性が多いのは男性側の問題もあるのかもしれません。