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恋愛で相手の気持ちがわからない時の...(続き5)

不信感というフィルターを通してしまうと、相手の気持ちや言葉は途端に胡散臭いものになり、何を信じて良いのか全く分からなくなってしまうのです。

相手の気持ちが分からなくなった原因は、もしかすると、恋人本人の変化ではなく、アナタの中の恋人に対する評価の変化によるものかもしれません。

相手があまり表情に変化がないタイプ

人はそれぞれ感情の起伏や表現方法に個人差があります。

表情が豊かな人もいれば、あまり変化がない人もいます。

恋人と自分と感情表現の方法に差がある場合、相手の感情が読めずに不安に思うこともあるでしょう。

表情の変化が乏しい人は、喜怒哀楽の感情であまり大きな差がないので、何を考えているかとても分かりにくいです。

本人としては「楽しい」と思っていても、傍から見ると「楽しそうには見えない」…なんてこともしょっちゅう。

無表情気味なので、周りからは無愛想な人だと誤解されてしまうこともあります。

その感情の変化は、たとえ恋人だとしても細かく見抜くのには時間がかかるものです。

相手の様子をうかがいながら、「私といてもつまらないのでは?」「何か怒っているのかも?」と不安になってしまうケースもあります。

ですがこれは、相手との絆が深まってくれば徐々に解決していくものです。

感情が分かりにくい時は、思い切って「怒ってる?」「楽しい?」と聞いてみると、案外スッキリするでしょう。

価値観や育った環境が真逆

相手のことが分からない原因は、「感情が読み取れない」「考えが分からない」という以外にも、「思考が理解できない」ということもあります。

人は育ってきた環境や、経験してきたことによって価値観や物事の捉え方が全然違います。

付き合う前は分からなくても、恋人になって、よりお互いを深く知る段階になってから、互いの価値観の違いに気づくことも少なくありません。

自分にとっては当たり前のことでも、相手にとってはそうじゃないケースも多々あるでしょう。

自分のスタイルと異なるところが散見されると、「どうしたらそうなるの?」「なぜこうしないの?」と不思議に思いますよね。

こういう場合、互いがそれぞれのライフスタイルや価値観を尊重しあいながら歩み寄ることが大切ですが、絶対に譲れない所や気になるポイントがズレているとなかなか上手く噛み合わないかもしれません。

対等な関係性になっていない

恋人の気持ちが分からないことに悩んでいるということは、「分からないことを聞けない」関係ということでしょう。

もし、相手と対等な関係に立っていたら、分からないことがあった時に「どういうこと?」と聞くことができるはず。

しかし相手の顔色をうかがって、「なんて質問すれば角が立たないか」「聞いてもいいことなんだろうか」と考え悩み、結果的に心にしまったままモヤモヤとしているということは、相手に対して気を使っている証拠でしょう。

もちろん、親しき中にも礼儀あり、といいますので、相手の気持ちに寄り添って考慮することはとても大切です。

でも、自分が我慢して相手に本音を出せない関係では、恋人として長く付き合いを続けていくことは難しいのではないでしょうか。

相手の気持ちが分からない状態が長く続くのは危険

人の気持ちは、とても不安定で、その時の感情やテンションで大きく左右されます。

ですので、いくら恋人と言っても、相手の全ての一面を知っているかと聞かれればそうではありません。

時には初めて見る姿に驚くこともあるでしょう。

好きな人の新しい一面に触れると、相手に近づいている気がして嬉しい気持ちになるものです。

しかし、分からないことだらけで、いくら時が経っても相手に近づけたようなような気がしない…なんて状況は全く嬉しく無いですね。

不信感が増長する

こちらがいくら歩み寄ろうとしても、相手が距離を縮めさせるつもりがないのなら、いつになっても関係は縮まりません。

相手の気持ちが理解できないと、一緒にいても楽しくありません。

隣にいるのに気持ちが通じ合っていないような感覚は恋人として有るまじき姿。

「何か隠しているのではないか」「無理に付き合っているのでは?」と不安に思うような不信感がどんどん増えていって、疑心暗鬼になってしまうこともあるでしょう。

フェードアウトや喧嘩別れの原因になる

気持ちが通いあわず相手への不信感が増えていくと、一緒にいる時間も、離れている時間もモヤモヤして落ち着きません。

理解することを諦めてしまう人もいれば、相手に直接問い詰めて険悪な雰囲気になってしまう人もいるでしょう。