CoCoSiA(ココシア)

先日とはどういう意味?何日前まで指...(続き3)

実際に、先日という言葉を使う場合、あまりにもかけ離れた日にちのことを意味して使っている人はあまりいないと思います。

なんとなく、この日にちなら大丈夫、この日にちだと離れているので使わないほうがいいなと考えながら言葉を選んでいる人のほうが多いはずです。

なので、自分自身の感覚を考慮しながら、言葉を選ぶようにしなければいけないということになります。

目安としては数日前から1ヶ月程度?

先日という言葉を使う場合は自分自身の感覚を感じながら言葉を選ばなければいけないということをお伝えいたしました。

しかしながら、普段から使い慣れてる人であればその感覚がわかるかもしれませんが、これまでに先日という言葉を使ったことがない人からしてみれば違和感を感じると思います。

そこで、先日という言葉の具体的な定義が明確にされていないながらも、簡単に使い分けられる目安についてご紹介していきたいと思います。

まず、先ほどもお伝えした通り先日という言葉は数日前や数週間前であれば問題なく使用することができます。

具体的に過去の日にちの記憶などがはっきりとしている場合は、先日という言葉を使用したとしても違和感なく使用できますし、受け取ることができます。

しかし、記憶が曖昧になってしまっていたり、あまりにもかけ離れた過去に日にちのことになると違和感を感じたりしてしまう結果になります。

なので、使い分けのラインとしては大体1ヶ月くらいが目安になるといえます。

1ヶ月程度ならばまだ記憶としては残っていますし、先日という言葉を使われても違和感はありませんよね。

しかし、2ヵ月、3ヵ月前に会ったのに先日という言葉を使われると少し違和感を感じ始めるようになるはずです。

なので、1ヵ月程度が先日という言葉の使い分けのラインになるということを覚えておき、明確な使い分けができるようにしておきましょう。

先日に似た言葉

先日という言葉の具体的な使い分けができるようになったところで、ここからは先日という言葉に似ている言葉についていくつかご紹介していきたいと思います。

そもそも、先日という言葉の意味自体はそれほど難しい意味ではなく、私たちが日常生活の中で頻繁に使っている言葉の意味でもあります。

例えば、先ほどもお伝えした通り過去の日にちであれば、昨日やおとといなどの言葉で表現したりすることができます。

しかし、ビジネスのシーンや厳正な場においては当然その場面に適した言葉に言い換える必要性があります。

そこで、ビジネスのシーンにおいても使用することができる先日という言葉の類義語のついていくつかご紹介していきたいと思います。

難しい言葉ではありますが、意味さえ知っておけばそれほど難しくない言葉でもありますので、覚えておきましょう。

1.先般

まずはじめにご紹介する前日に似た言葉の一つとして「先般」という言葉が挙げられます。

先般という言葉はおそらくあまり聞きなれない言葉だと感じる方が多いかと思います。

実際に、会話の中で先般という言葉が出てくることは基本的にあまりなく、使ったりすることなどもそこまで多くはない言葉になります。

しかしながら、まったく使わないのかと言われればそうではなく、先般という言葉は主に書き言葉などで用いられたりすることなどが多いです。

なので、会話の中ではなくあくまで文章表現の中でもちいる類義語であると考えていただければわかりやすいと思います。

では、先般という言葉にはどのような意味が存在しており、どのような使い方をするのか、簡単にご紹介していきたいと思います。

先般の意味

先般という言葉はどのような意味を持っている言葉なのかと言いますと、「この間」という意味を持っている言葉です。

意味だけを考えてみると先日という言葉とそこまで大きく意味が変わらないような言葉であるということが分かると思います。

この時点で先日という言葉と先般という言葉が似ていることは明白であり、類義語であると考えることができます。

では、この二つの言葉はどのような違いがあるのか?ということについて簡単に触れていきたいと思います。

先日という言葉と先般という言葉の違いとしては、何を対象にしているのか?ということが違うようになります。

例えば、先日という言葉について考えていただくと、日にちに対して重点を置いている、つまり日にちを対象にしているということがわかります。

しかし、先般という言葉に関しては日にちに対して重点を置いているような言葉ではありません。

この部分が大きな違いになり、明確な差を生み出す部分になることを覚えておいてください。

先般は出来事に重点を置く

先般という言葉と先日という言葉では、何に重点を置くのか?ということで根本的な意味が分かれるとお伝えいたしました。

では、先般という言葉は何に重点を置くのか?ということを考えると、先般という言葉は出来事に対して重点を置くような言葉になっています。