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顔に泥を塗るとは?例文や上司の顔に...(続き4)

上司のプライドを傷つけて、顔に泥を塗ってしまった時には、いったいどのように対処すれば良いのでしょうか?

これ以上最悪の状態にならないためにも、直ぐにやっておくべき対処法を以下にご紹介していきます。

とにかく誠意を持って謝る

上司の顔に泥を塗ってしまった際には、とにもかくにもまずは誠心誠意の謝罪が必要です。

「申し訳ありませんでした」と短い謝罪だけでは、とても相手の溜飲を下げることは出来ないでしょう。

また、あれこれと言い訳をするのも良くありません。

自分がどれだけ悪気がなかったかを伝えようとして、つい自分を守る言い訳をしてしまう人がいますが、そうすると余計に上司を怒らせてしまうことになります。

そのため、まずは上司の説教や怒りを全て受け止め、その上で誠心誠意「この度は○○さんに大変なご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした!」と深く謝罪をしましょう。

同じことを繰り返さない

たった一度でも上司の顔に泥を塗ってしまえば、それは大変なことです。

上司からの信頼は失くしてしまいますし、その際のこちらの態度によっては、上司との関係が険悪になってしまう恐れもあります。

そのため、きちんと誠意を持って謝罪をした後は、二度と同じことを繰り返さないように最大限の注意を払いましょう。

ミスはどんなに気をつけていても起こってしまうものですが、二度も同じように上司の顔に泥を塗ってしまうと、上司には「わざとじゃないのか」「前回の反省が出来ていないじゃないか」とますます信用を失くさせてしまいます。

単純に仕事のミスであれば二度目も許してもらえるかもしれませんが、少なくとも顔に泥を塗るという行為は二度許されることはないでしょう。

そのことを十分に肝に銘じ、同じことを繰り返さないようにしましょう。

上司を立てるような行動で挽回する

一度上司の顔に泥を塗ってしまったのなら、ただ謝罪を繰り返すだけでなく、上司が名誉を挽回出来るように努力しましょう。

例えば自分のミスで上司の顔に泥を塗ってしまった場合、次は自分の仕事振りで上司の顔を立てるように努めましょう。

上司が自分の直属の上司であれば、自分の業績や成功や、自分を指導する上司の功績でもあります。

会社は自分だけでなく、自分を指導する上司にも一定の評価を与えますので、自分が努力して上司を立てられる機会があれば、ここぞとばかりに努力しましょう。

解決策を提案して許しを請う

自分のミスで上司の顔に泥を塗ってしまった場合、上司によってはいつまでも怒っていたり、根に持ったりすることがあるかもしれません。

誠心誠意謝罪して、それで通じる上司であればまだ有難いですが、世の中そんなに優れた上司ばかりではないでしょう。

「俺に恥をかかせてどう責任を取るんだ」と無茶を言ってくる上司もいますので、謝罪をしてもダメな場合には、自分で解決策を考えて上司に提案し、その内容で許しを請うようにしましょう。

例えば上司の進めていたA案を自分が台無しにしてしまったなら、解決策としてB案を上司に提案します。

すると上司は完全に納得とまではいかなくても、B案を気に入ればそれで許してくれる場合があります。

おとしまえをつける

上司の顔に泥を塗り、その泥がとても深刻な場合には、ただ謝罪や代替案を出しただけではどうにもならない場合があります。

例えば自分のミスで会社に多額の損害を出してしまったなら、自分と上司の立場や関係によっては、会社はその責任を上司に取らせようとすることがあります。

しかし、普通の神経をしている人なら、自分のミスで上司が責任をとらされるなんてことはとても耐え難いことでしょう。

そのため、場合によっては自分できちんと落とし前を付ける必要があります。

ほんの数千円や数万円を自分が払って帳尻合わせが出来るのなら、進んでそうしましょう。

けれどもそういう問題ではない場合、休みをカットしたり給料をカットしたり、最悪の場合には辞職願も覚悟しなければならないでしょう。

そこまで大事にはならなくても、自分でしてしまったことのおとしまえをつける気持ちは持ちましょう。

失敗を忘れないようにメモに残しておく

一度でも上司の顔に泥を塗ったら、二度目はないと肝に銘じましょう。

そして、二度と同じミスを繰り返さないように、失敗した内容をきちんとメモに残します。

一度メモに残したらそれでおしまいというわけではありません。

メモに残したことは、定期的に読み返して頭の中で復習しましょう。

何度も復習することで、その内自然と頭にその内容が刻み込まれます。