会社を休む時は、社内外問わず、迷惑をかけない形で休む手筈を整えるのがベストです。
しかし、突然体調を崩してしまった日に、社外の人とのアポイントが入っている場合はどうするべきでしょうか。
多少体調が悪くても出勤するのが基本
社外の取引先やクライアントとのアポイントが入っている日に体調を崩した場合は、多少無理をしてでも出勤するべきです。
社内の打ち合わせや対応が滞る分には、まだ取り返しがつきますが、社外ともなるとそうは行きません。
相手側は、アポイントを入れた、その日のその時間のために、予定を調整しているはずです。
わざわざ作っていただいた時間を、こちらの体調不良で変更させるというのは、とても失礼なことです。
社会人になったら、体調管理も仕事のうち。
特に自社以外の人と関わりが多い仕事は、コンディションを整えてスケジュール通りに仕事が進むように調整せねばなりません。
もし、体調の悪い日にクライアント対応があり、代役を立てるのが難しい場合は、無理をしてでも対応をして、対応が終わり次第帰らせてもらうのが最善策です。
ここは何とか、気合で乗り切らなきゃいけない所ですね。
どうしても無理なら正直にその旨を伝える
本当にどうしようもなく体調が悪くて、立つのも歩くのも無理だというような事態になったら、まず社内に相談しましょう。
誰か代わりに対応できる人間を探して、可能な限りバックアップを行いながら代理を務めてもらいましょう。
もし、それも難しい案件ならば、クライアントに直接連絡を入れて、リスケをお願いするしかありません。
これは、他人に頼まず、自分自身で処理するべき事案ですので、キッチリ責任を持って対応しましょう。
4、仕事を抱えている時はマニュアルを作っておく
予め休む予定が分かっている場合は、休みの日に向けて、自分の抱えている仕事を片付けましょう。
もし休みの間に対応が必要になる際は、抱えている仕事のリストや、データや書類の所在をまとめて、それぞれの対応マニュアルを整えておいてください。
誰が見ても対応できるよう、わかりやすく丁寧に作ることを心がけましょう。
仕事を止めないようにする
アナタが仕事を休むことで、業務の流れが滞ったり、周りの人の負担が増えたりするような状況は極力避けなければいけません。
もし、誰かにお願いするにしても、できる限り円滑に進むよう、お膳立てしておくのは礼義です。
もし、周りの人にフォローしてもらったとしたら、ちょっとしたお菓子やお土産でお礼をしたり、その人たちが休む時に率先してお手伝いするような気遣いが大切になります。
5、休んだ後のフォローもしっかりと
仕事を休んだ次の日は休んでいた間、周りにかけた手間や、仕事の遅れを取り戻す必要があります。
休んだことを周りからとやかく言われない為にも、休みは事前の準備と次の日の対応までがワンセットです。
いつもより早く出勤してキャッチアップする
休んだ次の日は、いつもより早めに出勤をして、休んでいた間のメールや、仕事の状況をいち早く確認してください。
周りに遅れを取らないよう、きちんと休みの分を取り戻す努力をしましょう。
仕事を早く済ませる
休んだあと、その遅れを挽回するためには翌日の仕事を手早く進めていく必要があります。
休んでおいて残業をするなんてことにならないよう、仕事にはいつもより気合を入れて取り組みましょう。
「昨日休んだくせに、ダラダラ仕事してるな…」と思われたりしないよう、キビキビとした行動を心がけてくださいね。
仕事を休む時のマナーは本で学ぼう!
社会人としてのマナーを学びたい人は、参考となるビジネス書を読んでみるのがオススメです。
働く人として、配慮しなくてはいけない点や、気を付けるべきポイントを知る手がかりになるでしょう。
社会人としてのレベルを上げたい人は、まず大人としてのどのようにマインドをセットするかを知ることです。
人は、意識や心がけ次第で大きく変化することができますよ。
ここからは、ビジネスマナーを分かりやすく学べるビジネス書を紹介します。