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冒頭とはどういう意味?使い方や例文・類語・反対語・英語表現を解説します

「冒頭ではこんなことをお伝えしましたよね」なんて言葉をどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?

主に”冒頭では”とか”冒頭文”、”冒頭記述”なんていう言い方で使われていることが多いですよね。

今回は、「冒頭」とはどういう意味なのか、使い方や例文、類語、反対語、英語表現を解説します。

この記事の目次

冒頭の意味とは?

冒頭には、「①文章・談話のはじめの部分。」「②物事のはじめの部分、はじまり。」という意味があります。

「冒頭=もののはじまり」というようにして覚えておきましょう。

文章・談話のはじめの部分

冒頭には「文章・談話のはじめの部分」という意味があります。

論文や書物などを読んでいると、「はじめに」という文章があるのではないでしょうか?

まさにそれが冒頭なんです。

本編とは違うもの、その導入部分になっている部分を冒頭ということができるんですね。

最近ではキュレーションメディアがにぎわいを見せていますが、その記事がなにを紹介してくれているのか、その記事で何を知ることが出来るのかというのを手っ取り早く知るために”短い文章”が全体文のいちばん最初に設けられているかと思います。

それには、その記事でどんなことがかかれているかを簡潔に説明しているんです。

それこそが”冒頭”になり、”冒頭文”とも表現することが出来ます。

今お読みになっていただいているこの記事にも”冒頭”が存在していますね。

物事のはじめの部分

文章のはじめの部分を表すだけではなく「物事のはじめの部分」を示すことがあるのも”冒頭”になります。

例えば、サッカーのテレビ実況番組を見たことはありますか?野球でもかまいません。

それらのほとんどの実況番組では、試合が始まる前に「どんな選手がいるのか」というのを説明してくれるようなプロフィール映像、これまでの試合の推移などを放送していることが多いですね。

その映像が流れて初めてグラウンドの映像が流れ、試合がスタートするわけです。

文章の構成のなかに”序論・本論・結論”という要素があるのを知っていますか?

論理的なものを伝える際には、そのように文章を組み立てるものです。

まさにこのプロフィール画像だとかこれまでの試合の推移というのは、”序論”にあたります。

序論こそが冒頭といってもいいでしょう。

そして試合という名の本論(本編)があり、サッカーの結果という結論(最終結果)がでるんです。

簡単にいえば、冒頭とは物事の始めにおくこと、または説明を入れることによって「問題はなんなのか、どこに注目すべきなのか」というのを伝えてくれていることになります。

読み手や聞き手、見ている側にとってとても重要な情報になるということです。

何も知らないままにある番組や物語を見るのもいいですが、「これから起こること」をだいたいでも知ることができれば、心がワクワクするのではないでしょうか。

前置きすること

冒頭という言葉には、「前置きすること」という意味もあります。

前置きとは、「本編などの本当に伝えたい課題を伝える前に伝えること、その文章や言葉」のことをさしています。

一つ前でご説明したことに関連があるのはすぐにお分かりいただけるでしょう。

何か本題が始まる前に、伝えるべきことを伝える。

そのための文章や言葉になるわけです。

シーズンごとにそれぞれのテレビ局では、連続テレビドラマを放送し始めますね。

そのドラマを見るきっかけってなんでしょうか?

それは「このドラマはこんなことしますよ~」「こんな内容ですよ~」「こんな女優さんや俳優さんが出ますよ~」なんていうのを紹介している紹介番組だとか、CMを目にしたからではないでしょうか。

それは前置きに当たるんですよね。

その前置きがあるからこそ、そのドラマの世界に入りやすくなります。

逆にその前置きがないことでドラマをみると楽しいということもありますが、内容を理解するまでになんとなく時間がかかってしまうでしょう。

そう、「冒頭」というのは理解を深めるためにも、これから話し合う内容をスムーズに進めるためにも必要なことなんです。

冒頭の使い方と例文

冒頭は「物のはじまり」に対して使うことができます。

普段、テレビのニュースなどでも「冒頭でお伝えした~~」などと使われることもあります。

また、ビジネスシーンでも会議などで「冒頭でお伝えした◯◯についてですが、」というように使うことも多いでしょう。

終始を冒頭に

物事には、始まりがあれば終わりがあるものです。

これは自然の摂理ですよね。

この文章はそんなことを伝えているんです。

終始とは、「はじめから終わりまで、そして態度などを最後まで貫き通す様子」という意味があります。

その意味を踏まると、この文章は「最初にとった態度を最後まで貫き通す」という意味合いになります。

人によってはコロコロと態度を変えるような人がいますが、そのような人はどこか信用ならないですよね。

それを避けるためのアドバイスとも取れる文章になります。

本文冒頭

この文章は、これまでにお伝えしてきたものを思い出していただければ、意味を理解できるかと思います。

この文章は「本文の冒頭」、「本文の最初の部分や出だし」のことを示しています。

「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました」というのであれば、その文章の冒頭部分はまさにその文章に当たるわけです。

それも導入部分ではなく、”本文”の出だし部分を指摘しているという点で間違えないようにしたいですね。

冒頭に引用した

この話し手さんが書いた文章では、なにか文章の最初の部分で「引用文」を使ったのでしょう。

引用文とは、他の文章に記載されている文章を転載することをいいます。

「最初の部分に引用したもの」という意味になります。

きっとこの前後では、何かを裏付けるためだったり、その証拠としてこの引用を用いたことまでも記されているはずです。

冒頭に述べた

何かを発表しているとき、なにかを伝えるための文章を作成しているとき、相手にいちばんに伝えたいことを文章の最初の部分である冒頭に盛り込むことが多いのではありませんか?

冒頭部分に重要な要素を盛り込んでおくことによって、聞き手や読み手の心をつかむことが出来るからです。

この文章は「文章の(この発表の)最初のほうでお伝えしました○○」という意味合いになります。

このように冒頭で伝えたいことのまとめ文を伝えておくことによって、相手の理解を深めるだけではなく、繰り返し伝えることになるので相手の耳に届きやすくなります。

冒頭に出てくる

映画を見たり、ドラマを見たり、はたまた小説を読んでいるとしましょう。

その映画や小説などの冒頭部分(最初の部分)に何かちょっと不思議なものがでてきたりすると、それを話題にして会話をしたりしませんか?

悪の帝王が最初の部分でニヤリと笑っているようなシーンが流れたら、それが気になってしまうのではないでしょうか?

まさにそのようなことをあらわしているのがこの文章になります。

映画の冒頭部分

映画には”導入部分”というものがあるはずです。

急に物語が始まるというよりは、「私はアンナ。アメリカに暮らしているさえないOL。」なんていう何かしらの説明言葉だとか、説明されているような映像が流れているはずです。

その導入部分を見ることによって、「この映画はこんなことを私たちに伝えたいのか」というのを感じ取ることが出来るんですよね。

映画の冒頭部分とは、映画の出だしであり、最初の部分のこと。

映画や長編ドラマなどって最初からみないと内容をなかなか理解できないのは、導入部分に重要な要素が隠されているからということになります。

冒頭にした

この話し手は、最初に何かをしたのでしょう。

あなたは何か物事を始める前に、下準備をしているのではないでしょうか?

また、スタートダッシュをきるために他の人とは違うことを行っているかもしれないですね。

ずばり、この文章はそのように”物事の最初の部分にした○○”という意味になります。

なにか新しいことを始める前には必ず計画を立てますが、その計画を立てるという行為さえも”物事のはじまり”である冒頭の一環として捉えることが出来るんです。

冒頭に使う

冒頭に使うとは、「最初の部分に使う」という意味合いになります。

文章を作成するとき、論文を執筆するときには冒頭部分のタイトルを「はじめに」だとか「イントロダション」なんて呼んだりするものです。

それらの言葉は必ず”冒頭部分”で使われます。

冒頭部分とは、その文章全体の最初の部分を示していますね。

「はじめに」だとか「イントロダクション」という名の章が文章の真ん中にきたり、終わりに来ることは絶対にありません。

そのように「物事や文章の最初に使うものだよ」という意味なのです。

冒頭の類語

冒頭の類語には「出だし」、「起こり」、「発端」、「イントロ」、「スタート」などがあります。

出だし

出だしとは、「物事のはじまりや最初のこと」という意味があります。

「出だしの一歩が肝心なんだよ!」といえば、「最初の一歩が肝心なのだ」ということを伝えたいということが分かります。

この言葉は、「冒頭」と同じ様に物事の最初の部分を示していますね。

要するに、「冒頭文」といえば「出だしの文章」ということになります。

起こり

起こりとは、「物事の始まりや起源のこと」、「特定の物事が発生してしまった原因」という意味を持っています。

「この時代の起こりは~」とか「そもそもこの問題の起こりは~」なんて使ったりします。

これらは、今起こっていることがどうして起きてしまったのか、最初はどのようにしてその問題や出来事がおきたのかを表す言葉になります。

ずばり、物事の最初の部分を示している「冒頭」という言葉と同じ意味を持っているということになります。

発端

発端は、「はじまりや起こりのこと」という意味です。

一つ前にお伝えした「起こり」と全く同じ意味を持つことになります。

「物事の発端は~」「この発端のせいで」なんて使われているのをあなたも耳にしたことがあるのではないでしょうか?

「冒頭」は特定の問題や文章の始まりの部分を示していました。

「発端」も同じで、物事の最初の部分を意味しているわけです。

少し違うのは発端というのは、何か原因になることをさす要素が強いということですね。

「冒頭」にはそこまでを示す意味は含まれてません。

イントロ

イントロとは、「イントロダクションの略称であり、導入部分」の意味を持っています。

よくクイズ番組で「イントロクイズ」なんていうのをやっていますよね。

イントロクイズというのは、ある曲の最初の部分(イントロメロディ)を流すことによってその曲が誰の何の曲なのかを当てるものです。

また、「これのイントロは」とか「イントロで悟った」なんていう言葉で使われています。

まさにこの「イントロ」の意味は、「冒頭」の”前置き部分””文章や物事のはじまりの部分”という意味で同じなんですよね。

それに多くの書物などでみられる「はじめに」という場所のことを「イントロダクション」として文章を書いている作者さんもいるくらいです。

なかなか想像できないのであれば、エッセイ集やコラム集、論文などに目を通してみるといいでしょう。

スタート

スタートは「始まり」を意味しています。

「冒頭」の意味である”物事や文章の始めの部分”に匹敵する意味を持っているわけです。

卒業論文などで、担当教授に「この冒頭部分は変えてこう」と言われることがあるでしょう。

ときに「このイントロ部分」と表現することもありますし、「スタート文がちょっといまいち」なんて”スタート”という言葉も使用することもあります。

冒頭の反対語

冒頭の反対語には「末尾」、「結末」、「終末」などがあります。

末尾

末尾には、「終わりの文字」、「終わりの言葉」という意味があります。

「冒頭」というのは、文章の始まりの部分を示していましたよね。

始まりがあれば、終わりがあるもの。

「始まり」の反対は「終わり」なんです。

終わりの文章という意味で、「末尾」は「冒頭」の反対語ということができます。

結末

結末とは、「物事の終わり」、「物事の結果」を表しています。

「冒頭」というのは、物事の始まりを示していましたし、これから何が始まるのかを要約した導入部分という意味がありましたね。

そのため「結末」とは「冒頭」の反対語ということができます。

「結末を早く知りたい!」というのは、「最終的にどうなるのか知りたい!」ということですよね。

終末

終末とは、「物の終わり」という意味があります。

”物の終わり”を示している「終末」は「冒頭」の反対語になる言葉です。

「この世の終末だぁ!」といえば、「この世の終わりだぁ!」という意味になりますよね。

冒頭の英語表現

冒頭を英語で表すときは、何の冒頭かによって使い分けると良いでしょう。

「exordium」=(講義や論文の)初め、序論、導入部、冒頭。

「opening」=(映画や本などの)出だし、冒頭。

「opening sentence」=書き出しの文、冒頭。

使い方をマスターしよう

今回は「冒頭」という言葉についてお伝えしてきました。

あなたの使っていた意味は、合っていたでしょうか?

日ごろから触れ合う機会の多い言葉ほど、まちがった意味で理解してしまっているものはたくさんあるんですよね。

記事内では、「冒頭」という言葉の意味以外にもその言葉の使い方について触れてきたので、分かりやすかったのではないでしょうか?

すぐにでも実生活に役立てていただけるかと思います。

多くの意味をもつ日本語だからこそ、より詳しく知り、そして使い方をマスターしていきましょう!

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