「自分に好きな人がいる事は、誰にも知られていないはず…」と思っていても、周りの友達や家族はあなたの些細な変化に気付いている可能性は十分にあるのです。
こういう言い方をすると、現在片思いをしている人は、「周りにバレたら恥ずかしい…」とか「誰かにからかわれたらどうしよう…」という不安で頭がいっぱいになってしまうかもしれませんが、そんな風に考えなくても大丈夫。
あなた自身が「恋をしている」とか「好きな人がいる」と白状しなければ、周りが必要以上に騒ぎ立てる事もないはずなので安心して下さい。
それよりも注目すべきは、「好きな気持ちが言動に出てしまう人が殆ど」であり「好きという気持ちを完璧に隠し通せる中学生はいない」という事は、“脈ありなら相手からのサインは必ず出ている”という事です!
つまり、そのサインさえ見逃さなければ、相手の気持ちをほぼ正確に見抜ける事が出来るという訳ですね。
男女によってその現れ方が違う
何事も男子と女子とでは、物の見え方・心理状態・行動パターンが全然違うという事を覚えておいて下さい。
なので、中学生男子と女子とでは、恋愛に対する考え方や、好きな人への言動の取り方も異なるのです!
では、具体的に男女でどの様に違うのか…?
次で男女別に説明していきますね。
男子は恋愛に素直じゃない
中学生男子は、ハッキリ言って恋愛に関しては奥手と言えます。
なので、女子が喜ぶ様な上手いアプローチが出来ず、好きな女子に対して分かりやすくイジワルしたり、素っ気ない態度を取る男子もいれば、特定の女子だけやたら贔屓したりと、ある意味、好意がバレバレな男子が多いのです。
ちなみに、“好き避け”と“嫌い避け”の違いは、下で詳しく説明するので、そちらもチェックしてみて下さいね。
いくら過去に女子と付き合った経験があると言っても、恋愛というものに対して、とてつもない恥ずかしさを感じるものなのです。
だから、恋愛に対しても素直になれません。
そもそも、中学生と言えば男女関係なく、恋愛経験豊富な大人と比べれば、どうしたって恋愛初心者なのです。
特に男子は女子と違って、小学生の頃はゲームや漫画に夢中だったり、遊ぶ事にしか興味がなかったという子がほとんどではないでしょうか?
そうなると、恋愛に興味を持った事もないでしょうし、「付き合いたい!」と思う程、好きな子が出来たのも、中学生になって始めてという男子も珍しくないと思います。
しかも、中学生男子はクラスでも部活でも、男子同士のグループで群れてふざけ合って過ごす事の方が多いでしょう。
そんな仲間達も、ちょっと背のびをして大人びた振る舞いをしたり、いきがった様な言葉遣いをして、「恋愛なんて興味ない」とクールに振う子の方が多いと思います。
そんな中学生男子にとって、興味がない風を装いながら実は恋をしている事や、ましてや自分の好きな人の事を仲間に知られるのは、堪らなく恥ずかしい事なのです。
そんな恋愛初心者が好きな子に対して自然に接するなんて難しいと思いませんか?
ちなみにこれは、大人の男性でも難しい事だと思います。
当然、好きな子が出来てもどうアプローチして良いのか分からないでしょうし、仮に女子が憧れる様なアプローチの仕方を知っていても、それをスマートに実践出来る男子はほぼいないでしょう。
とにかく、恋愛に関しては男子の方が奥手で、なかなか素直になれません。
女の子への好意を隠しがちなので、好きな女の子に向ける脈あり行動も、場合によっては「分かりづらい!」と感じるかもしれませんが、見抜き方は後でバッチリ解説するので、気になる人はそちらもチェックしてみて下さいね。
女子のほうが強く出やすい
恋愛に関しては、女子の方が積極的と言えます。
女子は比較的早い段階で恋愛の楽しさに目覚め、小学生の頃から恋バナで盛り上がったり、恋愛漫画を読んで恋のお勉強をしている子も多いです。
恋愛に限らずですが、女子は中学生になると、男子よりはお姉さんの様な考えを持つ様になります。
なので例え恥ずかしくても、好きな男の子が出来れば一生懸命話す努力をし、好きな男の子が喜んでいたり、楽しそうにしている姿を見ると満面の笑みで答えてくれます。
それに女性は、男性に比べて「感情に支配されやすい」とも言われています。
好きな人の前だと意図や狙いと関係なく、気持ちがそのまま態度に出てしまうところがあるのです。
つまり、女子が出す脈あり行動の方が“素直さ”があり、好意が強めに言動に表れていると言えるでしょう。
中学生はピュアな表現が多い
お互いに中学生であれば、アプローチをする上で大人の恋愛の様な複雑な駆け引きをする事も、そうそうないと思います。
というより、あまり遠回しなアプローチをしても、相手に気付いて貰えない可能性がありますよね。
基本的に中学生はピュアな表現が多いと言えるでしょう。
それ故に、自分に向けられた好意が、「友達として好きなのか?それとも、恋愛対象として好きなのか?」が判断しにくい事もあるかもしれません。