休むことについての報告はもちろんのこと、仕事に必要な情報共有についても漏れなく行えるように、休みの連絡は、電話でしっかり伝えるようにしてください。
無断欠席
仕事を休む上で、一番やってはいけないことは「無断欠勤」です。
なんの断りも連絡もなく、勝手に仕事を行なう行為は、タブー中のタブー。
一度したらもう完全にアウトです。
働く会社との契約を破棄したと思われてもおかしくありません。
欠勤の連絡は、休む日の前日以前または、当日の始業時間前に済ませておくことが基本ですので、これから外れたらもうそれは無断欠勤になります。
休んだ日の昼や夕方に連絡する
始業時間に間に合わず、その日の昼や夕方に連絡するのも絶対にNGです。
例え体調が悪くて気付いたら昼過ぎになっていたなどの場合にもマナー違反になってしまいます。
このように後出しの連絡は、無断欠勤扱いになります。
仕事を休むことを前日・当日になって話す
会社の定めた休日以外の日に休みをもらう時は、予め休む日について相談しておきましょう。
病院の検査や冠婚葬祭など、「どうしても休日ではなく、その日にしか出来ない」という理由の場合、可能な限り会社側も調整してくれるでしょう。
休まなくてはいけない日がわかった時点で、早め早めに相談しておくのが鉄則。
体調不良や身内の不幸など、急を要する休み以外は、あらかじめ有給休暇として申請をしておくことが重要です。
連続休暇を取る
有給休暇を利用して休む場合は、土日と繋げて連休にしたり、何日もまとめて連続で休むのはできる限り避けましょう。
会社側が、連休取得を推奨していたり、上司が同じような休みの取り方をしている場合に限り、連休の取得も吝かではありません。
連休にする際は「この日に休んでも大丈夫ですか?」と上の人間にうかがいを立てて確認してからにしましょう。
しかし基本的に、連日休むことになると仕事が溜まりやすくなり、何かあった時の対応も遅れてしまうので、あまりオススメできません。
業務を周囲に任せがち
会社を休む時は緊急の場合を除き、自分の仕事が周りの人の負担にならないようにするのが基本です。
予めキチンと片付けてから休むようにしたり、休み明けに対処するように手を打ってから休みましょう。
自分の業務で周りに迷惑を状態なら、本来休むべきではありません。
特に新人のうちは、覚える業務も多く、まだ未成熟な状態なので先輩社員のように会社の戦力として活躍しているとは言えません。
業務を適切にコントロールすることも難しいでしょう。
まだまだ未熟な新入社員の間は我武者羅に仕事を頑張って、いち早く先輩に追いつけるよう休まず努める姿勢が基本です。
もし、やむを得なく休む際は、周りの人にアドバイスを貰いながら、極力周囲に迷惑をかけない状況を整えてから休むようにしてください。
具体的な対策は、後ほど紹介します。
繁忙期は避ける
休む時は、会社の繁閑の差をきちんと把握した上で申請するようにしましょう。
他の人が精一杯働いている繁忙期のタイミングでお休みを取るのは非常識です。
有給休暇の取得に限らず、体調不良についても同様です。
忙しい時ほど自己管理を徹底することが重要なので、繁忙期に体調を崩すのは、社会人としての自覚が足りないと思われかねません。
会社の業務によって、繁閑の月や、月の中で忙しい時期なんかも異なりますので、休む際はー比較的仕事が落ち着いているタイミングを見極めて申請しましょう。
仕事を休む時のマナー!時間やタイミング、伝えかたなど
休む時のマナー違反の行動をいくつか紹介しましたが、いかがでしょうか。
ポイントは自分が働き手として、そして一社会人として、どんな立場にいるのか、何を求められているのかを正確に把握して対応することです。
ここから、実際に休むことなった際、どのように対応するべきか、詳しいポイントやコツを紹介していきます。