気になる人がいる、恋人がいる。
そんな人へ向ける「好き」の気持ちは、通常ならばとても前向きで明るいものです。
しかし、急に「相手の気持ちがわからない…」となってしまった経験はありませんか?
「どうして今、そんなことを言ったの?」「何を考えているの?」…など。
話をしていても、相手の感情がイマイチ理解できず、せっかく一緒に過ごしている時間なのにモヤモヤする割合が増えてしまった経験がある人も少なくないはず。
相手の態度や言動に分からないことが多いと、何を話しても釈然とせず、他のことまで楽しく感じられなくなってしまうんですよね。
こうなってくると、好きでいる理由さえも分からなくなります。
「恋愛ってつらいなあ」「恋愛ってこんなに大変だっけ?」と自分の感情に自信が持てなくなることもあるでしょう。
しかし、最初から諦めるのはまだ早いですよ。
まずは、自分の「好き」という気持ちを信じて、相手を理解するためにもう少し頑張ってみませんか。
恋愛で相手の気持ちがわからない時の7個の対処法
恋愛をしている時は、独り身の時と違って、気にかけるものが2つになります。
普段の生活でも、自分のことだけでなく、大切なパートナーのことを考えることが多くなりますよね。
時には、恋人の目線で物事を考えてみたりしながら、気持ちに寄り添って、相手のことをより深く知ろうとすることもあるはず。
これは、出来る限り相手の目線に合わせて、親身に支えていきたいという想いからの行動ですよね。
相手のことを誰よりもよく熟知して、考えを共有し合えるような「良き理解者」となることは、恋人としての目標でもあり、理想でもあります。
しかし、世の中には恋人同士の間で、越えられない壁を感じて悩んでいる人が沢山います。
理解したいと思っていても相手の気持ちが読めず、何を考えているのか分からない…という複雑な悩みは少なくありません。
人はそれぞれ、考え方も価値観も異なるので、はなからすべてを知り尽くしている人間はいません。
しかし恋人として長い時間を共にし、絆を深めていく過程で、自然とある程度、互いの気持ちが感じ取れるようになることが普通です。
いわゆる「ツーカーの仲」と言われるもの。
言葉がなくても、互いのことなら何でも分かる!…という関係に憧れている人も多いでしょう。
理解しようと努力しているのに、なかなか距離が縮まらず「パートナーのことが分からないなんて、恋人失格なんじゃ…」と落ち込んでいる人のために、今回は相手の気持ちが分からない時の対処法や、良い関係を築いていくコツを紹介いたします。
1、正直な気持ちを話すようにする
まず第一に「分からない」という気持ちを自分の中だけで抱え込んでいる時点でアナタの対応はNG!
アナタが気持ちを隠していたら、相手だって同じように「分からない」と感じてもおかしくありません。
もしかすると、互いに様子をうかがいあっているのかも。
隠し事なんかしていたら、ツーカーの仲には程遠いですよ。
恋人同士ならばなおさら、正直な気持ちを伝え合える関係になれるよう、勇気を持って踏み込んでいかなくてはいけません。
もし、踏め込めないままでいたら、相手の本質を理解できないまま終了を迎える可能性が高くなります。
無理をしている恋愛の「好き」の気持ちは長続きしません。
こちらが正直に話せば相手の話し方も変わる
相手を知ろうとするには、先ず自分がから心を開いて、常にオープンな状況を作り出しましょう。
相手を探っている時は、探っていることを悟られないよう心を閉ざして気持ちを誤魔化しがちになります。
こちらが本心を見せていないのに、相手にだけ「分からない」と言うのは理不尽です。
「自分を分かってもらう努力」をすることで、相手の態度も徐々に変わるでしょう。
まずは、「もっとアナタを知りたい」「気持ちが分からない時がある」と言葉にしてみてはどうでしょうか。
相手の嘘が見抜けるようになってくる
相手と本音で話せるようになれば、嘘が出た時に見抜けるようになります。
飾っていない普段のナチュラルな態度を知っていれば、緊張している時や不安な時の変化にも気付くことができるでしょう。
外であまり親しくない人といる時は、多少なりとも気を遣ったりしているものなので、なんの警戒もしていない素の表情を知る相手は極一部なんです。
お互いに、心をさらけ出して本当の姿を共有し合うことが、相手の気持ちを知るための第1歩になります。
2、分かりにくい部分は納得するまで聞き返す
人の感情とは、この世の全員がオリジナル。
まさに千差万別なので、誰1人として全く同じ感情を共有している人はいません。
みんな違う感性を持っているので、それぞれ気持ちの感じ方や表現方法は全くもって異なります。
例えば嬉しい時や悲しい時のリアクションだって、全員が同じわけではありませんよね。
同じ映画を見たとしても、すべての人が同じ感想を抱くことはなく、「良い」という人もいれば「微妙」という人、「全然ダメ」という人もいます。
感情の振り幅やその表れ方が違うということを理解したうえで、相手の気持ちをきちんと知る努力がしたいですね。
気持ちが分からない時は「教えて欲しい」という姿勢で、相手の気持ちを丁寧に掬いにいきましょう。
相手の気持ちが分からない理由は、自分と恋人の考え方にギャップがあることが原因かもしれません。
自分の概念にないものを取り入れるのは簡単なことではないので、分からない時は、根気強く相手の考えを汲み取りながら、「そういう考え方もあるんだ」と相手の思考のデータをためていくようすると、少しずつ分かることの幅が広がるでしょう。
モヤモヤの積み重ねが危険
相手の言葉や言動に「なぜ?」「どうして?」思った時、何も行動せず言葉を飲み込むと体内にモヤモヤが蓄積されていきます。
その都度きちんと消化していかないと、最終的に何にモヤモヤしていたのか分からなくなり、ただ理由のないイライラやフラストレーションだけが残るようになってしまいます。
「分からないのはいつものことだから、最早どうでもいい」…と、諦めてしまったらもう手遅れです。
まだ小さなモヤモヤのうちに、一つずつ解消するように努めれば、大きな問題に発展せずに済みますよ。
3、きちんと自己主張する
恋人の気持ちもそうですが、仕事や勉強のことでも同じ。
「分からないことを、分からないまま」にしてしまう人は、まず、自分の気持ちを主張をすることに慣れるべきです。
「分からない」と思った時、すぐに「分からない」と言える人と、言えない人では、物事の成長率や理解力が違います。
素直に分からないことを認めているかどうかが、大きな分かれ道。
自分の気持ちを認めて、周りに発信できるかは、本人の自信のなさやプライドが関係していることが多いようです。
「こんな事を言ったら嫌われるかも…」「うっとおしいと思われるかも…」と思う人は、恋人から本当に愛されている自信がないのでしょう。
「分からないことを知られたくない」「自分が恋人のことが分からないはずがない」と思う人は、恋人としてのプライドが傷つくことが怖いのではないでしょうか。
たかだか一言。
「分からない」と言えないだけですが、自己主張できない理由は意外と置くが深いんです。
遠慮するといつまでも仲良くなれない
恋愛をしている時は、自分ではなく相手を優先して物事を考える人が多くなります。
自分のことはさておき、相手の気持ちを真っ先に優先して、尽くしてしまう人は、どうしても相手に対して遠慮をしがち。
言いたいことが言えずもどかしい気持ちになったり、モヤモヤしたりするのは、無理に自分の気持ちに蓋をしているからでしょう。
恋人の為を思う気持ちや、嫌われるのが怖いという気持ちも十分、理解できます。
しかし、恋人同士の間に必要なのは、「遠慮」ではなく「配慮」です。
遠慮は「他人に対して言動を控えめにすること」ですが、配慮は「良い結果になるよう心を配ること」です。
似ている言葉ですが、気持ちの向いているベクトルが全く違います。
必要なのは互いの良好な関係が長く続くように、心を配る優しい配慮ではないでしょうか。
恋人相手に遠慮をしているようでは、距離は一向に縮まりません。
4、後出しじゃんけんはNG
相手に対して聞きたいことがあったり、言いたいことがある場合、「言わない」という選択肢を選ぶのも、時には必要な答えかもしれません。
しかし、後になって「あの時もこうだった」と掘り返すようなことをする後出しは絶対にNGです。
後から言っても、その時の状況を正確に覚えているわけではないので実のある話はできませんし、相手としても、その場で言われるのと、後から引き合いに出されるのでは受け止め方が全く違います。
「その場で言う」が鉄則
円満な関係を続けるためには、思ったことは「その場で言う」ことが鉄則。
言わないと決めたことは一生胸に秘めておきましょう。
これは、自分の身に置き換えて考えてみると分かりやすいはず。
思っていることをその場で言われれば「相手はそういう風に思うんだな」と相手側の一意見として素直に受け止めやすいですが、後から何かのタイミングで取ってつけたように過去の話をされるとそれは意見ではなく不満になります。
「自分はそんな風に思われていたんだ」と悲しい気持ちになって、他にも裏で良くないことを思われてるのではないかと、不信感を抱きますよね。
相手への気持ちは、溜め込んで不満になる前に、気づいた時に一つの意見としてすぐに外に出した方がスッキリ収まりますよ。
5、気持ちは文字で伝えるのもあり
あまり人に話をするのが得意ではなく、何を話しても冗談のように軽く受け流されてしまう人は、気持ちを文字にして伝えるのもおすすめです。
文章にすることで、伝えたいことを整理しながら誤解のないように気持ちを伝えることができます。
直接話すと、なかなか言いたいことがまとまりずらいこともあるので、真剣に相手との関係を考えている人はメールやLINE、お手紙に気持ちをしたためて、解決していくのがベストです。
話しても反応が薄い人、理解力が低い人には文面のほうが良い
自分の問題だけでなく、相手のタイプによっても、文字にして渡した方が効果的な場合があります。
話を軽く聞き流すようなタイプだったり、言ったことを理解するまで時間がかかるようなタイプには、文字で伝えるほうがいいでしょう。
わざわざ文字にして送ることで、真剣に受け止めて欲しいという気持ちが分かるはず。
メールにせよ手紙にせよ、文章を送る時は、はじめに「話すとうまく言えなそうだから、文章にしました」と添えておくようにしましょう。
6、相手の表情の変化をしっかり観察する
相手の気持ちは、話している言葉だけで察しようとするとうまく行きません。
細かい表情や仕草にも着目して、変化を捉えることができれば、更に相手への理解が深まりますよ。
イライラしてる時の癖、楽しい時の表情など、人にはそれぞれ感情の表し方に特徴があります。
心の動きと連動して表れるサインを見逃さないようにしましょう。
パターンや癖を把握するのが大事
一見何ともないことも、長い時間を一緒に過ごす恋人だからこそ分かることが沢山あるはず。
分かりづらいことや、本人でも気づいていないこともあると思いますが、それを探していくのも楽しいですよ。
7、共通の友達からの情報収集を
誰しも人は、さまざまな一面を持っているので、自分の目に映る恋人がその人の全てだとは限りません。
例えば、恋人に見せる顔と、友人に見せる顔、家族に見せる顔、仕事中の顔など。
それぞれ、自分が置かれている立場によって、立ち居振る舞いを変えるのは大人として必要なのスキルです。
人には、恋人だからこそ見せたい部分と、恋人のだからこそ見せたくない部分があると思います。
好きな人の前だからカッコつけたい、一番良い自分でいたいと思う人も多いでしょう。
きっと、相手の為を思って、敢えて見せない姿も沢山あるはずです。
もしかすると、アナタが気になっているのは相手のそういう部分なのかも。
ちょっと気になることがあるけど、本人に言うべきか迷っている…という人は、共通の友人を頼って、相手の話を聞いてみるのも一つの手です。
友達と恋人に見せる顔は違う
誰にだって、知られたくない一面があるものです。
10何年も生きてあれば、色々なことがありますから、消したい過去や黒歴史の一つや二つとあるはず。
自分の中には、あまり多くの人に知られなくない姿や、見せる相手を選ぶ姿もあるでしょう。
恋人だからといって、その人の丸ごと全部を知っておく必要はありません。
でも、どうしても不安な時は共通の友人に話を聞いてもらうと、アナタが不安に感じている部分が解決する手がかりが見つかるかも。
共通の友人に会うときは、隠れて会うのではなく、恋人にきちんとその事を言っておきましょう。
そして、友人に話を聞く時も、無理に聞き出すのではなく、「自分の話を聞いてもらう」というスタンスで相談するのが大切です。
これまでの過去、今現在の姿、色々な一面を全て合わせて、その人ですから。
恋人として、人として、相手の気持ちを尊重しながら、踏み留まるラインを見極めてくださいね。
相手の気持ちがわからなくて不安なあなたへ
好きな相手の気持ちがわからないというのは、不安なことですよね。
恋人だからこそ、気持ちを理解してあげたい、本音を共有したいと思うものです。
恋愛で相手の気持ちが分からなくなる原因
恋愛はとても複雑なものなので、時には先行きが不透明になったり、なにが正解か分からなくなることもあるでしょう。
楽しかったはずの毎日が、急に色褪せたように感じて、モヤモヤした気持ちが募っていく時は、相手と自分の間に見えない壁があるのかもしれません。
その壁はちょっとしたすれ違いや、不満が少しずつ積み重なってる徐々に高くなっていきます。
その壁のせいで、互いの気持ちは通じにくくなり、心の距離が開いていってしまうのです。
壁ができる原因は、最初はとても些細なことからはじまります。
会話が足りない
忙しくて会えない日が続いたり、喧嘩をしたりして、コミュニケーションが少ない状態が続くとお互いの考えていることが分からなくなっていきます。
特に、LINEやメールではなく、直接の会話が減っていくのは大きな原因の一つ。
顔を合わせていれば、言葉だけでなく、相手の表情や仕草から考えていることを読み取ることができます。
しかし、LINEの文章や電話越しの声だけでは、得られる情報が少ないので本意が読み取れなかったり、本当の気持ちが伝わらずにすれ違ったりしてしまいます。
それに、LINEや電話でのコミュニケーションは、必要最低限の簡潔な内容であることが多いですが、隣にいてお喋りをする時は違います。
今日あった面白いこと、悲しいこと、今の気持ち、明日の予定など、さまざまなことが話題にあがりますよね。
日々の何でもない会話の中には、お互いを知るあらゆる情報が隠されているんです。
ですから、直接会う時間や会話が減ると、お互いについて知る機会が少なくなり、遠く感じたりするのでしょう。
相手に遠慮している
まだ恋人との距離感を測りあぐねている人は、相手に対して遠慮している所があるのかもしれません。
「気になることがあっても、反応が不安で聞けない」「嫌われてしまいそうで本音を話せない」など、こちらから一線を引いて接している場合、相手のことが分からなくなって当然。
こちらが本音を出していないならば、相手も同じ状況だと考えるべきでしょう。
恋人になったからには、お互いがお互いの一番の理解者となって、本当の気持ちを分かち合う関係になることが理想です。
しかし遠慮していると言うことは、全てを打ち明けられるほど、深い信頼関係が築かれていないということになります。
好きな人にいい所を見せたい、嫌われたくない、と思う気持ちはよく分かりますが、互いに遠慮し合った関係では、恋人として長続きする関係になることはまず無理でしょう。
誰よりも近い距離で、たくさんの時間を共に過ごす相手だからこそ、本音を言い合える関係でなければ疲れてしまいます。
いくら好きな人の前だからといって、いつも猫をかぶった状態でいるのは、相当しんどいですよ。
相手に不信感を覚えている
これまで分かっていたはずの恋人の気持ちが、突然分からなくなった時は、相手に対する不信感が原因だったりもします。
何か相手を信じられなくなるような出来事があったのではないでしょうか。
きっと、何かがキッカケとなり、2人の間に感情の変化があったはず。
恋人が急によそよそしくなったり、逆にもの凄く優しくなったり、突然態度に変化が現れた時は、「何かあったのではないか」…と、不審に思いますよね。
どこか腑に落ちないような変化を感じた時は、気持ちがモヤッとして原因を突き止めたくなるものです。
何かモヤッとした時、直接気持ちを聞くことが出来る人もいれば、陰から様子をうかがう人もいるでしょう。
ことの原因がハッキリするまで、相手に対する不信感は消えず、見たままの姿や言葉を素直に受け止められなくなります。
不信感というフィルターを通してしまうと、相手の気持ちや言葉は途端に胡散臭いものになり、何を信じて良いのか全く分からなくなってしまうのです。
相手の気持ちが分からなくなった原因は、もしかすると、恋人本人の変化ではなく、アナタの中の恋人に対する評価の変化によるものかもしれません。
相手があまり表情に変化がないタイプ
人はそれぞれ感情の起伏や表現方法に個人差があります。
表情が豊かな人もいれば、あまり変化がない人もいます。
恋人と自分と感情表現の方法に差がある場合、相手の感情が読めずに不安に思うこともあるでしょう。
表情の変化が乏しい人は、喜怒哀楽の感情であまり大きな差がないので、何を考えているかとても分かりにくいです。
本人としては「楽しい」と思っていても、傍から見ると「楽しそうには見えない」…なんてこともしょっちゅう。
無表情気味なので、周りからは無愛想な人だと誤解されてしまうこともあります。
その感情の変化は、たとえ恋人だとしても細かく見抜くのには時間がかかるものです。
相手の様子をうかがいながら、「私といてもつまらないのでは?」「何か怒っているのかも?」と不安になってしまうケースもあります。
ですがこれは、相手との絆が深まってくれば徐々に解決していくものです。
感情が分かりにくい時は、思い切って「怒ってる?」「楽しい?」と聞いてみると、案外スッキリするでしょう。
価値観や育った環境が真逆
相手のことが分からない原因は、「感情が読み取れない」「考えが分からない」という以外にも、「思考が理解できない」ということもあります。
人は育ってきた環境や、経験してきたことによって価値観や物事の捉え方が全然違います。
付き合う前は分からなくても、恋人になって、よりお互いを深く知る段階になってから、互いの価値観の違いに気づくことも少なくありません。
自分にとっては当たり前のことでも、相手にとってはそうじゃないケースも多々あるでしょう。
自分のスタイルと異なるところが散見されると、「どうしたらそうなるの?」「なぜこうしないの?」と不思議に思いますよね。
こういう場合、互いがそれぞれのライフスタイルや価値観を尊重しあいながら歩み寄ることが大切ですが、絶対に譲れない所や気になるポイントがズレているとなかなか上手く噛み合わないかもしれません。
対等な関係性になっていない
恋人の気持ちが分からないことに悩んでいるということは、「分からないことを聞けない」関係ということでしょう。
もし、相手と対等な関係に立っていたら、分からないことがあった時に「どういうこと?」と聞くことができるはず。
しかし相手の顔色をうかがって、「なんて質問すれば角が立たないか」「聞いてもいいことなんだろうか」と考え悩み、結果的に心にしまったままモヤモヤとしているということは、相手に対して気を使っている証拠でしょう。
もちろん、親しき中にも礼儀あり、といいますので、相手の気持ちに寄り添って考慮することはとても大切です。
でも、自分が我慢して相手に本音を出せない関係では、恋人として長く付き合いを続けていくことは難しいのではないでしょうか。
相手の気持ちが分からない状態が長く続くのは危険
人の気持ちは、とても不安定で、その時の感情やテンションで大きく左右されます。
ですので、いくら恋人と言っても、相手の全ての一面を知っているかと聞かれればそうではありません。
時には初めて見る姿に驚くこともあるでしょう。
好きな人の新しい一面に触れると、相手に近づいている気がして嬉しい気持ちになるものです。
しかし、分からないことだらけで、いくら時が経っても相手に近づけたようなような気がしない…なんて状況は全く嬉しく無いですね。
不信感が増長する
こちらがいくら歩み寄ろうとしても、相手が距離を縮めさせるつもりがないのなら、いつになっても関係は縮まりません。
相手の気持ちが理解できないと、一緒にいても楽しくありません。
隣にいるのに気持ちが通じ合っていないような感覚は恋人として有るまじき姿。
「何か隠しているのではないか」「無理に付き合っているのでは?」と不安に思うような不信感がどんどん増えていって、疑心暗鬼になってしまうこともあるでしょう。
フェードアウトや喧嘩別れの原因になる
気持ちが通いあわず相手への不信感が増えていくと、一緒にいる時間も、離れている時間もモヤモヤして落ち着きません。
理解することを諦めてしまう人もいれば、相手に直接問い詰めて険悪な雰囲気になってしまう人もいるでしょう。
こうした問題を根本的に解決していくためのは、互いに思いを打ち明け、それぞれの気持ちを受け入れ合う姿勢が大切。
どちらか一方が「何とかしたい」と思って解決する問題でもありませんので、話し合いの際は自分の素直な気持ちを伝えることがベストです。
なんでわかってくれないの?複雑な思いを代弁してくれる曲
恋愛中ってなにかと苦しいものです。
「こんな辛い思いしてるのって私だけ?」「これなら恋をしないほうがマシ!」…なんとも言えないモヤモヤに苛まれた時はアナタの思いに寄り添ってくれる曲を聴いてみると落ち着きますよ。
今回は、恋愛中の複雑な思いを代弁してくれるメッセージソングを集めてみました。
周りには言えないような恋心を素直に歌ったラブソングなので、聴いてみると、改めて自分の気持ちと向き合えると思いますよ。
『あなたと私にできること』/安藤裕子
“私にはまだ話さない秘密があるの、もっと気にして
あなたには知らないフリしてあげてる事もあるのよ”
自分はこんなにも不安なのに、相手はどうして気持ちに気づいてくれないのか、このままでも寂しいと思わないのか…そんな率直な疑問と思いをストレートな歌詞で表現しています。
似たような思いを抱いている人も沢山いるはず。
“二人で創ろうよ”という歌詞は、想いを通い合わせたいと感じている人たちの心に刺さるはず。
『Because of you』/浜崎あゆみ
“どうして時々こんなに苦しい どうしていつでもこんなに愛しい
君じゃなきゃだめで”
相手のことが好きなのに辛くて仕方ない、でも嫌いにはなれない…そんな葛藤を力強く歌った一曲。
激しめのメロディーラインはぐちゃぐちゃになった心の中を表しているようでハードなのに切ない印象です。
若い女性のハートをがっちりつかんだカリスマ、浜崎あゆみの歌唱力が力強さに心が痺れます!
参考リンク:https://www.youtube.com/watch?v=COX9JX4l2Gs&feature=youtu.be
まとめ
恋愛をするときは、どうしても自分よりも相手を優先してしまうので、相手の感情に敏感になり、いろいろと不安を感じることもあるでしょう。
しかし、それは、それだけアナタが相手に真剣だということ。
どうにか互いの距離を縮めようと頑張っている証拠。
決して無駄な努力ではありません。
しかし人の気持ちを想像するのはとても難しいことなので、少しでもモヤモヤした時は思い切って打ち明けてみてください。
心の通じた温かいコミュニケーションを取るには相手との意思疎通が不可欠です。
きっとアナタは投げかける質問に明確な答えが欲しいわけではなく、好かれている自信が欲しいと感じているのでしょ。
「好きだから知りたい」「分かり合いたい」という思う気持ちが、きちんと相手に伝われば、きっと分かり合えることが増えますよ。
辛い気持ちや切ない気持ちをそのままにしてくと、いつの間にか「好き」の気持ちが負けてしまうかもしれません。
やらない後悔より、やった後悔をですよ。
ぜひ小さな一歩でもいいので、前進してみましょう。